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金鯱賞の追い切りが6日、東西のトレセンで行われた。昨年の菊花賞馬ドゥレッツァは、精神面を考慮して美浦Wコースでの単走追い。ラストの反応は上々で、6連勝に向けて視界は良好だ。また、昨年の覇者プログノーシスは栗東CWコースで追い切られた。香港遠征帰りの休み明けになるが、ひと追いごとに上昇気配を示している。
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3馬身半差Vの独壇場を演じた菊舞台から4カ月あまり。GⅠ馬として今年初戦を迎えるドゥレッツァが、孤高の単走追いできっちりと態勢を整えた。
真冬を思わせる寒さに、雨も加わった美浦トレセン。どんよりとしたムードを振り払うように、主役は悠然とWコースに姿を現した。圧巻の走りを見せた前走時はレース当週の併せ馬で素晴らしい反応を誇示していたが、この日は単独走行。それでも終始馬なりの手応えからしっかりと反応し、6ハロン83秒2、3ハロン36秒6-11秒4で駆け抜けた。
「半マイル(800メートル)の時計が気持ち遅かったので、(騎乗者に)無線で指示を出してゴール過ぎも長めに追ってもらった。全体的な時計や動きは良かった」
微調整も加えつつの最終追い切りに、尾関調教師は合格点を与えた。ここ2週が単走追いとなった理由については「間が空いている部分もあって、今までより少し力みがちなところが出ている。解消するには併せるより、単走で自分のリズムで走らせたほうがいい」と説明。「しっかりいい動きができていたし、力を出せるところまできている」と納得のGOサインだ。
強靱(きょうじん)な末脚で他馬を蹴散らした条件戦時とは一転し、菊花賞は序盤にハナに立つ変幻自在な立ち回りで快勝。トレーナーも「(菊花賞は)ああいうパターンがあったんですね、という感じ。この馬のセールスポイント」と操縦性の高さに絶対の自信を持つ。それだけに今春はさまざまな選択肢が考えられたが、金鯱賞から天皇賞・春(4月28日、京都、GⅠ、芝3200メートル)と国内路線を歩む。
「(前走後の)回復が早ければ京都記念もありましたが、馬の状態面、そして次の天皇賞までしっかり間隔が取れるということでここから。3歳のときは調教で負荷をかけたあとに疲れる部分があったが、今はそのあたりもしっかり。59キロはやってみないと分からないけど、この馬の能力を信じたい」と指揮官。底力でハードルを乗り越え、いざ6連勝へ-。底知れぬ逸材が、さらなる進化を見せつける。(内海裕介)
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