ワンスインナムーン(競走馬)

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 1日の福島11Rテレビユー福島賞(3歳上1600万下、芝1200メートル)は、降級馬で1番人気ワンスインナムーン(美・斎藤誠、牝4、父アドマイヤムーン)が2番手から抜け出してオープンに再昇級した。タイム1分7秒6(良)。14戦5勝。「余計なことを考えずに、ゲートを出たら先行しようと。うまくスタートを切ってくれたし、スピードが違いました」と石橋騎手。今後は距離も含めて「いろいろ考えてみたい」と斎藤誠調教師。2番人気アレスバローズが1/2馬身差の2着だった。

【高松宮記念】レースを終えて…関係者談話2017年3月27日(月) 05:06

 ◆国分優騎手(ティーハーフ4着) 「抜け出したかなと思いましたが…。内枠もよかったですが、もうちょっとでしたね」

 ◆内田騎手(フィエロ5着) 「内枠で序盤にボコボコしたところを通らされたのが痛かった。(直線で外に出すと)グイグイ伸びていたけど…」

 ◆藤岡康騎手(トーキングドラム6着) 「速い流れでしたが、最後は脚を使ってくれてます」

 ◆大野騎手(スノードラゴン7着) 「うまく立ち回れた。最後も反応してくれたし馬は良くなってきています」

 ◆石川騎手(ナックビーナス8着) 「3コーナーで手応えが怪しかったけど、直線で脚を使ってくれました」

 ◆田辺騎手(ソルヴェイグ9着) 「いつもの行きっぷりがなかった。馬場を気にしていた」

 ◆戸崎騎手(メラグラーナ10着) 「馬はすごくよかった。道中もスムーズで直線も進路ができたんですが…。馬場なのかなあ」

 ◆四位騎手(ヒルノデイバロー11着) 「伸びなかったね。追走で手いっぱいでした。デキはよかっただけに…」

 ◆シュタルケ騎手(バクシンテイオー12着) 「馬場は気にしていなかった」

 ◆森一騎手(ラインスピリット13着) 「行けたのは収穫でした。馬場が全てですね」

 ◆藤岡佑騎手(クリスマス14着) 「スタートを出して、ポジションも悪くなかった。今後も1200なら」

 ◆川田騎手(シュウジ15着) 「ゲートは出過ぎるぐらいでした。リズムよく運べていましたが、直線では脚が上がってしまいました」

 ◆石橋騎手(ワンスインナムーン16着) 「こういう馬場はパワータイプじゃないので合わなかった」

 ◆菱田騎手(レッドアリオン17着) 「3、4コーナーから手応えが怪しくなった」

 ◆吉田豊騎手(トウショウピスト18着) 「行きたかったが、内の馬に突っぱねられて(ハナに)行けなかった」

★26日中京11R「高松宮記念」の着順&払戻金はこちら

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【高松宮記念】最新ナマ情報2017年3月25日() 05:01

◆最内に西浦師苦笑 〔1〕ティーハーフ

 〔1〕枠(1)番に西浦調教師は「思い切って行こうかな」と苦笑い。後方脚質だけに、思わぬ枠順となった。「あとはジョッキーに任せます。外に出すか、内を突くか、馬の気持ちを考えてどうするか」と国分優騎手の手綱に期待した。

◆藤原英師「いい枠」 〔2〕フィエロ

 〔1〕枠(2)番をゲット。投票所で見届けた藤原英調教師は「いい枠やな。Bコースになるし、いいんじゃない」と上機嫌。追い切り後も「雰囲気はいいよ。中京もいいと思うし、今回のメンバーならチャンスがある」と自信をのぞかせた。

◆好枠も課題は気性 〔3〕レッツゴードンキ

 梅田調教師は投票所で、枠順発表を待った。〔2〕枠(3)番に「どこでもよかったけど、好きな数字だしよかった。あとはジョッキーに任せる」と笑顔。当日のテンションを鍵に挙げ「ゲートまでいかに落ち着いてくれるか」と話した。

◆ハナにおわす 〔4〕ラインスピリット

 〔2〕枠(4)番の絶好枠をゲット。松永昌調教師は「真ん中より内がいいと思っていたからね。いいんじゃないか。行く馬がいなければ(ハナに)行ってもいい。馬の状態は体重も減っていなくていい感じ」とにっこり。

