競馬場でも“そだねー”が聞こえる! 競走馬のオーナーであり、カーリング女子日本代表、LS北見の活動も支援してきた医療法人理事長の國分純オーナー(58)が、所有する2歳牝馬に「ソダネー」と命名したことが1日、わかった。すでに馬名審査はパスしており、早ければ今夏にも“そだねー”ブームが競馬場に訪れそうだ。
ブームに乗ったわけではない。むしろそのブームを巻き起こす礎を築いたスポンサーが、カー娘たちをさらに違う形で後押しする。競走馬“ソダネー”が誕生することになった。
「1週間くらい前に申請して、もう(審査を)通りました」
國分氏が明らかにしたのは、所有する2歳牝馬の命名だ。これまでに重賞3勝のウキヨノカゼやオープン2勝のドコフクカゼ、現役ではアイノカケハシ、カガヤクミナノユメなど、日本語ならではの響きを生かすユニークな名前をつけてきた同氏。ソダネーの母カアチャンコワイ(4戦1勝)も世間の恐妻家に話題を呼んだ(?)馬名だ。
平昌五輪で銅メダルに輝いたカーリング女子日本代表、LS北見を支援する國分氏は、リードの吉田夕梨花(24)が勤務する医療法人の理事長でもある。現地で応援し、感動を共有。興奮がさめやらぬうちに、彼女たちが流行させた“そだねー”を馬名にすることを即決した。
現在は北海道日高町のグリーンマイルトレーニングセンターでデビューに向けた調教を積んでいるソダネー。同馬を生産したスマイルファームの中村広樹さんは「いま生産地で人気があるシニスターミニスターの産駒で、その配合は(國分)オーナーのチョイスです。先見の明ですね。ダート巧者が多い父の特長を受け継いでいる感じです」と期待を寄せる。
人気と実力を兼備したカー娘に負けない活躍が期待されるが、國分氏は「常に(愛馬の)目標にしていますが、とにかく1勝してほしい」と控えめ。それでも、馬名が呼ばれればカーリング人気が一過性のものに終わらない効果も期待できる。新たな北国の夢を背負う2歳牝馬。今度は、リンクではなく芝やダートの舞台に“そだねー”が響き渡る。
★吉田知インスタでウキヨV祝福していた
國分氏が理事長を務める病院に勤務しているのは吉田夕梨花だが、その姉でサードの知那美(26)が昨年5月、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿した画像も話題になっている。ウキヨノカゼが昨春、福島牝馬Sを制したときに贈られた肩掛け(レイ)を挟んで、スキップの藤沢五月(26)とのツーショット。「congratulations!!」と投稿し、LS北見を支援する國分氏を祝福した。
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