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ミッキーアイル(競走馬)

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ミッキーアイルの関連ニュース

 1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探る連載企画。大阪サンスポの川端亮平記者(34)は4日目、朝日杯フューチュリティS3着のボンセルヴィーソを取り上げた。過去5年で逃げた馬が3勝をマーク。内枠ならメンコを外す勝負手でハナを主張する構えの実績馬が、惜敗続きにピリオドを打とうとしている。

 関西馬は全頭が3日に追い切りを行ったため、4日朝は馬場に出る馬がほとんどいない。動きが少ないぶん、腰を据えて関係者に話を聞いた。大混戦の見立ては変わらず、「どれがいいの?」と、逆に取材を受けることもしばしばだ。

 そんなやりとりの中で注目のデータがある。このレースは、近5年で3度が逃げ切りVだったことだ。東京芝の直線は525・9メートルと長い。逃げ・先行勢は簡単に押し切れない印象がある。勝った2012年カレンブラックヒル、14年ミッキーアイル、16年メジャーエンブレムは、すべて単勝1番人気。力が上だったともいえるが、それだけではない。

 昨年の東京芝1600メートルの逃げ馬の勝率は・183。阪神芝マイルの・184はわずかに下回るものの、京都の・121、中山の・099を大きく上回っている。印象とは異なり、逃げ馬は要注意なのだ。

 確定したメンバーを見渡しても、確たる逃げタイプはいない。そこで注目したいのがボンセルヴィーソだ。昨年のGI朝日杯FSでハナを切っており、ここも主導権を握れそう。池添学調教師、松山騎手にレースプランをたずねると、「枠順や他の出方にもよるが、逃げは選択肢にある」と同じ答えが返ってきた。

 さらに、GI奪取への秘策もある。これまでは周りを気にする面を考慮してメンコを着用していたが、すんなりハナに行ける内枠を引いた場合は外して臨むというものだ。池添学師は「敏感な部分があって、後ろから来られたら来られた分だけ反応する。それが最後のもうひと踏ん張りにつながってくれれば」と意図を説明する。勝負手が功を奏せば、重賞で2、3、2、3着と勝ちきれない“善戦マン”の殻を破れるかもしれない。

 本命候補を絞り込んでいくはずが、気になる存在は増えていくばかり。悩みながら栗東を後にして、5日は美浦トレセンで関東馬をチェックする。

NHKマイルCの枠順はこちら 調教タイムも掲載

【NHKマイル】レース展望 2017年5月1日(月) 15:43

 今週から6月4日の安田記念まで5週連続、東京でGIが行われる。幕開けは3歳のチャンピオンマイラー決定戦・第22回NHKマイルC(7日、芝1600メートル)。前哨戦のニュージーランドTの1、3着馬に、桜花賞皐月賞の出走馬が加わり、バラエティーに富んだメンバーが集まった。ゴールデンウイーク最終日の府中の杜で、スポットライトを浴びるのはどの馬か。

 ニュージーランドT優勝馬ジョーストリクトリ(栗東・清水久詞厩舎、牡)は、2009年の覇者ジョーカプチーノの初年度産駒。01年クロフネ&15年クラリティスカイに次ぐレース史上2組目の父子制覇に挑む。ニュージーランドTでは12番人気の低評価ながら、稍重馬場を苦にせず、好位から伸びて2着メイソンジュニアに1馬身1/4差をつける完勝だった。

 折り合いに不安がなく、レースセンスは抜群。東京コースでも、芝1400メートルの新馬戦で快勝している。天皇賞・春をキタサンブラックで制した武豊騎手、清水久詞調教師のコンビが、2週連続でGIの表彰台に立つことができるか注目だ。