◆外がよかった 〔5〕レッドアリオン

 内めの〔3〕枠(5)番を引いた。橋口調教師は「正直、もう少し外がよかった。でも、昨秋のセントウルSはもまれても大丈夫だったし、ペースが流れてくれて(直線で)うまく外に出せれば」とレース展開を頭に描く。

◆赤帽に上原師笑顔 〔6〕セイウンコウセイ

 〔3〕枠(6)番でGI初挑戦。上原調教師は「極端に内すぎず、外すぎず、いいんじゃないか」と笑顔。金曜は北の角馬場で調整。「リラックスしていい感じ。体質がしっかりしてビシッと追えるようになったのは大きい」と目を細めた。

◆スタート鍵握る 〔7〕レッドファルクス

 〔4〕枠(7)番からスプリントGI2勝目を狙う。尾関調教師は「内すぎなければ、と思っていた」と満足げだ。金曜は角馬場からWコースを1周と意欲的。ゲート練習もはさみ「高松宮記念は、ある程度前が有利。スタートからスムーズに行けるように、プラスアルファとして」と念に念を入れた。

◆作戦これから 〔8〕バクシンテイオー

 8歳の古豪は〔4〕枠(8)番に決まった。金曜朝は北の角馬場で軽めの調整。「乗り方に関しては、ジョッキーと調教師が相談して決めると思います」と森助手は話した。

◆内でジックリと 〔9〕シュウジ

 ちょうど真ん中の〔5〕枠(9)番に決定。北村助手は「大外とか極端なところでなくよかった。どんな展開になるか、読みづらいメンバーでトウショウピストが外から来てかぶせられて併せる形になるのは嫌だが、行く馬を見ながら内でためられたら」とうなずく。

◆真ん中に満足 〔10〕クリスマス

 〔5〕枠(10)番に、伊藤大調教師は「中京1200メートルは外枠が不利だし、真ん中でちょうどいい」と大満足。金曜は厩舎周りの運動。雨予報には「道悪は絶対だめ。良くて稍重なら」と空模様を気にしていた。

◆ピリピリ好感 〔11〕スノードラゴン

 メンバー最年長は〔6〕枠(11)番。高木調教師は「真ん中くらいで、いいんじゃないですか」と歓迎の口ぶりだ。坂路2本の調整で「いい意味でピリピリしている。得意の中京で、9歳の意地を見せてもらいましょう」と期待を込めた。

◆鍵はスタート 〔14〕トーキングドラム

 7歳で重賞初Vと勢いに乗る。〔7〕枠(14)番に、相田助手は「久々の1200メートルなので、ゲートをどれくらい出るかが鍵。ゴチャつく内より、スムーズに運べる外の方がいい」と喜んでいた。

◆末脚見せるぞ 〔15〕ヒルノデイバロー

 〔7〕枠(15)番と持ち前の末脚を生かせそうな枠順となった。藤野助手は「どちらにしても後ろからいく馬なので」。前走は上がり最速の末脚で重賞初連対。「去年とは馬が全然違いますよ」と充実ぶりをアピールした。

◆逃げ宣言出た 〔16〕トウショウピスト

 外めの〔8〕枠(16)番となった。角田調教師は「できたら内の偶数が欲しかったが…。逃げた方が集中して走るので、今回は行ってもらう。追い切りでも併せるより単走の方がいい動きをするから」と逃げ宣言が出た。

◆リズムが大事 〔17〕ナックビーナス

 連戦でもタフな4歳牝馬は〔8〕枠(17)番。杉浦調教師は「前に馬がいなくなるとソラを使うのが課題。枠も戦法もどうでもいい。とにかくリズム良く走らせてくれれば」と期待を寄せた。

◆大外も前向き 〔18〕ワンスインナムーン

 大外の〔8〕枠(18)番に決まった。相田助手は「もう少し内が良かったけど」と前置きしつつ「この馬はスタートが抜群にうまい。石橋騎手なら、ちゃんと出してくれるだろうし、大丈夫だと思う」と前向きだった。

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【高松宮記念】厩舎の話2017年3月24日(金) 05:04

