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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 17 | 牡4 | 58.0 | 菅原明良 | 美 高柳瑞樹 | 468(+4) | 1.07.4 | 7.2 | 4 | 32.7 | ⑦⑦ | |||
2 | 5 | 10 | 牡3 | 56.0 | 西村淳也 | 栗 杉山晴紀 | 512(-4) | 1.07.7 | 2 | 3.4 | 1 | 33.3 | ⑤⑤ | ||
3 | 3 | 6 | 牡4 | 57.0 | 角田大河 | 栗 吉村圭司 | 504(+2) | 1.07.8 | 1/2 | 12.2 | 6 | 32.2 | ⑯⑮ | ||
4 | 8 | 18 | 牡8 | 57.0 | 藤岡康太 | 栗 高橋康之 | 486(+8) | 1.07.8 | ハナ | 36.2 | 12 | 32.9 | ⑨⑩ | ||
5 | 1 | 2 | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠星 | 栗 西園正都 | 514(+2) | 1.07.9 | クビ | 7.2 | 3 | 34.2 | ①① | ||
6 | 5 | 9 | 牡6 | 57.0 | 松本大輝 | 栗 森秀行 | 486(+8) | 1.08.0 | 3/4 | 34.3 | 11 | 33.8 | ③③ | ||
7 | 7 | 15 | 牡4 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 吉村圭司 | 526(-4) | 1.08.0 | クビ | 27.2 | 10 | 32.5 | ⑭⑮ | ||
8 | 4 | 7 | 牡4 | 57.0 | 松若風馬 | 栗 松下武士 | 476(-2) | 1.08.0 | ハナ | 17.2 | 7 | 33.3 | ⑨⑦ | ||
9 | 2 | 3 | 牝3 | 55.0 | 鮫島克駿 | 栗 高野友和 | 446(-2) | 1.08.1 | クビ | 10.8 | 5 | 33.1 | ⑪⑪ | ||
10 | 2 | 4 | 牝6 | 55.0 | 柴田善臣 | 栗 石橋守 | 480(-2) | 1.08.1 | ハナ | 41.1 | 14 | 32.8 | ⑫⑫ | ||
11 | 3 | 5 | 牝4 | 56.0 | 横山武史 | 美 奥村武 | 432(-10) | 1.08.2 | 1/2 | 5.7 | 2 | 33.5 | ⑦⑦ | ||
12 | 6 | 12 | 牝3 | 55.0 | 永島まな | 栗 音無秀孝 | 456(+5) | 1.08.3 | 3/4 | 27.0 | 9 | 33.8 | ⑤⑤ | ||
13 | 8 | 16 | セ5 | 57.0 | 藤岡佑介 | 栗 長谷川浩 | 452(0) | B | 1.08.4 | 3/4 | 40.8 | 13 | 34.7 | ②② | |
14 | 4 | 8 | 牡6 | 57.0 | 北村友一 | 栗 安田隆行 | 480(+14) | B | 1.08.4 | クビ | 48.8 | 15 | 34.2 | ③③ | |
15 | 7 | 14 | 牡6 | 57.0 | 団野大成 | 栗 森秀行 | 478(+12) | 1.08.4 | ハナ | 88.0 | 16 | 32.6 | ⑱⑱ | ||
16 | 7 | 13 | 牡7 | 57.0 | 幸英明 | 栗 松永幹夫 | 500(0) | B | 1.08.5 | 1/2 | 185.7 | 18 | 33.4 | ⑫⑫ | |
17 | 1 | 1 | 牡4 | 57.0 | 国分恭介 | 栗 牧浦充徳 | 478(+8) | 1.08.6 | クビ | 133.6 | 17 | 33.3 | ⑭⑫ | ||
18 | 6 | 11 | セ5 | 57.0 | 池添謙一 | 美 大竹正博 | 504(+4) | 1.09.1 | 3 | 17.3 | 8 | 33.4 | ⑰⑰ |
ラップタイム | 12.3 - 10.6 - 10.8 - 11.0 - 11.3 - 11.4 |
---|---|
前半 | 12.3 - 22.9 - 33.7 - 44.7 - 56.0 |
後半 | 55.1 - 44.5 - 33.7 - 22.7 - 11.4 |
■払戻金
単勝 | 17 | 720円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 17 | 260円 | 3番人気 |
10 | 160円 | 1番人気 | |
6 | 290円 | 6番人気 | |
枠連 | 5-8 | 850円 | 2番人気 |
馬連 | 10-17 | 1,430円 | 2番人気 |
ワイド | 10-17 | 600円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
6-17 | 1,650円 | 17番人気 | |
6-10 | 1,010円 | 6番人気 | |
馬単 | 17-10 | 3,340円 | 7番人気 |
