まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
クラシック最終戦、菊花賞(21日、京都、GI、芝3000メートル)の追い切りが17日、茨城・美浦トレセンで行われた。新潟記念Vから挑むブラストワンピース(美浦・大竹正博厩舎、牡3歳)は、Wコースの3頭併せで最先着。力強い動きで万全の態勢をアピールした。サンケイスポーツ調教評価は最高の『S』。ダービー5着のリベンジを果たし、最後の1冠を手にする。枠順は18日に確定、馬券は19日に金曜発売を実施する。
3冠のラストピースは譲れない。新潟記念(1着)から異例のステップで挑むブラストワンピースが、変則ローテの不安を力強い動きで鮮やかにぬぐい去った。
細かい雨が降りやんだWコース。東の真打ちは外サーワシントン(古馬500万下)、中ペルソナデザイン(2歳未勝利)を2馬身追いかけて加速した。
雄大な馬体を誇示しつつ、実戦と同様にフットワークは実に軽やか。直線は搭載エンジンが違うとばかりに瞬時に抜き去ると、スッと重心を落とす見事な反応を見せる。5ハロン66秒9、3ハロン36秒8-12秒5でまとめ、中に2馬身、外に2馬身半先着した。
「良かったですね。先週の追い切りではコーナーの立ち上がりに若干のタイムラグを感じたけど、今日は刺激にしっかり反応できていた」
見届けた大竹調教師が穏やかな表情で、先週からの良化度を説明する。本番まで適度に間隔をあける目的で採用した中6週のローテ。これまでの5戦は全て中6週以上で、今回も予定通りにメニューを消化してきっちり態勢を整えた。「もともと緩かった馬で、新潟記念でしっかりしたと思ったけど、今回はさらにしっかりとしてきた」とトレーナーは成長も実感する。
無敗戴冠を強く意識したダービー。無念の5着に敗れる一因となったゲートでの出遅れを防止するため、この日も追い切り後にゲート練習を消化。馬上には追い切りに騎乗していなかった池添騎手の姿があった。
「ゲートは絶対大丈夫とは言い切れないけど、しっかり練習できたし、僕自身もしっかりそのことを頭に入れて乗るつもりなので」
厩舎の判断で追い切りには騎乗しなかったが、臨戦態勢を整えたパートナーの背中を感じとり、いよいよ集中力を高める。頭にあるのは“雪辱”の二文字だけだ。
「ダービーは、自分がもっとうまく乗れば助けることができたという思いもある、本当に悔しいレースだった。一生に一度のクラシック。最後は何としても取りたい」
菊の大輪奪取へ-。野望に燃える若き海賊王は、20日に決戦の地に乗り込む。(内海裕介)
★中6週以上は!?
菊花賞が10月開催になった2000年以降、前走から中6週以上の間隔をあけた馬は菊花賞を勝っていない。ただし、これはダービー上位組など有力馬のほとんどが神戸新聞杯(中3週)、セントライト記念(中4週)をステップにしているためだ。中6週以上で上位にきた馬では、昨年3着のポポカテペトル(中8週)、16年2着のレインボーライン(中8週)、14年3着のゴールドアクター(中8週)などがいる。
★内海がミタ
調教の組み立てとしては先週11日の1週前追い切りの併せ馬(Wコース6ハロン81秒1、3ハロン36秒7-12秒6)が肝だったか。直線半ばでパートナーをかわしてからも池添騎手がびっしり追っておいた効果で、17日はコーナリング、直線の伸び脚ともに非常に素軽く感じられた。ダービー時は毎日杯から中8週だったのに対し今回は中6週。わずか2週間の違いとはいえ、間隔が短いことも仕上げにプラスに働いた印象で、気配に関してだけで言えば◎にしたダービー以上に好感が持てる。
★菊花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|