今週の重賞レース

2024年5月4日() 京都新聞杯 G2
2024年5月5日() 新潟大賞典 G3 NHKマイルC G1

ラジオNIKKEI賞 G3

日程:2023年7月2日() 15:45 福島/芝1800m
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馬名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 馬体重 B タイム 着差 オッズ 人気 上がり
3F
通過順
1 3 6

エルトンバローズ

牡3 55.0 西村淳也  杉山晴紀 500(-2) 1.46.9 8.3 3 34.9 ④③③③
2 4 7

シルトホルン

牡3 54.0 大野拓弥  新開幸一 458(0) 1.47.0 1/2 13.7 4 35.2 ②②②②
3 7 14

レーベンスティール

牡3 56.0 戸崎圭太  田中博康 474(-2) 1.47.0 ハナ 1.9 1 34.4 ⑪⑩⑩⑩
4 5 10

バルサムノート

牡3 57.0 松岡正海  高野友和 490(-4) 1.47.1 13.9 5 34.9 ④⑤⑥⑤
5 1 1

コレペティトール

牡3 55.0 田辺裕信  中竹和也 476(+4) 1.47.5 18.2 6 35.3 ⑦⑦⑥⑤
6 1 2

グラニット

牡3 55.0 嶋田純次  大和田成 448(0) 1.47.5 ハナ 7.4 2 35.8 ①①①①
7 7 13

アイスグリーン

牡3 56.0 幸英明  池添学 474(0) 1.47.5 アタマ 26.9 11 35.2 ⑦⑦⑧⑧
8 2 4

オメガリッチマン

牡3 56.0 横山典弘  安田翔伍 436(-4) B 1.47.5 ハナ 23.4 9 35.0 ⑬⑩⑩⑩
9 6 12

ダイシンヤマト

牡3 53.0 吉田豊  戸田博文 484(-4) 1.47.7 1 1/2 132.5 16 34.9 ⑬⑭⑬⑬
10 6 11

アグラシアド

牝3 54.0 津村明秀  中村直也 474(+4) 1.47.9 25.1 10 35.2 ⑫⑬⑬⑬
11 8 16

マイネルモーント

牡3 55.0 石川裕紀  高木登 442(-2) 1.47.9 クビ 20.5 7 35.4 ⑦⑩⑩⑩
12 5 9

ウヴァロヴァイト

牝3 55.0 菅原明良  萩原清 438(-6) 1.48.0 1/2 22.1 8 35.6 ⑦⑨⑧⑧
13 3 5

シーウィザード

牡3 55.0 三浦皇成  鹿戸雄一 480(+6) 1.48.0 ハナ 102.1 15 35.1 ⑮⑮⑮⑮
14 8 15

エマヌエーレ

牡3 54.0 石橋脩  平田修 490(+6) 1.48.2 1 1/4 93.6 14 36.1 ④⑤⑤⑤
15 2 3

スズカハービン

牡3 54.0 M.デムー  高橋義忠 460(+12) 1.48.9 51.2 13 35.9 ⑯⑯⑮⑯
16 4 8

セオ

牡3 56.0 松若風馬  上村洋行 456(-10) 1.48.9 ハナ 36.0 12 36.9 ③③③③
ラップタイム 12.4 - 10.9 - 12.2 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 11.5 - 12.1
前半 12.4 - 23.3 - 35.5 - 47.7 - 59.7
後半 59.2 - 47.2 - 35.2 - 23.6 - 12.1

■払戻金

単勝 6 830円 3番人気
複勝 6 210円 2番人気
7 330円 5番人気
14 130円 1番人気
枠連 3-4 4,510円 19番人気
馬連 6-7 6,460円 19番人気
ワイド 6-7 1,780円 18番人気
6-14 450円 1番人気
7-14 660円 4番人気
馬単 6-7 13,170円 33番人気
3連複 6-7-14 4,690円 5番人気
3連単 6-7-14 50,060円 151番人気

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馬場
予想

【ラジオNIKKEI賞2023特集】大きい枠順を引いた待機勢は苦戦傾向! 道中のロスを抑えて立ち回る馬が優位!