3連複 | 6-10-17 | 5,210円 | 8番人気 |
3連単 | 17-10-6 | 29,430円 | 44番人気 |
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土曜日の京都芝のレース結果、過去の京阪杯の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
月曜日から金曜日の間に雨量計で観測された降水はゼロ。土曜日も馬場に影響を及ぼすほどの降雨はなく、芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。土曜日朝におけるJRA測定のクッション値は9.9。前週日曜日の朝が9.7だったので、若干硬い方向へ推移している。
土曜日施行の芝平地6競走における勝ち馬の最終4角通過順位は1、2、2、7、7、2番手。字面だけなら前主導のように思えるが、上がり3Fタイム1~2位馬が【3.4.2.6】の成績を残しているように、待機勢も相応に頑張っている。流れひとつで、差し・追い込み型も届く馬場とみていいだろう。
その一方、枠順に関しては真ん中あたりの枠が優勢。内回りはより顕著で、1~2着馬8頭すべてが3~6枠と、極端な偏りが出ている。荒れた内を通るのも厳しいが、距離ロスの大きい外も辛い、といった感じ。それにともない、真ん中付近の枠が恵まれやすくなっているようだ。
日曜日開催中の予報は晴れベース(26日7時の時点)。内寄りの傷みが進むにつれ、外回り戦においては外差しの優位性が増すかもしれないが、内回り戦の場合は話が別。コースの形状的に、道中で外めを追走、なおかつ4角過ぎから外をブン回す後方勢が上位を独占するような状況にはならないだろう。
それゆえ、京阪杯に関しては馬場の比較的良い部分を上手く立ち回れそうな馬が有利という捉え方がベター。待機組を狙うのであれば、距離ロスを抑えつつ脚をため、最後の直線で馬群を上手に捌けそうなタイプとなろう。枠順については前日と同様に、内過ぎず外過ぎない3~6枠あたりを優先したほうが、好結果につながりやすいのではないか。
なお、近年の京阪杯では、前走重賞8着以内からの臨戦馬が堅調。京都施行の直近5回(2015~2019年)における勝ち馬すべてが該当する。波乱傾向の強い一戦ではあるが、なんだかんだいいながらも、重賞で大きく崩れていない馬が幅をきかせている様子。条件を満たす馬は、今年も相応の警戒が必要だろう。
今回の出走メンバーで要点(3~6枠+前走内容)をクリアしているのは、⑩ルガル1頭のみ。従って当欄では、⑩ルガルを本命に指名する。
◆ヴァトレニ・長谷川師「予定通りにきている。前走は相手が強かった。自分の競馬で巻き返したい」
◆キミワクイーン・奥村武師「稽古はいい動き。メンタル面で安定してきたし、直線が平坦な京都も合いそう」
◆グレイトゲイナー・高野助手「攻め駆けする馬ですし、楽に動けていました。重賞でどこまでやれるか」
◆シュバルツカイザー・大竹師「馬に活気がある。前走は悪い馬場に脚を取られた。時計がかかる芝はいい」
◆ジュビリーヘッド・北村友騎手「動き自体は悪く感じませんでした。集中して運べれば」
◆ショウナンハクラク・松下師「前走の内容は良かった。間隔が詰まっていても体調は良く、負荷をかけられている」
◆シングザットソング・高野師「この1週間で良くなった。前走のように前半で無理せず、ラストで伸びてほしい」
◆スマートリアン・石橋師「年齢的なものか、ガーッといかなくなった。荒れた馬場は歓迎」
◆ディヴィナシオン・高野助手「動きは変わりないです。最終週の馬場はいいし、あとは当日のテンションがポイント」
◆トウシンマカオ・高柳瑞師「状態はいい意味で平行線。ハナにはこだわらないので、実績のある1200メートルでいいレースを」
◆ビッグシーザー・西園正師「前走は直線でポケットに入ってしまった。引き続き具合はいい。自分の競馬ができれば」
◆ルガル・西村淳騎手「1200メートルもいいし、あとは陣営から聞いている発馬に気をつけて乗りたいです」
京都で行われた直近10回(2010~2019年)の性別成績は、牡・せん馬【9.6.7.84】、牝馬【1.4.4.56】。前者が優位の立場にある。なお、後者の2着連対圏入りは、近2走内に5着以内の経験があった馬のみ。掲示板外の着順が続いている牝馬は、連対(2着以内)候補から外したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑤キミワクイーン ⑫モズメイメイ
京都施行の直近10回、栗東所属馬の【10.9.9.112】に対し、美浦所属馬は【0.1.2.28】と劣勢。しかも後者の好走(3着以内)は、前走3着以内からの参戦馬に限られる。この傾向を重視するならば、前走4着以下敗退の関東馬は疑ってかかるべきだろう。
(減点対象馬)
⑤キミワクイーン ⑪シュバルツカイザー ⑰トウシンマカオ
京都で施行された直近10回、近4走内にG2以下のレースで9着以下敗退が複数回あった馬が、2着連対圏に入ったケースはゼロ。該当馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
①バンデルオーラ ②ビッグシーザー ④スマートリアン ⑬グルーヴィット ⑭ディヴィナシオン ⑯ヴァトレニ