 ◆クリスマス・伊藤大師 「中山の急坂よりジワジワ上がれる中京の方がいい」

 ◆スノードラゴン・高木師 「自分の競馬に徹してどこまで」

 ◆セイウンコウセイ・上原師 「スタートがよく、折り合いもつく」

 ◆ソルヴェイグ・鮫島師 「スタートをポンと出て、流れに乗れれば」

 ◆ティーハーフ・西浦師 「間があいたので、しっかりと負荷をかけた」

 ◆トウショウピスト・角田師 「スムーズに先行できたら」

 ◆トーキングドラム斎藤誠師 「使うたびに本格化しているので楽しみ」

 ◆ナックビーナス・杉浦師 「牝馬にしてはタフで、使った後もガタッと来ない。状態はいい意味での平行線」

 ◆バクシンテイオー・森助手 「1度使った上積みは感じる。体も絞れてきた。北九州記念を勝ったときの状態に近い」

 ◆ヒルノデイバロー・四位騎手 「ここにきて力をつけている。流れが速くなれば…」

 ◆ラインスピリット・森一騎手 「悪い馬場は得意ではないが、頑張っていた。具合はいい」

 ◆レッドアリオン・橋口師 「馬の後ろで我慢できていた。出していかず控えたいですね」

 ◆レッドファルクス・尾関師 「体は成長しているし、中京も結果が出ている」

 ◆ワンスインナムーン・石橋騎手 「反応を確かめる程度でも、動きはよかった」

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【高松宮記念】ワンスインナムーン、上々11秒72017年3月23日(木) 05:03

 京都牝馬S2着のワンスインナムーンは、坂路で4ハロン53秒2−11秒7。ラストで少し内にモタれる面を見せたが、レコンキスタ(未勝利)に1馬身半先着した。騎乗した石橋騎手は、「先週、びっしりやったので反応を確かめる程度。動きはよかったし、体に緩みもない。1200メートルも問題ないですよ」と一発を狙う。

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【高松宮記念】ワンスインナムーン2馬身先着2017年3月22日(水) 11:51

 ワンスインナムーンは重賞初挑戦の京都牝馬Sで0秒3差2着と上昇中。美浦坂路で4馬身先行したレコンキスタをラスト1F11秒7で楽に抜き去り2馬身先着した。

 ■石橋騎手「反応が良かった。緩んだ感じもしないし、順調に良くなっている」(夕刊フジ)

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【東西現場記者走る】ドンキ電撃“向きムキ”ボディー 2017年3月22日(水) 05:09

 1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI限定の連載企画「東西現場記者走る」。高松宮記念を担当するのは大阪サンスポの山口大輝記者(25)だ。初日のターゲットは京都牝馬Sを快勝して完全復活を果たしたレッツゴードンキ。6ハロン戦で2度目のGI制覇に挑む桜花賞馬の陣営を直撃した。

 先週は土曜、月曜と両競馬場のメインレースが的中し、予想&馬券が好調と気分がいい。いきなりの雨天スタートに水を差されはしたが、気合は十分だ。雨がっぱで対策もばっちりとして、全休日の取材へ向かった。

 初日のターゲットは、2015年の桜花賞レッツゴードンキだ。初めてのスプリント戦だった昨年は8着だったが、前走のGIII京都牝馬S(芝1400メートル)で1年10カ月ぶりの勝利と勢いがある。梅田調教師を直撃するとやはりトーンが高かった。「勝ちみに遅い馬は、ひとつ勝てばポンポンと勝つことがあるからね。前走の勝ちは大きいね。良薬になったよ」と、明るい表情だ。

 その前走は中団から上がり3ハロン34秒0の末脚で、1番人気に応えた。逃げ切った桜花賞と違う戦法での勝利。気性面で成長したことの証明だ。指揮官は「レースにいくと変わらない部分もある」としながらも「装鞍所、パドック、返し馬と、ゲートを出るまでが、だいぶ落ち着いてきた」。戦前の体力の消耗が減り、レースぶりにも幅が出た。

 「今は見た感じでも体がムキムキで、いかにもスプリンターって感じの体つきだよ」。桜花賞時に464キロだった馬体重も、前走時は502キロと40キロ近く増加。心身ともにたくましくなった。

 ふと思い出したのが、以前に聞いた梅田調教師の言葉だ。「母がマルトクだもんね。成長力はあるよ」。父の梅田康雄元調教師が管理していた母は、2〜6歳時に5勝を挙げる活躍。その母の血が伝わったなら、5歳時の本格化も納得できる。