【ラジオNIKKEI賞2023特集】大きい枠順を引いた待機勢は苦戦傾向! 道中のロスを抑えて立ち回る馬が優位!

土曜日の福島芝のレース結果、近年のラジオNIKKEI賞の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。

福島芝はAコースを使用。この1週間は終日晴れという日がなく、水曜日から金曜日にかけては56.5ミリの降水を観測。土曜日も数ミリの雨が降り、芝コースは水分多めの状態(JRA発表は稍重)でレースが行われた。

芝平地競走4鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は8、5、2、2番手。1~2着馬8頭中7頭が5番手以内で通過していた。上がり3ハロン最速馬(タイを含む)が【4.0.2.0】の活躍を見せているとはいえ、外差しがガンガン決まるコンディションではない。その点は念頭に置くべきだろう。

枠順に関しては、偏りが少ない印象。ただし、4角6番手以降から複勝圏入りした3頭はいずれも4枠より内。大きい枠順を引いた待機勢は、ロスの多い立ち回りを強いられるせいか、苦戦を余儀なくされていた。

日曜日の開催中は晴れ間が多くなる見通し(2日7時の時点)。前日のレースを確認する限り、最後の直線で馬場の3分どころを通る馬の勢いも侮れないが、何しろ開幕間もない小回りコース。馬場の含水率低下が進めば、内枠勢および経済コースを通る馬の優位性が増す公算は高い。

よって、内めから道中のロスを抑えつつ運ぶ馬が有利という捉え方が、もっとも適切のように思える。それゆえ、内枠(1~2枠あたり)を引き当てた馬や、前走で積極策をとっていた馬(3角1番手が一応の目安)に対する意識を強めたほうがいいのではないか。

なお、過去5年のラジオNIKKEI賞は、芝の重賞で2着以内の連対歴、または1勝クラス以上かつ芝1800m以上のレースにおいて1着経験を持つ馬の活躍が顕著。優勝馬5頭すべてが該当する。来たる秋に向けて飛躍を目指す3歳馬が集う中距離重賞ということもあってか、それ相当の実績が求められる様子。押さえておきたいポイントだ。

今回の出走馬で、先述した要点(1~2枠or前走3角1番手+過去実績)を満たしているのは、②グラニット、③スズカハービン、④オメガリッチマン、⑧セオ。従って当欄では、これら4頭を注目株として推奨する。

【馬場予想からの注目馬】
グラニット ③スズカハービン ④オメガリッチマン ⑧セオ
プロ予想
(動画)

【ラジオNIKKEI賞2023特集】3年連続注目馬が激走!ラジニケマイスター「菊池グリグリ」×「スガダイ」の注目馬大公開!

【ラジオNIKKEI賞2023特集】3年連続注目馬が激走!ラジニケマイスター「菊池グリグリ」×「スガダイ」の注目馬大公開!

プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×ラジニケマイスター「菊池グリグリ」がラジオNIKKEI賞を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!

出演:スガダイ(予想神) 菊池グリグリ(ラジニケマイスター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)

プロ予想
(直撃取材)

【ラジオNIKKEI賞2023特集】「夢月」「伊吹雅也」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る!

【ラジオNIKKEI賞2023特集】「夢月」「伊吹雅也」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る!


毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第22回はラジオNIKKEI賞について伊吹雅也プロ・夢月プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。




【伊吹雅也】ー本質を見抜く的確なデータ分析

ウマニティ、JRA公式HPをはじめ、多数の媒体で鋭い見解を披露。独自、かつ的確なデータ分析で目から鱗の穴馬を推奨する伊吹雅也プロにラジオNIKKEI賞の予想についてお聞きしました。

―予想のポイントからお願いします。

今年は臨戦過程が明暗を分けそうです。前走の距離が1800m以下だった馬は、2019年以降[1-0-1-23]で、3着内率8.0%とあまり上位に食い込めていませんし、3着以内となった2頭はいずれも前走の着順が1着、かつ前走の出走頭数が11頭以上でした。この条件に引っ掛かっている馬は、思い切って評価を下げるべきでしょうね。

