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今週開幕する阪神の日曜メインは京都記念。一昨年はクロノジェネシス、昨年はラヴズオンリユーがここから世界レベルの名牝へと飛躍をとげており、今年は昨年のオークス馬ユーバーレーベンが“名牝への登竜門”突破へ意気込む。
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「調整過程は今までで一番。雰囲気はすごくいい」。4歳初戦を前に、手塚調教師の声が弾む。8日は美浦南Bコースから坂路で微調整。「体もふっくらしている。ぶよぶよに見せるけど、体形的にもこれでいいんだ」とボリュームアップした馬体に目を細めた。
昨年のオークス優勝後に左前屈腱周囲炎を発症。ぶっつけ参戦となった秋華賞は13着と崩れたが、続くジャパンCでは0秒8差6着と見せ場十分の走りを見せた。「成長というより、以前と違うのは腹痛を起こさなくなったことかな。落ち着きもあるし今なら輸送も大丈夫だと思う」。心身両面でたくましさを増し、今後はドバイシーマクラシック(3月26日、メイダン、GI、芝2410メートル)挑戦も見据える。先輩女王が築いた栄光へのステップ。しっかりと、あとに続く。(内海裕介)
★京都記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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