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朝日杯フューチュリティSの勝ち馬を探すGI企画『東西現場記者走る』で、東京サンスポの板津雄志記者(38)は栗東トレセンで密着取材中。2日目は世代最初の新馬戦を勝ったケイアイノーテックに注目した。デビュー2戦目のデイリー杯2歳Sは5カ月半ぶりもあり3着に終わったが、久々を1回使ったことでレース勘が戻れば好勝負必至だ。
風が吹くとこんなにも寒くなるのか。前日と大して気温は変わらないのに体感は全く違う。会う人が口々に「この冬一番の寒さ」と肩をすくめた。
寒いからって取材はやめられない。身を縮めながら歩いて平田厩舎に向かう。ターゲットはケイアイノーテックだ。実は前走のデイリー杯2歳Sで本命を打ったのだが3着どまり。道中で競走中止した馬の影響をやや受けたにしても、動ききれなかったように見えた。5カ月半ぶりで22キロ増の馬体が影響したのか。
担当の佐々木助手に質問をぶつけると、「体は大きく増えていても太め感はなかった。調教でもいい時計が出ていましたから。小柄だった馬がグンと背が伸びてひと回り大きくなっていたし、雰囲気が良かったんです」と前走時を振り返る。馬体増はほとんど成長分だったようだ。
では何が敗因なのか。すると「レース勘が戻っていなかったようです。競馬では終始、気が入っていなかった感じ。乗っていたジョッキーも4コーナーでもう手応えがなかったと言っていましたから」と説明。
なるほど、キャリアは新馬の1戦のみでそれから5カ月半もたっていれば、リセットされて初出走みたいなものなのだろう。むしろ、その状況で最後に重賞勝ち馬をかわして3着に入るのは能力の高さだ。佐々木助手も「もっているものはすごいと思う」とうなずく。久々を1回使われてレース慣れした今回は変わってくるに違いない。
母ケイアイガーベラはダート短距離で重賞2勝を含む9勝。栗東坂路でも4ハロン48秒台をマークするくらい突出したスピードをもっていた馬だ。佐々木助手はその母の担当者でもあった。「母と雰囲気は似ています。前ががっちりして後ろがすらっとしている体形も。この子もやれば速い時計は出ますよ。今のところは制御もきいています」。
母譲りの速力に父ディープインパクトの瞬発力が加われば、鬼に金棒か? 「そうであれば、うれしいですね」と同助手はほほえむ。
取材の裏ではケイアイノーテックが食事に夢中だ。口からあふれるほどほおばる姿が、自分と似ていて親近感がわいた。 (板津雄志)
★朝日杯FSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★世代一番星
ケイアイノーテックは現2歳世代の最初の新馬戦を勝ち上がったが、過去の世代一番星では1995年ビワハイジ、2013年レッドリヴェールがともに阪神JF(旧・阪神3歳牝馬S)を優勝。06年のローレルゲレイロも朝日杯FSで2着と2歳GIで活躍した。
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