 鞍上の岩田騎手も強力な味方だ。20日のGIIIフラワーCファンディーナで快勝して、重賞3勝目を挙げたばかり。

 「今年はみんな色気を持ってるからね。どれだけきれいに乗ったかで、勝ちが決まると思う。ジョッキーの調子が上がってきているのはいいんじゃない」

 梅田調教師の笑顔に応援したい気持ちも芽生えたが、まだ初日。水、木曜の追い切りもじっくり吟味し、勝ち馬を探したい。 (山口大輝)

★展望

 確たる主役は不在で混戦ムードだが、夕刊フジ賞オーシャンSを快勝したメラグラーナ、ベストの距離に戻るシュウジ京都牝馬S快勝で復活を果たしたレッツゴードンキ、昨秋のスプリンターズSを制したレッドファルクスなどが中心を形成する。他にも、この距離では底を見せていないセイウンコウセイワンスインナムーンといった新星や、遅咲きの阪急杯勝ち馬トーキングドラム、さらに安定感のあるソルヴェイグなども上位をうかがう力量の持ち主。見応えある電撃戦となりそうだ。

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東西現場記者走る 2014年の春から続くGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者たちが、トレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日。山口記者は初めてこの連載を担当した昨年のエリザベス女王杯で、3連単15万8930円を見事に的中した。

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【高松宮記念】トーキング上々&センスいいワンス2017年3月22日(水) 05:08

 斎藤誠厩舎は、阪急杯勝ちのトーキングドラム京都牝馬S2着のワンスインナムーンの2頭出し。「トーキングは先週、藤岡康騎手がまたがってから、すごくいい感じになってきた。恥ずかしい競馬はしないと思う。ワンスも先週、しまいだけやって良くなってきた。馬が自分で体をつくるし、1200メートルの適性があり、センスもいい」と斎藤誠調教師は2頭とも好勝負を期待している。

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【高松宮記念】レース展望 2017年3月21日(火) 17:15

 日曜は中京競馬場で春のGI第2弾、高松宮記念(26日、芝1200メートル)が行われる。2016年の最優秀短距離馬ミッキーアイルが現役を引退し、昨年の覇者ビッグアーサーが脚部不安のため不在。また、シルクロードSを連覇したダンスディレクターも、同じく脚部不安により今年も参戦を断念している。しかし、前哨戦で次々と新興勢力が名乗りを上げており、春の電撃王決定戦にふさわしいメンバーが顔をそろえた。土曜の夜には、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で、日本馬11頭が出走する「ドバイワールドカップデー」が行われるが、国内のGIも、ドバイに負けず劣らずの熱戦となることは必至だろう。

 昨秋のスプリンターズSでGI初勝利を飾ったレッドファルクス(美浦・尾関知人厩舎、牡6歳)が、史上7頭目のスプリントGIダブル制覇に挑む。中京芝では1200メートルの2戦を含む3戦全勝。昨年12月の香港スプリントは12着に敗れているが、休養を挟んでここを目標にしっかりと立て直されており、3カ月半ぶりでも力を発揮できる仕上がりにある。

 スプリンターズSでも抜群の切れ味を見せていたが、昨年7月のCBC賞では、直線大外から目の覚めるような差し切り勝ち。上がり3ハロン32秒7は、馬場が改修された2012年以降の芝で最速で、直線の長い中京ではさらに一段上の末脚を使えることを証明済みだ。それでいて、ダートでオープン特別の欅Sを含む4勝をマークしているように、パワーも兼備しているのが、この馬の強み。昨年は1分6秒7のレコード決着だったが、例年、最終週の中京は力を要するタフな馬場になる傾向が強い。そして何より、今年最初のGIフェブラリーSゴールドドリームで勝ち、6週連続日曜メインVを達成するなど、今年も乗りに乗っているミルコ・デムーロ騎手の手綱。巻き返しへの要素は、そろいにそろっている。GI・2勝目を挙げ、短距離界の歴史にその名を刻む。