 桜花賞4着のカラクレナイ(栗東・松下武士厩舎、牝)はこれまでの5戦で上がり最速を3回、2位を2回マークしている末脚自慢。前走の桜花賞も14番手から力強く伸び、勝ったレーヌミノルから0秒2差まで追い上げた。展開に左右される面は否めないが、その決め手はライバルたちにとって脅威。今回は未勝利、フィリーズレビューで勝利に導いたミルコ・デムーロ騎手に手綱が戻る。優先権があったオークスを回避してこちらをチョイス。昨年のメジャーエンブレムに続く桜花賞4着からの戴冠を狙う。

 桜花賞5着のアエロリット(美浦・菊沢隆徳厩舎、牝)は1勝馬ながら、フェアリーSクイーンCと重賞で2度の2着がある。今回と同舞台のクイーンCでは1分33秒3の好タイムで走破。父クロフネが01年、いとこのミッキーアイルが14年の優勝馬で、血統的にもこの舞台はベストといえる。血の後押しを受け、待望の2勝目をGIで飾っても不思議はない。

 ディバインコード(美浦・栗田博厩舎、牡)は、キャリア7戦で【3・2・2・0】の安定感を誇る。2度ある3着はともに重賞の京王杯2歳SアーリントンCで、ワンパンチ足りない印象はあったが、前走のオープン特別・橘Sでは5番手から上がり3ハロン34秒5の末脚で鮮やかに抜け出した。決め手に磨きがかかった今なら、主役の座を射止めることも可能だろう。

 朝日杯フューチュリティS2着のモンドキャンノ(栗東・安田隆行厩舎、牡)は前走のフジテレビ賞スプリングSで10着と大敗したが、マイル戦なら見直しが必要。父キンシャサノキセキ、母の父サクラバクシンオーという血統面から、スプリングSの1800メートルは1ハロン長く、3カ月の休み明けだったことも影響した印象だ。陣営は前走時に、「たとえ勝っても皐月賞には向かわずNHKマイルCへ」と公言しており、目標をここに置いてきたことは明らか。京王杯2歳S(1着)時のクリストフ・ルメール騎手との再コンビで、GI制覇を目指す。

 皐月賞10着のプラチナヴォイス(栗東・鮫島一歩厩舎、牡)はスピードが武器。京都の芝1800メートルの未勝利戦でマークした1分45秒9は2歳コースレコードだ。皐月賞は勝ち馬アルアインから0秒5差。悲観する内容ではない。右回りでは内にササる癖があり、左回りなら変わり身も見込める。初のマイル戦で持ち味を発揮できれば、チャンスは十分だ。

 アウトライアーズ(美浦・小島茂之厩舎、牡)はスプリングS2着後の皐月賞で12着だったが、4コーナーで外を回るロスがあった。着差は勝ち馬から0秒6差。プラチナヴォイス同様、着順ほど負けてはいない。田辺裕信騎手がデビュー戦から競馬を教え込んできた素質馬。前走の大敗だけで見限るのは早計だろう。

 アーリントンC2着以来となるレッドアンシェル(栗東・庄野靖志厩舎、牡)は、叔父に英GIキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを勝ったナサニエル、叔母に愛オークス馬グレイトヘヴンズがいる超良血馬。ゲート難や、テンションが高くイレ込む面を残すなど、まだ若さが見られるが、秘めた能力は相当なもの。新馬→オープン・もみじSを連勝したときの福永祐一騎手に手綱が戻る点もプラスに出そうだ。

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【高松宮記念】レース展望 2017年3月21日(火) 17:15

 日曜は中京競馬場で春のGI第2弾、高松宮記念(26日、芝1200メートル)が行われる。2016年の最優秀短距離馬ミッキーアイルが現役を引退し、昨年の覇者ビッグアーサーが脚部不安のため不在。また、シルクロードSを連覇したダンスディレクターも、同じく脚部不安により今年も参戦を断念している。しかし、前哨戦で次々と新興勢力が名乗りを上げており、春の電撃王決定戦にふさわしいメンバーが顔をそろえた。土曜の夜には、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で、日本馬11頭が出走する「ドバイワールドカップデー」が行われるが、国内のGIも、ドバイに負けず劣らずの熱戦となることは必至だろう。

