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28日の新潟5R2歳新馬(芝1800メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ルージュバック(牝、美浦・大竹正博厩舎)が差し切って、究極の上がり勝負を制した。タイムは1分55秒5(良)。
押し出されるようにパルパルパピヨンが先頭に立ったものの、どの馬も折り合うことに専念して、ペースは全く上がらない。2番手にビッグチャンピオンが追走して、さらにケンベストカフェ、ユウシンガーも続くが、9頭はほぼ一団と言える状態。キャンターのような走りで超がつくスローペースのまま直線に入る。速い上がりを使えるかどうかの瞬発力争いになり、ゴール前は人気3頭の争いとなったが、大外に回って一番最後に仕掛けたルージュバックが上がり3ハロン32秒8という鮮やかな切れ味を披露。先に抜けたバルビエールとアンバーグリスキーをかわして、初陣を飾った。1馬身1/4差の2着が1番人気のアンバーグリスキー。さらに1/2馬身差の3着が3番人気のバルビエールだった。
ルージュバックは、父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチ、母の父Awesome Againという血統。母はブリーダーズCディスタフなど米GI6勝の活躍馬。
戸崎騎手は「ラストはいい脚を使ってくれました。道中もリラックスして走っていたし、先々が楽しみです」と見事な決め手を見せた良血馬を高く評価していた。
★28日新潟5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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