―かなり強力なデータです。前走距離はチェック必須ですね。福島芝1800mに合う、合わない馬を挙げてもらえますか。

今春3月28日にリリースした『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』でも指摘したのですが、福島芝1800mは父にグラスワンダー系種牡馬を持つ馬の期待値が高めです。特に父がグラスワンダー系種牡馬、かつ枠番が2~8枠の馬は、2020年2回福島から2023年1回福島にかけて3着内率39.6%、複勝回収率184%と素晴らしい成績を収めています。ラジオNIKKEI賞の傾向からはあまり強調できないものの、モーリス産駒のアイスグリーン・バルサムノートあたりは一応押さえるつもりです。

―好走率もさることながら、回収率184%はすごいです。該当馬2頭には注目ですね。人気を背負いそうなレーベンスティールの評価をお願いします。

特に不安要素が見当たりません。“JRAの、中山以外の、1600m超2200m未満の、出走頭数が10頭以上のレース”において1着となった経験がある馬は2019年以降[4-4-4-23]で3着内率34.3%、ない馬は2019年以降[0-0-0-22]で3着内率0.0%。中山のレースや少頭数のレースしか勝ったことがない馬を除くと、1800mや2000mのレースを勝ち上がってきた馬はそれなりに堅実でした。

―なるほど。今回と同距離以上かつ、多頭数での好走経験が重要ということですね。現状の軸候補はどの馬になるでしょうか。

何頭か候補はいるのですが、そのうちの一頭がオメガリッチマン。前走の距離が1800m超だった馬は2019年以降[3-4-3-22]で3着内率31.3%と信頼できるので。

―ありがとうございます。穴っぽいところで狙えそうな馬はいるでしょうか。

マイネルモーントは前走の距離こそ1800mでしたが、前走の着順が1着、かつ前走の出走頭数が15頭なので、評価を下げる必要はないと思います。重賞初挑戦でも楽しみです。

―初めの質問の例外データに該当するわけですね。荒れる重賞でもありますし、期待したいです。人気サイドで危険なデータに該当する馬がいればお願いします。

前走のレースが青葉賞・皐月賞・プリンシパルステークス以外、かつ前走との間隔が中8週以上の馬は2019年以降[0-0-1-13]で3着内率7.1%。2018年以前を含め、日本ダービーのトライアル競走から直行してきた馬を除くと、休養明けの馬は期待を裏切りがちでした。ウヴァロヴァイトあたりはやや疑ってかかるべきでしょう。

―牡馬相手というのも少し気になるところです。少々横道にそれるのですが、結果に左右するファクターって膨大にありますよね。これは私自身が書くときの悩みでもあるのですが、書き手の意志次第で、推したい馬に有利なデータ、嫌いたい馬に不利なデータのみを集められるので、データ選定はなかなか難しいなと。ウマニティのコラムで毎週有益なデータを提供されていますが、考えや方針などはあればお聞かせください。

私は特別登録が発表されるだいぶ前にレースデータの分析を完了させています。例えば、ラジオNIKKEI賞の場合、5月末くらいの段階で「よし、今年はこういう馬を狙おう」という方針が固まっていました。そういう事情もあり「推したい馬に有利なデータだけ発表する」「推したい馬に不利なデータは見て見ぬふりをする」ということが基本的にできないんです。

―5月末ですか。かなり早いですね。

ただ、レースの直前にプロ予想家としての結論を下す際は、改めて己の肌感覚としっかり向き合うようにしています。「事前に分析した好走馬の傾向からは強調できないけれども、なんとなくこのレースは合っていそうな気がする」と感じた馬がいる場合、「事前の分析で好走馬の傾向を上手く言語化できなかったのかも」と、まずは過去の自分を疑うんですよね。

