第27回
フェアリーS(10日、中山11R、GIII、3歳牝馬オープン国際、別定、芝・外1600メートル、1着本賞金3700万円=出走16頭)良血
ダンスファンタジアが圧巻のレース内容で重賞初制覇を飾り、
阪神JF9着の雪辱を果たした。タイム1分33秒7はレースレコードで、
レーヴディソール断然ムードの
桜花賞(4月10日、阪神、GI、芝1600メートル)が楽しみになってきた。コンビを組んだアントニー・クラストゥス騎手(25)=フランス=は日本の重賞初制覇。
フランスのアントニー・クラストゥス騎手(25)は、重賞8度目の騎乗でうれしい初勝利。「藤沢調教師やスタッフ、オーナーに感謝したい」と喜びを口にした。短期免許による来日2年目で、免許期間は2月いっぱい。次走の
クイーンCまでは騎乗可能だが、その後は本国でのシーズンに入るため、日本のクラシックシーズンには騎乗しない予定だ。ここまで4戦すべて違う騎手が騎乗してきた
ダンスファンタジアは、
桜花賞での騎乗者も流動的な情勢にある。