 昨秋のスプリンターズSでGI初勝利を飾ったレッドファルクス(美浦・尾関知人厩舎、牡6歳)が、史上7頭目のスプリントGIダブル制覇に挑む。中京芝では1200メートルの2戦を含む3戦全勝。昨年12月の香港スプリントは12着に敗れているが、休養を挟んでここを目標にしっかりと立て直されており、3カ月半ぶりでも力を発揮できる仕上がりにある。

 スプリンターズSでも抜群の切れ味を見せていたが、昨年7月のCBC賞では、直線大外から目の覚めるような差し切り勝ち。上がり3ハロン32秒7は、馬場が改修された2012年以降の芝で最速で、直線の長い中京ではさらに一段上の末脚を使えることを証明済みだ。それでいて、ダートでオープン特別の欅Sを含む4勝をマークしているように、パワーも兼備しているのが、この馬の強み。昨年は1分6秒7のレコード決着だったが、例年、最終週の中京は力を要するタフな馬場になる傾向が強い。そして何より、今年最初のGIフェブラリーSゴールドドリームで勝ち、6週連続日曜メインVを達成するなど、今年も乗りに乗っているミルコ・デムーロ騎手の手綱。巻き返しへの要素は、そろいにそろっている。GI・2勝目を挙げ、短距離界の歴史にその名を刻む。

 メラグラーナ(栗東・池添学厩舎、牝5歳)は、勢いに乗ってのGI初参戦となる。前走の夕刊フジ賞オーシャンSは、中団から上がり3ハロン33秒9の末脚を繰り出して重賞初勝利。芝のスプリント戦に転じた昨年7月以降は、【4・1・0・1】の快進撃だ。重賞初挑戦の京阪杯こそ、デビュー以来最高馬体重となる532キロと重馬場が響いて14着に大敗したが、すぐに巻き返してオープン特別→重賞を連勝。5歳とはいえ、季節が反対の豪州生まれのため、実質的には4歳秋で、まだ十分に強くなりそうだ。良馬場での追い比べなら、初の大舞台でも見劣りはしないはず。10、11年(阪神開催)に連覇したキンシャサノキセキ以来、史上2頭目となるJRA所属の南半球産馬としてのGI勝利を狙う。

 前走の京都牝馬Sで一昨年の桜花賞以来1年10カ月ぶりの勝利を飾ったレッツゴードンキ(栗東・梅田智之厩舎、牝5歳)も侮れない。逃げ切りで桜の女王に輝いたときとは打って変わり、中団から末脚を生かすレーススタイルにモデルチェンジ。昨秋のスプリンターズSでは9着に敗れているが、最内から追い込んで、進路が窮屈になるところがありながらも、勝ったレッドファルクスとは0秒2差。メンバー最速の上がり3ハロン32秒9の末脚は目を見張るものだった。3走前のダート交流GI・JBCレディスクラシックで2着に入っているように、この馬もレッドファルクス同様、パワーを兼ね備えている。最終週のタフな馬場も歓迎とみていい。これまでスプリント戦は4戦して2度の3着が最高だが、そろそろこの距離のペースにも慣れてきた頃。ここで、桜花賞以来となるGI・2勝目を挙げ、完全復活をアピールする。

 ソルヴェイグ(栗東・鮫島一歩厩舎、牝4歳)は、昨年の函館スプリントSを1分7秒8のコースレコードでV。スプリンターズSは好位からレースを進め、レッドファルクスからアタマ+クビ差で、タイム差なしの3着に踏ん張った。53キロの軽量が味方したのは事実だが、改めてスプリンターとしての高い能力を誇示。前走のシルクロードSは初めてハナを切って、勝ち馬から0秒5差の6着だったが、慣れない戦法で後続からつつかれたことや、4カ月の休み明けだったことを考えれば、前哨戦としては上々の結果といえる。叩き2戦目の上積みと4歳春を迎えての成長力、そして、GIで大胆な騎乗を見せる田辺裕信騎手との2度目のコンビ。昨秋の無念を晴らし、GI初制覇を達成しても不思議はない。

