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【ズバリ!調教診断】弥生賞ディープ記念2020 国枝厩舎のディープインパクト産駒が連勝の勢いそのままに一気の重賞獲りへ!反撃態勢が整ったメンバー唯一の重賞ウイナーも侮れず!
日曜日に行われる弥生賞ディープ記念の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①サトノフラッグ
1週前に美浦Wでスピード感のある動きを披露。当週の坂路追いでは鞍上をリードするかのごとく、活気に満ちたダイナミックな走りを見せた。醸し出す雰囲気は上等の部類。連勝の勢いそのままに重賞でも勝ち負けを意識できる状態とみる。
②エンデュミオン
今週の本追い切りは栗東CWで実施。馬場の外めをゆったりとしたフォームで駆け抜け、2勝クラスに先着を果たした。気配は悪くないが、1勝クラス大敗直後の重賞挑戦で劣勢を覆すほどの上積みがあるとは思えない。今回はいい経験になれば、といったところか。
③パンサラッサ
栗東坂路の最終追い切りでは4F52秒0を計時したものの、併せた3歳未勝利馬に手応え劣勢でゴール。自己ベストに近いタイムをマークしたとはいえ、額面通りに受け取ることはできない。未勝利勝ち時のような馬場の出現でもないと厳しいだろう。
④オーロアドーネ
最終追いは美浦Wで1勝クラスの3歳馬と併走。外にモタれるなど遊びが多い走りながら、後れをとることなくゴールしたように、良い意味での前進気勢をうかがうことができた。つかみどころの難しいタイプではあるが、この馬なりに動ける仕上がりではないか。
⑤ブラックホール
帰厩後は坂路とトラックを交えて、併せ馬中心に入念な調整。4日の本追い切りでは鞍上に促されると即座に反応して、併せた3歳未勝利馬をあっという間に突き放した。その活気あふれる動きは前回の最終追い時と比べて段違い。反撃可能のデキにある。
⑥ウインカーネリアン
1週前、当週と美浦Wで併せ馬を実施。ともに手応え優勢でフィニッシュした。今年に入って実戦を一度経験した効果を感じる内容ではある。ただ、詰めの甘さが目立つ近走。重賞で勝ち負けを演じるほどの底上げが見込めるかといえば微妙な線。上位進出には展開など何らかの助けがほしい。
⑦メイショウボサツ
栗東坂路の最終追い切りでは4F52秒4を計測。これまでよりも時計を詰めてきた。しかし、ステッキが入るなど手応えは併せた3歳未勝利馬に劣勢。初勝利まで6戦を要し、いきなりの重賞挑戦という厳しい条件下で互角に渡り合えるだけの上積みはうかがえない。厳しい戦いが予想される。
⑧ワーケア
1週前に美浦Wで行われた3頭併せでは、マルターズディオサの勢いにアオられ気味。当週は5F65秒台を記録したものの、フワフワした走りで迫力不足の印象を受けた。もともと緩い面がある馬と言ってしまえばそれまでだが……。レース当日の気配が薄いようだと、崩れるシーンも想定しておいたほうがいいかもしれない。
⑨アラタ
中間は美浦Wを中心にジックリとケイコを積んできた。4日の本追い切りでは重心を低く保って集中した走りを披露。デキ落ちは見られず、自身の力を出せる状態にはある。だが、一気に相手関係が強化される重賞で好結果を望めるかどうかについては疑問符が付く。今回は割引が必要だろう。
⑩オーソリティ
4日に美浦Wで行われた3頭併せでは、スイッチが入るとグンと加速して、外を進むランガディアに先着を果たした。推進力のある走りは目を引くものがあり、ケイコの雰囲気は上々といえる。テンションを維持できれば、上位争いに加わってきてもおかしくはない。
⑪ディヴィナシオン
未勝利勝ちから中1週での参戦。デビュー以来コンスタントに使われているうえ、さらに間隔が詰まるが、栗東坂路の最終追いでは終い2Fを25秒0-12秒3で収めてきた。ただ、元気の良さは認めても重賞クラスで即通用の上積みがあるとは言い難い。大望まではどうか。
ウマニティ重賞攻略チーム
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