 メラグラーナ(栗東・池添学厩舎、牝5歳)は、勢いに乗ってのGI初参戦となる。前走の夕刊フジ賞オーシャンSは、中団から上がり3ハロン33秒9の末脚を繰り出して重賞初勝利。芝のスプリント戦に転じた昨年7月以降は、【4・1・0・1】の快進撃だ。重賞初挑戦の京阪杯こそ、デビュー以来最高馬体重となる532キロと重馬場が響いて14着に大敗したが、すぐに巻き返してオープン特別→重賞を連勝。5歳とはいえ、季節が反対の豪州生まれのため、実質的には4歳秋で、まだ十分に強くなりそうだ。良馬場での追い比べなら、初の大舞台でも見劣りはしないはず。10、11年(阪神開催)に連覇したキンシャサノキセキ以来、史上2頭目となるJRA所属の南半球産馬としてのGI勝利を狙う。

 前走の京都牝馬Sで一昨年の桜花賞以来1年10カ月ぶりの勝利を飾ったレッツゴードンキ(栗東・梅田智之厩舎、牝5歳)も侮れない。逃げ切りで桜の女王に輝いたときとは打って変わり、中団から末脚を生かすレーススタイルにモデルチェンジ。昨秋のスプリンターズSでは9着に敗れているが、最内から追い込んで、進路が窮屈になるところがありながらも、勝ったレッドファルクスとは0秒2差。メンバー最速の上がり3ハロン32秒9の末脚は目を見張るものだった。3走前のダート交流GI・JBCレディスクラシックで2着に入っているように、この馬もレッドファルクス同様、パワーを兼ね備えている。最終週のタフな馬場も歓迎とみていい。これまでスプリント戦は4戦して2度の3着が最高だが、そろそろこの距離のペースにも慣れてきた頃。ここで、桜花賞以来となるGI・2勝目を挙げ、完全復活をアピールする。

 ソルヴェイグ(栗東・鮫島一歩厩舎、牝4歳)は、昨年の函館スプリントSを1分7秒8のコースレコードでV。スプリンターズSは好位からレースを進め、レッドファルクスからアタマ+クビ差で、タイム差なしの3着に踏ん張った。53キロの軽量が味方したのは事実だが、改めてスプリンターとしての高い能力を誇示。前走のシルクロードSは初めてハナを切って、勝ち馬から0秒5差の6着だったが、慣れない戦法で後続からつつかれたことや、4カ月の休み明けだったことを考えれば、前哨戦としては上々の結果といえる。叩き2戦目の上積みと4歳春を迎えての成長力、そして、GIで大胆な騎乗を見せる田辺裕信騎手との2度目のコンビ。昨秋の無念を晴らし、GI初制覇を達成しても不思議はない。

 シュウジ(栗東・須貝尚介厩舎、牡4歳)は昨年のスプリンターズSで0秒1差の4着。続く阪神Cでは皐月賞イスラボニータを撃破し、重賞2勝目をマークしている。8着に終わった前走の阪急杯は2カ月ぶりの実戦でイレ込みがきつく、レースでは外からプレッシャーをかけられ、走りに力む面があったもの。この一戦だけで評価を下げるのは早計だ。父は前出のキンシャサノキセキで、自身も中京では新馬戦→オープン特別・中京2歳Sを勝っており、コース替わりは間違いなくプラスに出る。GI級の潜在能力を存分に発揮できれば、戴冠は夢ではない。

 トーキングドラム(美浦・斎藤誠厩舎、牡7歳)は、重賞初挑戦だった前走の阪急杯を勝利。これまではもまれると力を発揮できなかったが、中団のインで我慢が利き、直線は最内の窮屈なところを一瞬の脚で突き抜けた。ボーンシスト(骨の発育不良による骨病変)で、3歳春から2年近く休養を余儀なくされており、年齢よりも若々しさがある。年明けは1600万下に在籍していたが、わずか3カ月でGI参戦を果たす充実ぶり。大仕事をやってのける可能性はある。

 フィエロ(栗東・藤原英昭厩舎、牡8歳)はデビュー25戦目で、この距離に初チャレンジ。重賞は未勝利だが、これまでGIで2着2回、3着1回と好勝負を演じた実績があり、軽くは扱えない存在だ。昨年の安田記念3着のときにコンビを組んだ内田博幸騎手の手綱で、これまでの鬱憤を一気に晴らすことができるか注目したい。

 夕刊フジ賞オーシャンSメラグラーナから半馬身差の2着に好走したナックビーナス(美浦・杉浦宏昭厩舎、牝4歳)、同レース3着のクリスマス(美浦・伊藤大士厩舎、牝6歳)も上位争いが可能だ。