 シュウジ(栗東・須貝尚介厩舎、牡4歳)は昨年のスプリンターズSで0秒1差の4着。続く阪神Cでは皐月賞イスラボニータを撃破し、重賞2勝目をマークしている。8着に終わった前走の阪急杯は2カ月ぶりの実戦でイレ込みがきつく、レースでは外からプレッシャーをかけられ、走りに力む面があったもの。この一戦だけで評価を下げるのは早計だ。父は前出のキンシャサノキセキで、自身も中京では新馬戦→オープン特別・中京2歳Sを勝っており、コース替わりは間違いなくプラスに出る。GI級の潜在能力を存分に発揮できれば、戴冠は夢ではない。

 トーキングドラム(美浦・斎藤誠厩舎、牡7歳)は、重賞初挑戦だった前走の阪急杯を勝利。これまではもまれると力を発揮できなかったが、中団のインで我慢が利き、直線は最内の窮屈なところを一瞬の脚で突き抜けた。ボーンシスト(骨の発育不良による骨病変)で、3歳春から2年近く休養を余儀なくされており、年齢よりも若々しさがある。年明けは1600万下に在籍していたが、わずか3カ月でGI参戦を果たす充実ぶり。大仕事をやってのける可能性はある。

 フィエロ(栗東・藤原英昭厩舎、牡8歳)はデビュー25戦目で、この距離に初チャレンジ。重賞は未勝利だが、これまでGIで2着2回、3着1回と好勝負を演じた実績があり、軽くは扱えない存在だ。昨年の安田記念3着のときにコンビを組んだ内田博幸騎手の手綱で、これまでの鬱憤を一気に晴らすことができるか注目したい。

 夕刊フジ賞オーシャンSメラグラーナから半馬身差の2着に好走したナックビーナス(美浦・杉浦宏昭厩舎、牝4歳)、同レース3着のクリスマス(美浦・伊藤大士厩舎、牝6歳)も上位争いが可能だ。

 シルクロードSでクビ差2着のセイウンコウセイ(美浦・上原博之厩舎、牡4歳)、京都牝馬S2着で、芝1200メートル戦は2戦2勝のワンスインナムーン(美浦・斎藤誠厩舎、牝4歳)、昨夏の北九州記念の勝ち馬で、末脚の破壊力が自慢のバクシンテイオー(美浦・堀宣行厩舎、牡8歳)もマークは必要。末脚鋭いヒルノデイバロー(栗東・昆貢厩舎、牡6歳)、2014年の2着馬で、同年のスプリンターズSを勝っているスノードラゴン(美浦・高木登厩舎、牡9歳)も勝ち負けに加わって不思議はない。まさに多士済々。見応えあふれる6ハロンの攻防が繰り広げられそうだ。

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【Fレビュー】レーヌ斜行2着、浜中騎乗停止に2017年3月13日(月) 05:02

 第51回フィリーズレビュー(12日、阪神11R、GII、3歳牝馬オープン国際(指)、馬齢、芝・内1400メートル、1着本賞金5200万円、1〜3着馬に桜花賞の優先出走権 =出走18頭)1番人気のレーヌミノルは2着。中団から直線で抜け出したが、ゴール前でカラクレナイの急襲に屈した。ラスト300メートルあたりで先頭に立つ際に内に斜行し、ジューヌエコールなどの進路を妨害。浜中騎手は18日から25日(開催日4日間)まで騎乗停止となった。

 浜中騎手は昨年11月のマイルCSミッキーアイルで外に斜行)以来の騎乗停止。パトロールビデオを確認した後はショックを隠せず、険しい表情で無言のまま競馬場を後にした。

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【オーシャンS】短距離界の“食べごろ”メラグラーナ 2017年2月27日(月) 15:04

