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西では秋の京都が開幕し、3日間開催最終日の10日には「第51回京都大賞典」(GII、芝2400メートル)が行われる。昨年の菊花賞と今春の天皇賞を制したキタサンブラックが再びGIロードを歩み出す。
歌手の北島三郎がオーナーで、鞍上は武豊。宝塚記念(3着)以来、絵になる“アイドルホース”の秋がスタートする。
期待に応えられるだけの仕上がりだ。先週のCWコースではラスイエットロス(3歳500万下)を5馬身追いかけ、6F81秒1、ラスト1F11秒8で楽に併入した。
「いつもの1週前と同じ。前に攻め駆けする馬を置き追いかけた。できれば良馬場で走りたかったが、これだけ時計が出ればいい。レースが近づくと自分で体を作って、毛ヅヤは良くふっくら。このひと追いで気配も変わる」と清水久調教師。
大賞典後はジャパンC(11月27日、東京、GI、芝2400メートル)→有馬記念(12月25日、中山、GI、芝2500メートル)を突き進む。「王道を歩める馬を管理できるのは調教師冥利に尽きます。無事にすべての舞台に立たせなければ」と勝負の秋に力を込めた。(夕刊フジ)
★京都大賞典の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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