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第50回京都牝馬ステークス(24日、京都11R、GIII、4歳上牝馬オープン国際、別定、芝・外1600メートル、1着本賞金3500万円 =出走18頭)9番人気のケイアイエレガントが逃げ切り、昨年の福島牝馬ステークスに続く重賞2勝目を挙げた。内田博幸騎手(44)=美・フリー=は、昨年8月の落馬により左手を骨折して同11月に復帰して以来、重賞初Vだった。2着に15番人気のゴールデンナンバー、3着に8番人気のパワースポットが入り、3連単は同レース最高払戻金286万5560円の大波乱となった。
ケイアイエレガントが初の京都で粘りに粘った。昨年4月の福島牝馬Sに次ぐ重賞2勝目。初コンビの内田騎手は笑顔で相棒をねぎらった。
「差されそうだったけど、最後の最後までよく頑張ってくれた。馬の根性に感謝します」
軽快に逃げて、4コーナーでスパート。リードを一旦広げると、ゴールデンナンバーの猛追をクビ差でしのいだ。
内田騎手にとっても存在感を示すVだった。昨年8月31日の新潟競馬で落馬し、左手尺骨を骨折。11月8日の東京競馬で復帰したが、年間67勝で3年ぶりに100勝に届かなかった。巻き返しを期す今年、復帰後初の重賞Vを飾った。
中山競馬場でレースを見届けた尾形充調教師は「ヴィクトリアマイル(5月17日、東京、GI、芝1600メートル)を目指さないわけにはいかないな」と語った。6歳のベテラン牝馬はGI獲得を目指す。 (川端亮平)
★24日京都11R「京都牝馬S」の着順&払戻金はこちら
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