中央競馬ニュース

ダイワスカーレット、左前浅屈腱炎だった

 0   0   1,531
シェアする  x facebook LINEで送る

 脚部不安を発症した昨年の有馬記念ダイワスカーレット(栗・松田国、牝5)は13日、検査の結果、左前浅屈腱炎と診断された。すでに回避を決めていた来週のフェブラリーSに次いで、ドバイワールドカップ(3月28日、ナドアルシバ、GI、ダ2000メートル)も正式に断念することを決めた。

 やはり事態は深刻だった。12日に左前球節の下部に熱と痛みが出たダイワスカーレット。栗東トレセン内の競走馬診療所で詳細な検査を受けた結果、左前浅屈腱炎と診断された。

 「骨には異常が見られませんでした。昨日(12日)、熱をもって痛みがあった部分も、今は(手で)押しても痛みがひいています。ただ、エコー検査で(浅屈腱炎の)症状が出ていましたので」と、広報を通じて松田国調教師はコメントを出した。

 エコー検査では、浅屈腱の左内側部分に炎症が認められた。脚の後ろに炎症が出る一般的な屈腱炎とは異なり、球節を取り巻く靭帯(じんたい)の中を通っている部分。珍しい症例のため今後の回復が読みきれないが、近々のレースに出走することは不可能になった。

 程度にもよるが、屈腱炎による休養は通常ならば1年くらいかかり、3月のドバイ遠征だけでなく、プランにあった英GI・プリンスオブウェールズS(6月17日、アスコット、芝約2000メートル)などの“ワールドツアー”も断念せざるをえない状況となった。

 昨年の同時期も右目に外傷(創傷性角膜炎)を負い、フェブラリーS、ドバイ遠征を回避しており、2年続けてのアクシデント。今後は近日中に北海道千歳市の社台ファームに移動して様子を見守っていくが、楽観視はできない。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月16日()
マーメイドS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月9日()
エプソムC G3
函館SS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る