 シルクロードSでクビ差2着のセイウンコウセイ(美浦・上原博之厩舎、牡4歳)、京都牝馬S2着で、芝1200メートル戦は2戦2勝のワンスインナムーン(美浦・斎藤誠厩舎、牝4歳)、昨夏の北九州記念の勝ち馬で、末脚の破壊力が自慢のバクシンテイオー(美浦・堀宣行厩舎、牡8歳)もマークは必要。末脚鋭いヒルノデイバロー(栗東・昆貢厩舎、牡6歳)、2014年の2着馬で、同年のスプリンターズSを勝っているスノードラゴン(美浦・高木登厩舎、牡9歳)も勝ち負けに加わって不思議はない。まさに多士済々。見応えあふれる6ハロンの攻防が繰り広げられそうだ。

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【高松宮記念】レッツゴードンキ、力強く12秒1! 2017年3月17日(金) 05:02

 《栗東》京都牝馬Sで一昨年の桜花賞以来の勝利を挙げたレッツゴードンキ(梅田、牝5)は、坂路4ハロン50秒4−12秒1をマーク。岩田騎手は「元気ですよ。動きもよかった。去年と比べるとずいぶん、力強くなって、違う感じ」と笑みを浮かべた。

 京都金杯3着フィエロ(藤原英、牡8)は、坂路4ハロン49秒2と今週の一番時計を叩き出した。内田騎手は「52秒ぐらいの指示だったが、そんなに速く感じなかった。1200メートルは初めてになるが、スピードはあるし、ついて行けそう」と話した。

 《美浦》昨年のスプリンターズSの優勝馬で、香港スプリント12着以来となるレッドファルクス(尾関、牡6)は、Wコースで一杯に追われて6ハロン82秒6−12秒9をマークした。「来週に向けて長めからしっかりと追って、時計や内容は良かったと思う。手前の替え方もスムーズだったし、体の感じもいい」と尾関調教師は順調さを強調した。

 阪急杯を勝ったトーキングドラム斎藤誠、牡7)はWコース6ハロン82秒3−12秒9で、僚馬に1馬身先着した。初コンビとなる藤岡康騎手は「素直で反応はいいし、動きも良かった。いいポジションでうまくタメが利けば楽しみ」と好感触。僚馬ワンスインナムーン(牝4)は、Wコース5ハロン66秒2−12秒9をマークし、1馬身先着。「しまいを生かす形でやった。中身はできていると思うし、きょうの動きならいいのかな」と斎藤誠調教師。

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【高松宮記念】特別登録馬2017年3月12日() 17:30

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【京都牝馬S】ドンキまた咲いた!’15桜花賞以来のV 2017年2月19日() 05:02

 第52回京都牝馬ステークス(18日、京都11R、GIII、4歳上牝馬オープン国際、別定、芝・外1400メートル、1着本賞金3600万円 =出走18頭)岩田康誠騎乗で1番人気に推されたレッツゴードンキが中団追走から直線で差し切り勝ち。一昨年の桜花賞以来となる久々の重賞制覇を果たした。タイム1分22秒5(稍重)。春の最大目標はヴィクトリアマイル(5月14日、東京、GI、芝1600メートル)となる。1馬身3/4差の2着には7番人気のワンスインナムーンが入った。

 寒風が吹く淀で、桜の女王が復活を果たした。レッツゴードンキが大外から豪快に突き抜け、一昨年の桜花賞以来となる勝利の美酒に酔った。

 「少し折り合いに苦労したけど、何とか我慢してくれた。充実してきた感じがするし、まだまだ伸びしろがある」

 パートナーの力走に、岩田騎手の声が弾む。道中は中団につけたが、向こう正面でややエキサイトした。鞍上が懸命になだめて外へ進路を取り、直線で鋭い末脚を発揮。ラスト100メートルで突き抜けた。木曜までフェブラリーSと両にらみで悩んだ末に出走を決めた梅田調教師も満足の表情だ。

 「久しぶりにすっきりとした。レースでは掛かったけど、パドックや返し馬では落ち着きがあったし、まだまだGIを狙っていける」

 1年10カ月ぶりの勝利を飾り、再び頂点を目指す。次走は高松宮記念(3月26日、中京、GI、芝1200メートル)か、サンスポ杯阪神牝馬S(4月8日、阪神、GII、芝1600メートル)。そこからヴィクトリアマイルへ向かう。完全に復調したレッツゴードンキの未来は明るい。 (片山和広)