 今週3月4日の中山では電撃の「第12回夕刊フジ賞オーシャンS」(GIII、芝1200メートル)が行われる。GI高松宮記念に向けての最重要ステップレースは必見。今年の主役候補はオーストラリア産の超新星メラグラーナだ。

 イタリア語で“ザクロ”の快速牝馬メラグラーナは、今がまさに食べごろだ。昨夏から芝6Fに照準を絞って(2)(1)(1)(14)(1)着。重馬場の2走前を除けばいずれも連対し、重賞を狙えるところまで駆け上がってきた。

 同じ舞台の前走・ラピスラズリSで一気差しを決め、「1200メートルで決め手が生きるようになった。強い」と戸崎騎手。デビュー時から約20キロ増えてパワーアップし、南半球産の遅生まれの本領発揮はここからだ。

 最大目標を高松宮記念に置き充電。今月中旬から時計を出し、22日にはCWコース5F66秒7、ラスト1F11秒9を馬なりでマーク。「放牧先でも緩めずに乗り込んできた。1200メートルでは成績が安定しているし、しまいも確実に伸びてくる。GIに向けていいステップにしたい」と、池添学調教師は意気込む。

 昨年の最優秀短距離馬ミッキーアイルが電撃引退し、’16高松宮記念ビッグアーサーシルクロードS連覇のダンスディレクターは故障でリタイア。阪急杯も波乱の結末となり、風雲急を告げてきたスプリント界。メラグラーナが頂点に立てるチャンスは十分にある。(夕刊フジ)

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【アーリントン】レース展望 2017年2月20日(月) 19:08

 関西圏も開催が替わり、今年初めて阪神での開催となる。その初日となる土曜メインは、3歳馬による第26回アーリントンカップ(25日、GIII、芝1600メートル)。過去の優勝馬ではエイシンプレストンダンツフレームタニノギムレットウインクリューガーシーキングザダイヤジャスタウェイコパノリチャードミッキーアイルと数多くが出世街道を歩んだ。今年も、同距離のNHKマイルCはもちろん、皐月賞、ダービーを狙うスターホースが出現するか、注目の一戦だ。

 ペルシアンナイト(栗東・池江泰寿厩舎、牡)が重賞初制覇を狙う。1番人気に支持された前走のシンザン記念は、勝ったキョウヘイから0秒2差の3着。しかし、重馬場で身上の切れ味をそがれ、直線でかなり窮屈になりながらもいったんは先頭に立ち、最後まで踏ん張ったのは地力の証しだ。前走を除いた3戦で上がり3ハロン最速をマーク。伯父に18日に心臓疾患のため18歳で急死した種牡馬ゴールドアリュールがおり、血統面からも大舞台を狙える逸材だ。フェブラリーSゴールドドリームで制したミルコ・デムーロ騎手が騎乗予定。4週連続重賞Vがかかる。開幕週の絶好馬場で、自慢の瞬発力をフルに発揮できれば、結果はおのずとついてくるはずだ。

 新潟2歳Sを制したヴゼットジョリー(栗東・中内田充正厩舎、牝)も有力だ。前走の阪神ジュベナイルフィリーズは3カ月半の休み明けでマイナス10キロと馬体が寂しく映ったにもかかわらず、直線では内から伸びて5着と能力は示した。レースセンスが高く、先行、差しとどちらにも構えられる点が強みだ。馬体が回復し、1月下旬からじっくりと乗り込まれており、休み明けでも態勢は万全。重賞2勝目のチャンスだ。

 キョウヘイ(栗東・宮本博厩舎、牡)は前走のシンザン記念で重馬場を苦にせず、最後方から鮮やかな差し切り勝ち。道悪の強さは、不良馬場で行われた2009年のダービーで2着だった父リーチザクラウン譲りだ。他の馬を気にして力む面があり、今回も後方で脚をため、最後の直線にかけるスタイルを貫くだろうが、末脚の破壊力は短距離からマイル戦に転じた近2走で証明している。逃げ、先行有利の開幕週でも、直線の長い阪神の外回りなら期待できそうだ。

