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第49回函館2歳ステークス(23日、函館11R、GIII、2歳オープン国際(特指)、馬齢、芝1200メートル、1着本賞金3100万円=出走15頭)JRAで現2歳世代最初の重賞は、浜中俊騎乗で1番人気に推されたカシアスがゴール前で差し切って快勝。同期の重賞ウイナー第1号に輝いた。タイム1分10秒0(良)。2着は12番人気の伏兵ウインジェルベーラで、さらに3/4馬身差の3着が4番人気のアリアだった。
さわやかに晴れ渡った函館のターフを力強く駆け抜けた。1番人気のカシアスが、横綱相撲で世代最初の重賞タイトルをゲット。堂々たる内容で人気に応えた。
「すごくいい手応えでしたし、直線に向くときには前は全部かわせると思いました。2着馬がかなりしぶとかったけど、しっかり捕まえてくれたのはこの馬の能力です」
浜中騎手が会心の表情を浮かべる。好発から、慌てずじっくりと5番手を追走。4コーナーで外に持ち出すとグイグイと伸び、粘り込みを図るウインジェルベーラをきっちりと捕らえた。
先を見据えた勝利でもあった。「行こうと思えばハナに行くスピードはあるけど、出していく競馬はしたくなかった」。結果だけでなく、内容も伴う勝利に鞍上は満足顔だ。馬名のカシアスは、米国の元プロボクサー、ムハマド・アリの本名カシアス・クレイから取られたもの。父キンシャサノキセキは、アリの代名詞でもある『キンシャサの奇跡』が由来だ。“蝶のように舞い、蜂のように刺す”アリのスタイルにぴったりの鮮やかな差し切りだった。
鞍上の浜中騎手にとっては、北海道で初の重賞V。これまで、この時期は主に関西圏で騎乗していたが、昨年初めて函館滞在を試みた。度重なるけがなどもあって新たな環境に身を置き、その2年目での重賞制覇。「いい形で終えられてよかったです」と笑みがこぼれる。今週からの地元・小倉参戦に弾みをつけた。
カシアスは今後、距離を延ばしてマイル路線を歩む予定。年内は朝日杯FS(12月17日、阪神、GI、芝1600メートル)が目標で、来春はNHKマイルCが視野に入る。
「その路線の血統だと思います。賞金も加算できたので、ゆったりしたローテーションで使いたいですね」と清水久調教師。鞍上も「マイルまでは全然、問題ありません。先々まで楽しみ」と期待を込める。
世代の快速王に向けて確かなステップを踏み出したカシアス。偉大なチャンピオンの名にふさわしい、明るい未来が待っている。 (斉藤弘樹)
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カシアス 父キンシャサノキセキ、母ラブディラン、母の父ディラントーマス。鹿毛の牡2歳。栗東・清水久詞厩舎所属。北海道新ひだか町・谷岡牧場の生産馬。馬主は(株)カナヤマホールディングス。戦績3戦2勝。獲得賞金3936万円。重賞初勝利。函館2歳ステークスは清水久詞調教師、浜中俊騎手ともに初勝利。馬名は「人名より」。
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