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武豊騎手(53)=栗東・フリー=が、ヘリオス(栗東・西園正都厩舎、騸7歳)とのコンビで臨む2023年のJRA・GⅠ開幕戦フェブラリーSで虎視眈々と主役の座を狙っている。
今年に入ってJRA通算4400勝、37年連続同重賞Vなど記録を打ち立てる名手は、フェブラリーSがGⅠに昇格した1997年以降、27年連続の参戦。今回、53歳11カ月5日での勝利となれば、JRA・GI史上2位の高齢V(最高齢は2002年天皇賞・秋をシンボリクリスエスで制した岡部幸雄元騎手の53歳11カ月28日)となり、自身が19年のインティでマークした当レースの最年長優勝記録(49歳11カ月3日)を大きく塗り替える。
前走の根岸Sは15着に敗れたが、昨秋のJpnI南部杯では果敢に逃げてカフェファラオとハナ差の2着だった。「スタートが速いので、他との兼ね合いはあるけどハナに行きたい。一発狙うならそれしかないと思う。南部杯のような競馬ができれば」と人気薄での逃亡劇で一発を狙う構えだ。
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