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【京都牝馬S】レースを終えて…関係者談話2017年2月19日() 05:01

 ◆石橋騎手(ワンスインナムーン2着) 「思った感じで運べた。直線に向いても楽な手応えだったし、いきなりの重賞でこれだけ走れたのだから、いいものを持っている」

 ◆浜中騎手(スナッチマインド3着) 「(4角手前で)他馬とぶつかって馬がカッとした。直線で伸びてはいるが、そのぶん少し足りなかった」

 ◆M・デムーロ騎手(アットザシーサイド8着) 「枠順が良くなかった。内で何もできなかったけど頑張ってくれている」

 ◆ルメール騎手(アルビアーノ17着) 「最初はいいポジションだったが、3角過ぎで狭くなり止まるところがあった。少し太めもあったかな」

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【京都牝馬S】15年桜花賞馬レッツゴードンキが復活V! 2017年2月18日() 15:41

 2月18日の京都11Rで行われた第52回京都牝馬ステークス(4歳以上オープン、牝馬、GIII、芝・外1400メートル、別定、18頭立て、1着賞金=3600万円)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気レッツゴードンキ(牝5歳、栗東・梅田智之厩舎)が大外一気の差し切り勝ちで、一昨年の桜花賞以来の勝ち星を挙げた。タイムは1分22秒5(稍重)。

 1馬身3/4差の2着には好位から伸びたワンスインナムーン(7番人気)、さらにアタマ差遅れた3着に追い込んできたスナッチマインド(5番人気)。

 京都牝馬Sを勝ったレッツゴードンキは、父キングカメハメハ、母マルトク、母の父マーベラスサンデーという血統。北海道平取町・清水牧場の生産馬で、馬主は廣崎利洋HD。通算成績は19戦3勝。重賞は2015年桜花賞・GIに次いで2勝目。京都牝馬Sは、梅田智之調教師は初優勝、岩田康誠騎手は2006年マイネサマンサ、2007年ディアデラノビアに次いで3勝目。

 ◆岩田康誠騎手(1着 レッツゴードンキ)「久しぶりに勝てたので、本当にうれしく思っています。今日は外が伸びる展開だったので大外を回しました。道中は折り合いに苦労しましたが、なんとか辛抱してくれましたね。力んで走っていましたが、馬の状態が良かったので頑張れたんだと思います。だんだん馬が充実して、中身が濃くなってきているので。粗削りなんですけど、元気な女の子なんで。また大きなところでも頑張ってほしいと思います」

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【京都牝馬S】厩舎の話2017年2月17日(金) 05:02

 ◆アットザシーサイド・浅見助手 「距離もコースも合っている。馬場さえ渋らなければ」

 ◆アルビアーノ・木村師 「本来の動きにはもうひとつ」

 ◆ウインファビラス・畠山吉師 「京都の外回りなら、7ハロン戦でも十分に対応できる」

 ◆ウリウリ・和田騎手 「癖もなく、さすがの脚力。反応がいい」

 ◆エスティタート・松永幹師 「格上挑戦だが状態の良さを生かして」

 ◆エテルナミノル・本田師 「順調だし、状態は全く心配ない」

 ◆スナッチマインド・岡田師 「動き、体調ともいい意味で変わりない。京都は合うので」

 ◆ダンツキャンサー・谷師 「牝馬限定戦ならそこそこやれても」

 ◆トウカイセンス・野中師 「このクラスでも条件さえ合えばやれる馬だと思う」

 ◆トータルヒート・平田師 「今の京都の荒れた芝は合う」

 ◆ナックビーナス・杉浦師 「流れ次第でどんな競馬でもできる」

 ◆フィドゥーシア・金折助手 「最近は折り合いもつくようになっている」

 ◆ペイシャフェリス・高市師 「距離が短くなるのはいい」

 ◆ベルルミエール高橋亮師 「先週の段階で体はできている」

 ◆ムーンエクスプレス・鈴木孝師 「ハナに行く形がベスト」

 ◆ラインハート・須貝師 「うまく立ち回れれば」

 ◆レッツゴードンキ・梅田師 「時計は少し速くなったが、状態はいい」

 ◆ワンスインナムーン斎藤誠師 「坂路でしまいだけ様子をみる感じ。それでもラスト1ハロン11秒9はすごい」

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