―やはりそのプロセスは踏まれるんですね。

そうなったらもう、その「推したいと感じた馬」に納得のいくシルシを打つべく、気が済むまで再検討しますよ。実際のところは肌感覚のほうが間違っていることも多く、大きく予想の方針を変えることはあまりないのですが、当然ながら「再検討して良かった」というケースもありました。

―ありがとうございます。あと、絶対来るだろ、みたいな馬がたまにいるじゃないですか。先週のイクイノックスみたいな。そういう馬に大きなマイナスデータがあっても私は買ってしまうのですが、そういう場合はバッサリ切りますか。

イクイノックスは懐疑的に見ていたのですが、1ヶ月以上前から本命にしようと決めていたスルーセブンシーズが幸いにも単勝オッズ55.7倍の10番人気と、来られても困らない程度に押さえるという買い目を組むことができ、的中に至りました。仮にスルーセブンシーズが単勝オッズ10倍前後、単勝4番人気前後の支持なら、イクイノックスに来られたら仕方ないと割り切った買い目で勝負していたでしょうね。要するに期待値次第ということです。たくさん当てることができればこうした買い目作りの意図も多くの方にご理解いただけるでしょうから、そうなるよう引き続き精進したいと思います。


取材後記:データと予想の話は面白いですよね。スルーセブンシーズお見事です!


【夢月】ー高精度の数値化が生み出す至高のデジタル予想

出走各馬の的確な能力比較と希少なデータで回収率を向上させる夢月プロにラジオNIKKEI賞についてお聞きしました。

―予想のポイントからお願いします。

開幕週とコース形態を考えると前目に行ける馬は注意ですね。馬が成長期のなかハンデ戦ですし、どれだけ強い競馬をしてきた馬でも基本的に疑ってかかったほうがいいと思います。


―世代限定のハンデ戦って珍しい条件ですよね。コース適性の観点から狙いたい馬、嫌いたい馬はいるでしょうか。

狙いたいのはセオです。逃げて結果を出していますが、どのレースもペースに助けられている印象があるので、先行力を活かせる福島のほうが粘りが増しそうです。反対に嫌いたいのはコレペティトールですね。持続性のある脚を使えるので直線は長いほうが良さそうです。

―キャリアの浅い3歳馬同士の一戦とあって、初対決も多く、かつコース未経験の馬も多数います。3歳限定重賞は特有の難しさがあると思いますが、気を付けている点などあればお願いします。

スピード指数のようなものを重視しないということでしょうかね。新馬特有の超スローなどは強い馬でも低めに評価されてしまいますし、まだ競馬慣れが必要で本気で走っていない馬などもいるので、単純に時計などで見るとあてにならない事が多いです。

―たしかに新馬戦の時計はあてにならないですよね。

なので、例えば超スローの決め手比べだったら直線の脚のみを評価するなど、馬が本気になれたところを見たほうがその馬の強さが分かると思います。血統背景は良いのに全く走ってこない馬も穴馬としては怖いですね。

―ありがとうございます。レーベンスティールについてです。東京と中山に勝ち鞍がありますが、大箱と小回りどちらが合う印象ですか。

どちらもそれなりの水準で走っているのであまり関係ないように思いますが、これまでほとんどスローペースのなか2戦目は唯一それなりのペースで運んでいたので、そういう意味では小回りのほうが信頼出来るかもしれません。

―コースは問題なさそうですね。嫌う材料があればお願いします。

力は最上位ですが体質の弱さが気になりますね。今回はあまり成長が見込めませんし、他の発展途上の馬と思ったより差が詰まっているかもしれません。繊細なのでペースが厳しくなった時に脆い可能性もあるので力は認めても注意が必要だと思います。

―ちょっと危うさもありそうですね。牝馬で参戦するウヴァロヴァイトはどうみていますか。

素質は上位ですが何とも言えないですね。良い決め手があるので東京のほうが向いていると思いますし、体型的にマイラー寄りで距離に限界がありそうです。なので前走のように慎重に乗りそうですから展開によるところが大きいと思います。

