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岡村信将プロの競馬予想｜宝塚記念 G1 - 2013年6月23日阪神11R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 10 | ゴールドシップ | 2.9 | 牡4 | 58.0 | 内田博幸 | ||
| 2 | 4 | 4 | ダノンバラード | 43.8 | 牡5 | 58.0 | 川田将雅 | ||
| 3 | 8 | 11 | ジェンティルドンナ | 2.4 | 牝4 | 56.0 | 岩田康誠 | ||
| 4 | 3 | 3 | ◎ | フェノーメノ | 3.2 | 牡4 | 58.0 | 蛯名正義 | |
| 5 | 6 | 6 | トーセンラー | 14.2 | 牡5 | 58.0 | 武豊 | ||
| 6 | 7 | 8 | ナカヤマナイト | 49.0 | 牡5 | 58.0 | 柴田善臣 | ||
| 7 | 7 | 9 | ローゼンケーニッヒ | 56.7 | 牡4 | 58.0 | C.ウィリ | ||
| 8 | 6 | 7 | スマートギア | 160.2 | 牡8 | 58.0 | 松山弘平 | ||
| 9 | 2 | 2 | タニノエポレット | 244.5 | 牡6 | 58.0 | 浜中俊 | ||
| 10 | 5 | 5 | シルポート | 47.2 | 牡8 | 58.0 | 酒井学 | ||
| 11 | 1 | 1 | ヒットザターゲット | 90.8 | 牡5 | 58.0 | 福永祐一 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 通常 | 3 | 4,000円 |
| 合計 | 1通り | 4,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 4,000円 | 0円 | -4,000円 | 0% |
岡村信将のコメント
世紀の４強対決と期待された宝塚記念。ファン投票１位のオルフェーヴルは肺出血のため出走回避となってしまったが、それでもＧ１・４勝の(11)ジェンティルドンナ、Ｇ１・３勝の(10)ゴールドシップ、そしてそれらにまったく劣らぬ人気の(３)フェノーメノ。３強の激突は見どころ十分のレースとして期待が持てそうだ。
競馬最強の法則２０１３年７月号で語らせて頂いたとおり、このレースは圧倒的にオルフェーヴルだと思っていた。４強ではなく、オルフェーヴルが抜けていると。２０１２ジャパンカップで(11)ジェンティルドンナに競り負けたとはいえ、それはラップギア「▼２▼２±０」平坦戦でのこと。この流れでの敗戦はオルフェーヴルの価値を下げるには至らないし、何より、そういった不得手な流れで５３ｋｇの(11)ジェンティルドンナにハナ差まで迫ったことを称賛すべきだろう。
「△３▼２△２」のシンザン記念、「▼１▼３±０」のオークス、そして「▼１△２△９」の秋華賞と「▼２▼２±０」のジャパンカップで強い競馬を見せた(11)ジェンティルドンナは牝馬らしからぬ平坦馬であり、瞬発戦想定なら圧倒的にオルフェーヴルが上と普通に考えられる。
平坦馬といえば(10)ゴールドシップはもっと露骨な平坦馬だし、(３)フェノーメノにしても瞬発力という観点からはオルフェーヴルには太刀打ちできない。……と、ここまでがオルフェーヴル出走を見込んだ上での瞬発戦想定の宝塚記念予想。競馬最強の法則２０１３年７月号での見解だ。
しかしそこから状況は変わり、オルフェーヴルは出走回避。そしてさらにインタビュー時点では出走想定に入っていなかった(５)シルポートが加わることになった。オルフェーヴル不在なら、今回の３強は(５)シルポートのつくるペース次第で如何ようにも変わってしまうと考えさせられた。
瞬発力順なら
(３)フェノーメノ＞＞(11)ジェンティルドンナ＞(10)ゴールドシップ
持久力順なら
(10)ゴールドシップ＞(11)ジェンティルドンナ＞＞(３)フェノーメノ
といったところ。(３)フェノーメノと(10)ゴールドシップ、どちらか一方でも力を出し切れたなら、(11)ジェンティルドンナが両方に先着するのは困難だろう。
さて、(５)シルポートはどのように逃げるのか。逃げることは九分九厘間違いないと思う。安田記念もそうであったように、もうこの馬にはそれ以外の道は無いからだ。(５)シルポートの中距離戦と言えば２０１１年天皇賞(秋)、５ハロン通過５６秒５の超ハイペースが思い出されるところだが、２０１０年オールカマー（芝２２００ｍ）では５ハロン通過６０秒０のミドルペース逃げ。