前走の単勝人気については、G1(Jpn1を含む)・G2であれば13番人気以内、G3は11番人気以内、OP特別なら6番人気以内、条件クラスの場合は2番人気以内が一応の目安。京都施行の直近10回、2着以内に入った全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
①バンデルオーラ ⑥エイシンスポッター ⑧ジュビリーヘッド ⑨グレイトゲイナー ⑬グルーヴィット ⑭ディヴィナシオン
京都で行われた直近10回の1~2着馬延べ20頭のうち、18頭が中8週以内の間隔で臨んでいた。例外の2頭は、前走が重賞2着だった馬と、前走が重賞でタイム差0秒2の善戦馬。相応の戦歴がない中9週以上の臨戦馬は、少し割り引いて考える必要がありそうだ。
(減点対象馬)
⑯ヴァトレニ ⑱トゥラヴェスーラ
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16頭立てのU指数15位で3着に食い込んだ2020年のジョーアラビカ(12番人気)や、16頭立ての13位で勝利した2021年のエイティーンガール(10番人気)のように、時に二桁順位の伏兵が番狂わせを起こすため、U指数のみで攻略するのは非常に難しいレースとなっている。ただ、総じて見ると指数97以上の馬が2着以内を占める傾向にあり、上位総崩れのケースは見られない。2022年2着のキルロード(1位、10番人気)のような人気の盲点になっている馬の激走に期待しつつ、馬券は指数上位勢を中心に組み立てるアプローチが推奨される。
まずはU指数トップの⑱トゥラヴェスーラ(100.4)に注目したい。重賞勝ちこそないものの、今年の高松宮記念3着をはじめ、短距離路線における実績は断然。ただ1頭指数100超えでもあり、このメンバー相手なら格上の評価を与えられる。8歳になっても大きな衰えは感じられないので、ここもしっかり上位争いに加わってくるだろう。
前年覇者の2位⑰トウシンマカオ(99.2)もマークが必要な1頭。デビュー以来、大きく崩れたのはG1と千四以上だけで、千二ではきわめて安定している。今年は阪神から京都に舞台が替わるが、連覇の可能性は十分にある。
以下、前走のスプリンターズSは着順ほど大きく負けていない3位⑤キミワクイーン(98.6)と、まだ完全に底を見せていない3歳馬の4位タイ⑩ルガル(98.5)を押さえておく。
真っ先に注目したいのがStorm Catの直系で、2016~2017年にレース史上2頭目となる2連覇(芝1200mとなってからは初)を飾ったネロ(父ヨハネスブルグ)のほか、2019年ライトオンキュー(父Shamardal)、2021年エイティーンガール(父ヨハネスブルグ)が勝ち馬として挙げられる。また、「母の父がStorm Cat系種牡馬」となる2011年ロードカナロア、2020年フィアーノロマーノも勝利していることを気に留めておきたい。
ほか、サクラバクシンオーを中心にサクラユタカオーの血を引く馬も異彩を放ち、2012年1着ハクサンムーン、2013年3着スギノエンデバー、2016年3着アースソニック、2022年2着キルロードの4頭は2桁人気、奇しくも全頭10番人気で波乱を演出している。
キミワクイーンは、父ロードカナロア×母チェリーペトルズ(母の父ダイワメジャー)。同産駒からは18年の勝ち馬ダノンスマッシュが出ており、父自身が11年京阪杯の勝ち馬でもある。本馬は2代母の父がサクラバクシンオーであることも強調しやすく、血統構成からは21年3着ファストフォースや22年2着キルロードを引き合いに出しやすい。レース傾向を鑑みれば、父系と母系の両方でStorm Catの血を引く配合も念頭に置くべきだろう。
ルガルは、父ドゥラメンテ×母アタブ(母の父New Approach)。父系はキングカメハメハ、Kingmamboへと遡るが、同系統で母系にStorm Catの血を引く配合は11年1着ロードカナロア、KingmamboとCrimson Saint(=Storm Catの2代母)を内包する観点では14年1着アンバルブライベンが挙げられる。若駒らしくトモの緩さから発馬は不安定だが、それでいながら大崩れしない競馬センスは非凡。器用さを問われる京都も合うタイプだろう。
バンデルオーラは、父トーセンラー×母マチカネハヤテ(母の父サクラバクシンオー)。同産駒からはアイラブテーラーが19年2着&21年4着と上位を賑わせており、父系祖父ディープインパクトも15年1着サトノルパンを出している。なお、父は13年マイルCSを制するなど、全4勝を京都競馬場で挙げた巧者であったことを特筆できるだろう。本馬は母の父も興味深く、穴メーカーであるサクラユタカオーの血を引く馬として注意したい。
2006年に中距離重賞からスプリント重賞にその姿を変えた京都競馬場伝統の一戦。中距離戦として行われていたころの勝ち馬には、第29回(1984年)カツラギエース、第39回(1994年)ネーハイシーザー、第50回(2005年)カンパニー、とJRAの競馬史で記録にも記憶にも残る名勝負を繰り広げてきた馬たちが名を連ねている。芝1200m戦となってからは、第56回(2011年)にロードカナロアが勝利。のちに“最強スプリンター”の称号を得る名馬が、ここで最初の一歩となる重賞初タイトルを獲得している。また、第63回(2018年)にダノンスマッシュが勝ったことで、ロードカナロアは種牡馬として父仔制覇も果たすことになった。