―展開が向けばという感じでしょうか。その展開の鍵を握りそうなグラニットですが、やはりこの馬が行きますかね。

セオがどうでるかですがグラニットの持ち味を考えれば行くしかないですね。グラニットは穴人気しそうですし、戦績ほど信頼して良いのか不安です。スプリングSは荒れ馬場でしたけどグラニットの通った最内だけはきれいで恵まれましたし、勝ち上がった未勝利戦が福島で3馬身差の完勝ですが、福島巧者というわけではなく相手が低レベルだったので、ちょっと怪しい感じがします。当日の馬場傾向次第でしょうか。

―スプリングSの最内がきれいだったというのは初耳でした。てっきり重馬場もいけるものだと。現状、軸として考えているのはどの馬になりますか。

シルトホルンです。スプリングSは9着でしたが、終始馬場の悪いところを通っていたので参考外です。前走はさすがに展開に恵まれたものの、その分余力はありましたし、前々走はニシノライコウに差されてしまいましたが、ニシノライコウは次走複数の不利がありながらラストは強烈な脚を使って追い詰めています。結果、4着ではありましたが、2勝クラスも時間の問題なので相手が強かったことになります。前に行ける馬の中ではシルトホルンが一番安定して力を出しているのではないでしょうか。

―2勝馬ですがなぜかハンデも軽めですよね。シルトホルンも穴っぽいですが、もう一頭穴めで狙っている馬がいればお願いします。

マイネルモーントです。前向きな気性なので福島のほうが気分良く行かせる事が出来るかもしれないです。まだ底を見せていない魅力もありますね。

―積極的に乗ってほしいです。最後に挙げていただいた馬以外に注目している馬がいればお願いします。

アイスグリーンです。器用で相手なりに走れるのが魅力ですね。前を見る形で思ったより前がやり合った場合、展開利が見込めそうです。


取材後記:3歳戦の取り組み方など大変参考になりますね。レーベンスティールを消せると馬券的には面白いですねえ、さてどうしましょうか。


以上、プロ予想家2名のラジオNIKKEI賞への見解と注目馬を紹介しました。お二人ともに穴馬候補はマイネルモーント。この馬に期待ですね。


(文・垣本大樹)

