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【小倉記念】バニヤン50秒7自己最速出た!

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【小倉記念】バニヤン50秒7自己最速出た!

 サマー2000シリーズ第3戦・小倉記念(8月1日、GIII)の追い切りが28日、東西のトレセンと小倉競馬場で行われた。栗東では、バトルバニヤンが坂路単走で4ハロン50秒7の自己ベストを余力十分にマーク。暑い時期に活躍する“夏男”が、得意の舞台で念願のタイトル獲得を目指す。

 暑さをエネルギーに変えて、坂路で迫力満点の動きを見せつけた。バトルバニヤンが初タイトル奪取へ、急勾配(こうばい)を攻めた。

 「今までで最高の時計と動きだったと思う。攻め馬と実戦が結びつくタイプだからね」と、池江郎調教師も動きの良さに目を輝かせた。

 朝一番の坂路単走。総体的に時計の速い馬場だったとはいえ、バニヤンが軽快かつ力強いフットワークでゴール板を駆け抜けると、4ハロン50秒7-37秒6-12秒9の自己最速を計時。この日の坂路調教の延べ頭数678頭で3番目に速かった。

 重賞勝ちこそないが、過去7勝中4勝が6月~8月の夏場に挙げる“夏男”。小倉も6戦【3・2・0・1】の好相性だ。季節、舞台がベストな上、これほどの状態の良さで夏の大一番を迎えられるなら、悲願の重賞初Vの可能性も十分ある。

 「夏に強く、平坦の小倉はベストのコース。あとはこの馬自身は背負い慣れているが、他馬とのハンデ差で57キロがどう出るかだな」。トレーナーがハンデ差だけを気にかけるのは、それ以外に不安要素がない証し。期待の大きさの表れだ。

 小倉記念はサマー2000シリーズ第3弾。第1弾の七夕賞は3着同着で5位タイ(4点獲得)につけるバニヤンにとって、勝てばシリーズ優勝のチャンスも出てくる。

 「そうだね。ここで好結果が出せれば、このシリーズでも楽しみになるからな。具合は最高」。

 池江郎調教師も抜群のデキに目を細め、来年2月で定年となるだけに、最後にしてシリーズ初Vも意識する。バトルバニヤンが“夏は格より調子”を実証してみせるかもしれない。(正木茂)

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