佐藤洋一郎
11月12日の京都10R・室町ステークス(3歳以上オープン、ダート1200メートル、ハンデ、16頭立て)は、西村淳也騎手の12番人気アイスリアン(牝5歳、栗東・高柳大輔厩舎)が中団から馬群を割るように伸びて快勝。初のオープン挑戦で勝利を果たした。タイムは1分12秒5(稍重)。勝ち馬にしぶとく食い下がったスマートフォルス(2番人気)はクビ差及ばず3戦連続の2着、さらにハナ差の3着には中団から内を突いて伸びたデュアリスト(7番人気)が入った。アイスリアンは、父キズナ、母アイスメアー、母の父サウスヴィグラスという血統。◆西村淳也騎手(1着 アイスリアン)「うまくいきました。一瞬しか脚を使えないのですが、うまく内に入ってロスなく運ぶことができました。馬もよく応えてくれました」◆高柳大輔調教師(同)「稍重でこの馬はずっと勝っているので、馬場状態が合っていたのかなと思います。最後までしぶとく伸びてくれたのは馬の成長だと思います。使ってきたので、この後は放牧に出そうと思います」