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厩舎
の話

【ラジオNIKKEI賞2023特集】ウヴァロヴァイト「前走は強かったし、さらに良くなっている気も」 グラニット「何が何でもハナに行きます」

【ラジオNIKKEI賞2023特集】ウヴァロヴァイト「前走は強かったし、さらに良くなっている気も」 グラニット「何が何でもハナに行きます」

アイスグリーン・池添師「気性の幼いところがあるので、環境に慣らすため、金曜日に福島に輸送して調整する」

アグラシアド・中村師「牡馬との力関係がどうかだけど、一瞬の脚を生かすレースをしたい」

ウヴァロヴァイト・菅原明騎手「前走は強かったし、さらに良くなっている気もします。ロスなく運びたい」

エマヌエーレ・平田師「1勝馬だけど、調教の動きはいいし、期待している」

エルトンバローズ・杉山晴師「使いつつ状態は良くなっている。距離延長がどうか」

オメガリッチマン・安田翔師「本来は距離があった方がいいタイプだけど、現状では口向きの悪さがあるから1800メートルぐらいがいい」

グラニット・大和田師「福島芝9ハロンは未勝利で勝っている条件。何が何でもハナに行きます」

コレペティトール・中竹師「折り合いがつくタイプなので、これぐらいの距離がいい」

シルトホルン・新開師「いい感じに仕上がった。スピードが生きる平坦コースは合う」

シーウィザード・鹿戸師「落ち着きが出たのはいい。ゲートを出て流れに乗れれば」

スズカハービン・高橋忠師「いい状態。現状は1800メートルに対応するトモ(後肢)になっていないから、2000メートルぐらいあった方がいい」

セオ・岸本助手「ここを目標にしてきた。前に行っての粘りに期待する」

ダイシンヤマト吉田豊騎手「1800メートルやコーナー4つのレース初めてだけど、馬の後ろに入れば折り合いはつくし、距離もこなせる」

バルサムノート・高野師「初めてのコースになりますが、位置取りよりも自分がうまく走れるかがポイントですね」

マイネルモーント・高木師「順調にきているし、能力的には通用する。競馬場に行くとイレ込むので、平常心で臨めれば」

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データ
予想

【ラジオNIKKEI賞2023特集】6項目チェックで6頭が全クリアする混戦模様のなか、アイスグリーンを最上位に

【性別】

2013年以降(過去10年)、牡馬の【10.9.10.94】に対し、牝馬は【0.1.0.22】と劣勢。唯一2着を確保した牝馬は、前走がオークスで0秒4差に善戦、なおかつ重賞で2着の好走歴があった。0秒5以上のタイム差で前走敗退の牝馬や、重賞連対(2着以内)経験のない牝馬は強調しづらい。

(減点対象馬)
⑨ウヴァロヴァイト ⑪アグラシアド

【前走クラス】

2013年以降の1~3着馬30頭の前走をクラス(レース格)で分けると、G1、G2、OP特別、2勝クラス(旧1000万下)、1勝クラス(旧500万下)の5パターン。G3組は【0.0.0.6】と精彩を欠いている。

(減点対象馬)
①コレペティトール ⑮エマヌエーレ

【前走距離】

2013年以降の1~3着馬30頭の前走使用距離を確認すると、芝1600m、芝1800m、芝2000m、芝2200m、芝2400mの5通り。ただし、1600m組の2着連対圏入りは、前走1番人気1着馬もしくは前走G1出走馬に限られる。気に留めておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
⑤シーウィザード ⑥エルトンバローズ ⑦シルトホルン ⑫ダイシンヤマト

【前走着順】

OPクラス組の前走着順については不問だが、2勝クラス(旧1000万下)であれば7着以内、それ以外の場合は1着が一応の目安。2013年以降、非OPクラス組で2着以内に入った全馬がこの条件をクリアしていた。

(減点対象馬)
⑫ダイシンヤマト

【前走位置取り】

2013年以降、前走の3角通過順位が1番手、かつ前走2着以下だった馬が当レースで2着連対圏を確保したケースはゼロ。前走で積極策をとって敗れていた馬は、分が悪い傾向にあるようだ。

(減点対象馬)
②グラニット ⑧セオ

【距離実績】

2013年以降の1~3着馬30頭すべてに1800m以上の芝競走における1着歴、もしくは芝の重賞(距離不問)で2着以内の連対経験があった。この条件を満たしていない馬は疑ってかかりたい。

(減点対象馬)
⑥エルトンバローズ ⑫ダイシンヤマト ⑮エマヌエーレ

【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、③スズカハービン、④オメガリッチマン、⑩バルサムノート、⑬アイスグリーン、⑭レーベンスティール、⑯マイネルモーントの6頭。

アイスグリーンを1番手に推す。2013年以降のクラス別成績で【5.2.1.20】と優位の立場にあるOP特別組に該当。また、シルクレーシングの所有馬が【3.0.0.2】の好成績を収めている点も見逃せない。逆転の目は十分にありそうだ。

同じくOP特別組の③スズカハービン、⑩バルサムノートも侮れない存在。ほか、④オメガリッチマン、⑭レーベンスティール、⑯マイネルモーントらに対するマークも怠れないだろう。

<注目馬>
アイスグリーン ③スズカハービン ⑩バルサムノート ④オメガリッチマン ⑭レーベンスティール ⑯マイネルモーント

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U指数
予想

【ラジオNIKKEI賞2023特集】U指数1、2位という高い評価を得た前走白百合S上位2頭に注目!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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まだ能力の全貌が明らかになっていない3歳馬によるハンデ戦で、荒れる印象の強いレースだが、意外にも超大荒れ決着になることはほとんどない。直近5年を振り返ると、二桁人気の馬券絡みは1頭のみで、2020年を除けばいずれも4番人気以内の馬が勝利している。U指数にしても、毎年4位以内の馬が馬券に絡んでおり、低指数同士で決まったことはない。波乱を視野に入れつつも、ただ振り回すのではなく、人気も指数も上位の馬をある程度押さえつつ、というスタンスで馬券を組み立てるといいだろう。

