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【チャンピオン】参考レース分析

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【チャンピオン】参考レース分析

JBCクラシック

先行有利なコースである盛岡競馬場での開催。逃げ馬不在でスローペースとなり、道中でまくりも入らなかったため、4コーナー3番手以内の馬が上位を独占した。

テーオーケインズは中団から向こう正面で先行勢の外まで進出。2馬身半差の完勝で、圧倒的な力の違いを見せつけた。恐るべきはまだ余裕残しの仕上げだったということ。使った上積みも見込め、連覇に向けて視界良好だ。

クラウンプライドはマイペースの逃げに持ち込み2着。福永騎手の先行策は見事だったが、それを実行できたのはこの馬のレースセンスの高さゆえだ。チャンピオンズCも確固たる逃げ馬が不在で、持ち前の先行力は大きなアドバンテージとなる。6着のオーヴェルニュは2000メートルが少し長かった印象。


シリウスS

上がり3ハロン38秒1と先行馬に厳しい消耗戦になったため、後方で脚をためていた馬に有利なレースとなった。

ジュンライトボルトは内有利の中京ダートで大外を回って差し切り。ここでは力が抜けていた印象だ。ダートに転向して3戦2勝と全く底を見せておらず、3連勝でのGⅠタイトル取りも大いにあり得る。

ハピは中団後方の内めでロスなく立ち回って2着。横山典騎手の好騎乗も後押ししたが、初の年長馬との対戦で能力の高さを見せた。大一番でも注目の逸材だ。

3着のオーヴェルニュは先行勢の中で最先着と好内容。中京ダ1800メートルは【2101】と得意で、本番でも侮れない。5着サクラアリュールは展開が向いた形で、12着サンライズホープは展開不利。

みやこS

3ハロンごとのラップが37秒3-36秒9-37秒4と先行馬には厳しいタイトなペース。コーナーの緩やかな阪神コースということもあり、差し馬には絶好の展開となった。

出遅れてまさかの後方待機となったサンライズホープは外から早めにスパートして差し切り。11番人気で大穴をあけた。これまでは先行するもかわされてやめるレースが続いていたが、思いがけない戦法変更が吉と出た。ただ、展開利が大きく、超がつく大跳びで阪神適性も高かった。コーナーがきつく、外差しが決まりにくい中京に替わってどうか。


ハピシリウスSと同様に直線で内めを突いて0秒1差4着。強敵相手にしっかりと力を示した。

9着のサクラアリュールは中団から外を回すも伸び切れなかった。



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