この２００ｍというのが重要で、今回は仮に大逃げの形になっても、そこまでの超ハイペース逃げにはならないのではないかと思う。「大逃げの形にして、実はミドルペース」というのが(５)シルポート陣営にとってのベストであるはず。突かれればハイペースも止む無しだが、逃げる(５)シルポートを突こうという馬は、このメンバーにはいない。
ハイペース想定なら(10)ゴールドシップとも考えてはいたのだが、（たとえ大逃げであっても）ミドルペースなら(３)フェノーメノ。離れた２番手以降はスローに近いベースである可能性が高い。
２ヵ月前の天皇賞(春)予想では(３)フェノーメノに◎を打ち、(10)ゴールドシップの敗因は「▼10▼１△８」の瞬発戦になったから、すなわちダービーと同じ負け方であると断じたのだが、別に天皇賞(春)は瞬発戦を想定して(３)フェノーメノを本命にしたわけではない。
その時の文章をそのまま抜き出してみると、
----------
セントライト記念と日経賞の勝ちっぷりは神戸新聞杯と阪神大賞典に劣るものではなく、エイシンフラッシュに足元をすくわれたものの、古馬を相手に天皇賞(秋)２着は菊花賞勝ちにも匹敵。フェノーメノがゴールドシップに対して卑屈になるところは何もないのではないか。
ひとつ差があるとすれば有馬記念。ゴールドシップは有馬記念、常識はずれの圧勝で一気に株を上げたのだが、今みるとその有馬記念はメンバー的に今ひとつだった感もある。秋４走目で“出がらし”状態だったエイシンフラッシュと、（２０００ｍまでは強いのだが）２１００ｍを超えると途端に信頼度の落ちるルーラーシップが相手。
ゴールドシップが有馬記念で３着ルーラーシップに付けた着差は約１馬身３／４、それに対してフェノーメノが天皇賞(秋)で３着ルーラーシップに付けた着差は１馬身１／４。２０００ｍよりも着差のつきやすい２５００ｍ、２０００ｍまでは強いのだが２１００ｍを超えると信頼度の落ちるルーラーシップ。ルーラーシップを基準に考えると、常識はずれの圧勝で一気に株を上げたゴールドシップ有馬記念でさえも、天皇賞(秋)フェノーメノと互角の内容と考えることもできる。
----------
単純に(３)フェノーメノのほうが上という可能性に賭けただけだ。その線で考えれば、今回(３)フェノーメノの評価を落とす必要はまったくない。天皇賞(春)と比較してさえ、（３０００ｍ超という）距離的優位のなくなる(10)ゴールドシップに対し、(３)フェノーメノは（３０００ｍ超という）不確定要素が消えただけなのだ。
(５)シルポートの大逃げを後続が余裕を持って見ているようなら(３)フェノーメノは更に有利。(10)ゴールドシップが勝つビジョンは、(５)シルポートの大逃げを各馬が早めに追いかける展開で、それらの上回るスピードでマクりきるしかない。展開的にも実務的にも、それはかなり困難なこと。その２つがガッチリと噛み合う可能性が高いとは、ちょっと思えない。
※印や金額は発走の約１時間前に確定。それまでは変更の可能性があります。
競馬最強の法則２０１３年７月号で語らせて頂いたとおり、このレースは圧倒的にオルフェーヴルだと思っていた。４強ではなく、オルフェーヴルが抜けていると。２０１２ジャパンカップで(11)ジェンティルドンナに競り負けたとはいえ、それはラップギア「▼２▼２±０」平坦戦でのこと。この流れでの敗戦はオルフェーヴルの価値を下げるには至らないし、何より、そういった不得手な流れで５３ｋｇの(11)ジェンティルドンナにハナ差まで迫ったことを称賛すべきだろう。
「△３▼２△２」のシンザン記念、「▼１▼３±０」のオークス、そして「▼１△２△９」の秋華賞と「▼２▼２±０」のジャパンカップで強い競馬を見せた(11)ジェンティルドンナは牝馬らしからぬ平坦馬であり、瞬発戦想定なら圧倒的にオルフェーヴルが上と普通に考えられる。
平坦馬といえば(10)ゴールドシップはもっと露骨な平坦馬だし、(３)フェノーメノにしても瞬発力という観点からはオルフェーヴルには太刀打ちできない。……と、ここまでがオルフェーヴル出走を見込んだ上での瞬発戦想定の宝塚記念予想。競馬最強の法則２０１３年７月号での見解だ。
しかしそこから状況は変わり、オルフェーヴルは出走回避。そしてさらにインタビュー時点では出走想定に入っていなかった(５)シルポートが加わることになった。オルフェーヴル不在なら、今回の３強は(５)シルポートのつくるペース次第で如何ようにも変わってしまうと考えさせられた。
瞬発力順なら
(３)フェノーメノ＞＞(11)ジェンティルドンナ＞(10)ゴールドシップ
持久力順なら
(10)ゴールドシップ＞(11)ジェンティルドンナ＞＞(３)フェノーメノ
といったところ。(３)フェノーメノと(10)ゴールドシップ、どちらか一方でも力を出し切れたなら、(11)ジェンティルドンナが両方に先着するのは困難だろう。