今年、U指数トップの評価を獲得したのは⑩バルサムノート(92.4)。格上挑戦の身ながらリステッドの白百合Sを制した前走の内容は鮮やかで、血統的にもまだまだ伸びしろはありそう。57キロのトップハンデの克服が鍵になるが、馬券圏内の争いに加わってくる可能性はかなり高いとみる。

白百合Sでバルサムノートのクビ差2着だった2位⑬アイスグリーン(92.3)にも注目。いかにも中距離向きという戦績で、脚質的に初めての福島もこなせる公算が大きい。コンビ実績のある幸騎手の継続騎乗もプラス材料だ。

以下、デビュー以来オール2着以内の3位⑭レーベンスティール(91.2)と、オークスの出走権利を得ながらも回避してこのレースを目指してきた9位⑨ウヴァロヴァイト(88.0)を押さえておく。

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過去10年の結果

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2022年7月3日() 福島/芝1800m
天候:晴 馬場:
ラジオNIKKEI賞2022
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 3 フェーングロッテン 松若風馬 1:46.7 7.2 3 35.4 98.9
2 7 ショウナンマグマ 菅原明良 1:46.9 3/4 10.5 8 36.1 97.5
3 1 サトノヘリオス 岩田望来 1:46.9 クビ 6.3 2 35.3 97.5
4 11 ソネットフレーズ 津村明秀 1:47.2 8.6 5 36.1 95.6
5 13 ゴーゴーユタカ 田辺裕信 1:47.3 クビ 9.9 7 35.5 94.9
2021年7月4日() 福島/芝1800m
天候:小雨 馬場:稍重
ラジオNIKKEI賞2021
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 2 ヴァイスメテオール 丸山元気 1:48.0 7.8 4 34.8 96.4
2 10 ワールドリバイバル 津村明秀 1:48.4 2 1/2 25.0 11 35.3 93.7
3 14 ノースブリッジ 岩田康誠 1:48.6 11.0 7 35.8 92.4
4 11 タイソウ 三浦皇成 1:48.6 アタマ 15.4 9 35.7 92.4
5 7 シュヴァリエローズ 吉田隼人 1:48.9 1 3/4 7.6 3 35.8 90.4
2020年7月5日() 福島/芝1800m
天候:曇 馬場:稍重
ラジオNIKKEI賞2020
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 1 バビット 内田博幸 1:47.3 20.2 8 35.8 100.8
2 11 パンサラッサ 三浦皇成 1:48.1 15.8 7 36.4 95.6
3 2 ディープキング 戸崎圭太 1:48.1 アタマ 9.5 5 36.0 95.6
4 9 パラスアテナ 武豊 1:48.2 3/4 3.8 1 36.2 94.9
5 12 ルリアン 坂井瑠星 1:48.4 1 1/4 4.8 3 36.6 93.6

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歴史と
概要

【ラジオNIKKEI賞2023特集】レースの歴史や競走条件、歴代優勝馬は?

2015年の優勝馬アンビシャス
2015年の優勝馬アンビシャス

かつてはダービー優勝馬が出走できないこともあって「残念ダービー」の俗称で呼ばれ、ダービーで敗れた馬やダービーに間に合わなかった馬が多く出走することで知られるレース。グレード制導入初年度の第33回(1984年)は、のちに宝塚記念馬となるスズパレードが勝利。第40回(1991年)は大逃げの個性派として人気を集めたツインターボがお得意のスタイルで初重賞制覇を達成した。第41回(1992年)の勝者シンコウラブリイは翌年のマイルチャンピオンシップを戴冠。ほか、第43回(1994年)のヤシマソブリン、第56回(2007年)のロックドゥカンブ、第64回(2015年)のアンビシャスなど、G1戦線の脇を固めるバイプレイヤーたちを送り出している。

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