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ラジオNIKKEI賞 G3

日程:2024年6月30日() 福島/芝1800m

ラジオNIKKEI賞データ分析

コース図福島芝1800m

ハンデ戦ということもあり、斤量を気にするファンが多いが、意外に成績の偏りは小さい。2008年以降未勝利の57キロ以上と、連対ゼロの52キロ以下を除けば、どこからでも買える。最も信頼できるのは、10勝を含む18連対の54~55キロだが、53キロも好走率および複勝回収率はなかなかの高さだ。なかでも、春のG1に出走していない馬や、重賞連対経験のない馬が狙いどころ。波乱の立役者となるケースも少なくない。ゆえに「格より調子」の格言がハマりやすいハンデ重賞と言えよう。レースが行われる福島芝1800mは直線が短い小回り仕様。3~4コーナーでポジションを押し上げられるような、器用さや機動力が求められるコースである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
別表の平均配当を確認すると、単勝こそ1,000円割れとやや控えめだが、ほかの券種は総じて高め。人気別成績を検証しても、人気サイドから人気薄までまんべんなく来ている印象が強い。2008年以降だけで、2桁人気が5回も馬券に絡んでいるのだから、波乱傾向の強さはかなりのもの。複勝回収率が100%近い5~9番人気の馬を連複の中心に据えて、高配当を狙ってみるのもひとつの手だ。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-3-3-10 20.0% 35.0% 50.0% 76.5% 78.5%
2番人気 5-2-2-11 25.0% 35.0% 45.0% 118.5% 96.0%
3番人気 4-2-0-14 20.0% 30.0% 30.0% 156.0% 67.5%
4番人気 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0% 39.0% 54.5%
5番人気 3-0-3-14 15.0% 15.0% 30.0% 143.5% 96.5%
6~9番人気 3-7-7-63 3.8% 12.5% 21.3% 76.5% 96.1%
10番人気以下 0-4-4-114 0.0% 3.3% 6.6% 0.0% 83.3%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 130.0%
2.0~2.9倍 1-1-0-1 33.3% 66.7% 66.7% 93.3% 93.3%
3.0~4.9倍 5-3-2-12 22.7% 36.4% 45.5% 92.7% 77.7%
5.0~7.9倍 6-3-3-36 12.5% 18.8% 25.0% 79.4% 57.5%
8.0~14.9倍 5-4-6-41 8.9% 16.1% 26.8% 81.1% 86.1%
15.0~19.9倍 1-5-2-24 3.1% 18.8% 25.0% 56.9% 114.4%
20.0~49.9倍 2-3-4-75 2.4% 6.0% 10.7% 51.2% 74.0%
50.0倍以上 0-1-2-53 0.0% 1.8% 5.4% 0.0% 109.5%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 2,020円 280円 770円
複勝 820円 130円 346円
枠連 5,330円 680円 2,238円
馬連 11,530円 830円 5,183円
ワイド 4,350円 400円 1,871円
馬単 25,750円 1,650円 9,987円
3連複 41,850円 4,690円 18,391円
3連単 316,180円 21,500円 109,531円

【脚質】
脚質的には、先行・差し互角。とはいえ、複勝回収率は逃げ・先行勢が圧倒しており、軸足は前めに寄せたほうがいいだろう。4角7番手以下の差し、追い込み勢が毎年のように3着入りを果たしているように、決して差しが利かないわけではないが、後方から一気の脚で突き抜けるのは困難な小回りコース。そうそう簡単に届くとは考えないほうがいい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-3-4-17 4.0% 16.0% 32.0% 80.8% 140.8%
先行 10-9-5-55 12.7% 24.1% 30.4% 96.7% 130.0%
差し 7-5-6-87 6.7% 11.4% 17.1% 41.2% 78.6%
追込 2-3-5-83 2.2% 5.4% 10.8% 30.1% 39.5%

【枠順】
枠順については、内枠である1~3枠が好成績。開催時期が開幕週に移行された2013年以降は、内枠優勢の傾向が一段と強まっている。別表の枠順別成績を見ると、外枠である7~8枠もまずまずの成績を残しているが、2013年以降に限れば連対馬は3頭だけ。うち2頭は12頭立てのレアケースだったので、多頭数で行われる場合は、内枠をプラス評価、外枠をマイナス評価するのが正解だ。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 4-1-2-27 11.8% 14.7% 20.6% 120.0% 77.6%
2枠 4-3-6-22 11.4% 20.0% 37.1% 81.1% 120.6%
3枠 3-2-4-27 8.3% 13.9% 25.0% 58.6% 155.8%
4枠 1-3-0-34 2.6% 10.5% 10.5% 13.7% 48.2%
5枠 1-5-1-33 2.5% 15.0% 17.5% 24.5% 59.8%
6枠 2-3-0-34 5.1% 12.8% 12.8% 70.3% 45.1%
7枠 3-1-4-32 7.5% 10.0% 20.0% 51.8% 107.8%
8枠 2-2-3-33 5.0% 10.0% 17.5% 36.3% 73.8%

【血統】
最も安定感があるのはディープインパクト産駒。2011年以降、4頭の優勝馬を輩出するなど、近年の活躍ぶりは他を圧倒している。ちなみに、2017年1着のセダブリランテスディープインパクトの直仔であるディープブリランテの産駒。ディープインパクトの血脈が、当レースと好相性であることは疑いようがない。ほかでは、ステイゴールドネオユニヴァースの直系、マツリダゴッホなど機動力を持ち味とするサンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬の好走例が多い。視点を変えて、父と母の父の配合面の傾向を検証すると、サンデーサイレンス系×ミスプロ系の組み合わせ(逆を含む)を持つ馬が2013年以降、3勝、2着2回、3着3回の好成績。人気薄であっても、軽視は絶対に禁物だ。

◆同コース種牡馬別成績(福島競馬場/芝/1800m/過去5年)集計期間:2019/04/21~2024/04/21

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ゴールドシップ 14-4-9-64 15.4% 19.8% 29.7% 142.3% 61.6%
2 ディープインパクト 11-4-6-55 14.5% 19.7% 27.6% 82.6% 67.2%
3 ルーラーシップ 9-1-5-62 11.7% 13.0% 19.5% 44.4% 52.2%
4 キズナ 7-6-4-36 13.2% 24.5% 32.1% 197.7% 118.9%
5 オルフェーヴル 6-6-5-36 11.3% 22.6% 32.1% 57.9% 85.7%
6 ドゥラメンテ 6-6-1-34 12.8% 25.5% 27.7% 58.3% 120.4%
7 ブラックタイド 6-5-0-27 15.8% 28.9% 28.9% 320.3% 127.1%
8 シルバーステート 6-3-0-11 30.0% 45.0% 45.0% 88.0% 64.5%
9 ダノンバラード 5-1-3-19 17.9% 21.4% 32.1% 344.6% 124.3%
10 スクリーンヒーロー 4-10-6-31 7.8% 27.5% 39.2% 21.6% 136.7%
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