さて、(５)シルポートはどのように逃げるのか。逃げることは九分九厘間違いないと思う。安田記念もそうであったように、もうこの馬にはそれ以外の道は無いからだ。(５)シルポートの中距離戦と言えば２０１１年天皇賞(秋)、５ハロン通過５６秒５の超ハイペースが思い出されるところだが、２０１０年オールカマー（芝２２００ｍ）では５ハロン通過６０秒０のミドルペース逃げ。
この２００ｍというのが重要で、今回は仮に大逃げの形になっても、そこまでの超ハイペース逃げにはならないのではないかと思う。「大逃げの形にして、実はミドルペース」というのが(５)シルポート陣営にとってのベストであるはず。突かれればハイペースも止む無しだが、逃げる(５)シルポートを突こうという馬は、このメンバーにはいない。
ハイペース想定なら(10)ゴールドシップとも考えてはいたのだが、（たとえ大逃げであっても）ミドルペースなら(３)フェノーメノ。離れた２番手以降はスローに近いベースである可能性が高い。
２ヵ月前の天皇賞(春)予想では(３)フェノーメノに◎を打ち、(10)ゴールドシップの敗因は「▼10▼１△８」の瞬発戦になったから、すなわちダービーと同じ負け方であると断じたのだが、別に天皇賞(春)は瞬発戦を想定して(３)フェノーメノを本命にしたわけではない。
その時の文章をそのまま抜き出してみると、
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セントライト記念と日経賞の勝ちっぷりは神戸新聞杯と阪神大賞典に劣るものではなく、エイシンフラッシュに足元をすくわれたものの、古馬を相手に天皇賞(秋)２着は菊花賞勝ちにも匹敵。フェノーメノがゴールドシップに対して卑屈になるところは何もないのではないか。
ひとつ差があるとすれば有馬記念。ゴールドシップは有馬記念、常識はずれの圧勝で一気に株を上げたのだが、今みるとその有馬記念はメンバー的に今ひとつだった感もある。秋４走目で“出がらし”状態だったエイシンフラッシュと、（２０００ｍまでは強いのだが）２１００ｍを超えると途端に信頼度の落ちるルーラーシップが相手。
ゴールドシップが有馬記念で３着ルーラーシップに付けた着差は約１馬身３／４、それに対してフェノーメノが天皇賞(秋)で３着ルーラーシップに付けた着差は１馬身１／４。２０００ｍよりも着差のつきやすい２５００ｍ、２０００ｍまでは強いのだが２１００ｍを超えると信頼度の落ちるルーラーシップ。ルーラーシップを基準に考えると、常識はずれの圧勝で一気に株を上げたゴールドシップ有馬記念でさえも、天皇賞(秋)フェノーメノと互角の内容と考えることもできる。
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単純に(３)フェノーメノのほうが上という可能性に賭けただけだ。その線で考えれば、今回(３)フェノーメノの評価を落とす必要はまったくない。天皇賞(春)と比較してさえ、（３０００ｍ超という）距離的優位のなくなる(10)ゴールドシップに対し、(３)フェノーメノは（３０００ｍ超という）不確定要素が消えただけなのだ。
(５)シルポートの大逃げを後続が余裕を持って見ているようなら(３)フェノーメノは更に有利。(10)ゴールドシップが勝つビジョンは、(５)シルポートの大逃げを各馬が早めに追いかける展開で、それらの上回るスピードでマクりきるしかない。展開的にも実務的にも、それはかなり困難なこと。その２つがガッチリと噛み合う可能性が高いとは、ちょっと思えない。
※印や金額は発走の約１時間前に確定。それまでは変更の可能性があります。
払戻金
| 単勝 | 10 | 290円 | 2番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 10 | 140円 | 3番人気 |
| 4 | 370円 | 5番人気 | |
| 11 | 120円 | 1番人気 | |
| 枠連 | 4 - 8 | 2,560円 | 6番人気 |
| 馬連 | 4 - 10 | 5,150円 | 10番人気 |
| ワイド | 4 - 10 | 850円 | 8番人気 |
|---|---|---|---|
| 10 - 11 | 210円 | 3番人気 | |
| 4 - 11 | 860円 | 9番人気 | |
| 馬単 | 10 - 4 | 6,180円 | 15番人気 |
| ３連複 | 4 - 10 - 11 | 2,910円 | 7番人気 |
| ３連単 | 10 - 4 - 11 | 23,420円 | 53番人気 |
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