 ディバインコード(美浦・栗田博憲厩舎、牡)は、父マツリダゴッホ譲りの軽快な先行力が武器。これまで福島→新潟→中山→東京→中山で5戦して、【2・2・1・0】。コースを問わず上位争いを演じており、初めての阪神でも割引にはならないだろう。2走前のGII京王杯2歳Sは0秒6差の3着、前走のオープン特別・ジュニアCではタイム差なしのクビ差2着と好走。重賞初制覇を成し遂げても不思議はない。

 レッドアンシェル(栗東・庄野靖志厩舎、牡)は、デビュー連勝を飾った素質馬。3戦目となった前走の朝日杯フューチュリティSは8着に終わったが、レース前に激しくイレ込み、道中も他馬と接触してイライラしていたことが敗因だ。気性面に課題は残るが、「重賞で上位に入る力はある」と庄野調教師。巻き返しが注目される。

 調教師試験に合格し、日曜の競馬を最後に引退する武幸四郎騎手は、このレースが最後の重賞騎乗となる可能性が高い。パートナーはミラアイトーン(栗東・池江泰寿厩舎、牡)だ。小倉でのデビュー戦から3戦全てで手綱を取り、3戦2勝の好成績。前走の京都500万下は、上がり3ハロン33秒8の瞬発力を発揮し、1馬身1/4差の快勝だった。1997年3月1日が初騎乗で、その翌日に11番人気オースミタイクーンマイラーズCで重賞初騎乗初勝利を挙げた“意外性の男”。思い出の阪神マイルで、有終の美が見られるかもしれない。

 昨年の年度代表馬キタサンブラックが所属する栗東・清水久詞厩舎は2頭出し。レースセンスがあり、大崩れしないナンヨーマーズ(牡)と、父ジョーカプチーノ譲りのスピードが武器のジョーストリクトリ(牡)だ。ジョーストリクトリには、武豊騎手が騎乗予定。重賞での最後になりそうな兄弟対決の行方も見逃せない。

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【阪急杯】レース展望 2017年2月20日(月) 17:42

 開幕週の阪神日曜メインは、第61回阪急杯(26日、GIII、芝1400メートル)。1着馬に高松宮記念(3月26日、中京、GI、芝1200メートル)の優先出走権が与えられる重要ステップレースだ。2013年のロードカナロア、14年のコパノリチャードはここを制し、本番も連勝。昨年の覇者ミッキーアイルも本番で2着に好走している。今年はフルゲート18頭のところ、登録は14頭と少ないが、開幕を待ち望んだファンの期待に応える熱戦が期待できそうだ。

 シュウジ(栗東・須貝尚介厩舎、牡4歳)は古馬相手の重賞で惜敗が続いていたが、前走で今回と同舞台のGII阪神Cを制覇。中団から鋭く伸びて、先に抜け出した皐月賞イスラボニータをゴール前で捕らえ、アタマ差で小倉2歳S以来の勝利を飾った。少し間隔はあいたが、乗り込みは十分で、川田将雅騎手とのコンビ継続も魅力。開幕週のスピード勝負は歓迎で、中心の座は揺るがない。

 ロサギガンティア(美浦・藤沢和雄厩舎、牡6歳)は連覇がかかっていた前走の阪神Cで5着に終わったが、シュウジとは0秒2差。ともに上がり3ハロンはメンバー最速の34秒8で、位置取りの差が出たレースだった。前走後は在厩で調整し、十分に動ける態勢。今回は、前走でシュウジより1キロ重かった斤量面が逆転する。四位洋文騎手とは初コンビになるが、ダービー2勝のベテランなら何ら不安はない。

 実績では休み明けの2頭がリードしているが、ほかの馬には順調に使っている強みがある。シュウジと同厩で昨年の3着馬ブラヴィッシモ(牡5歳)も、得意舞台で一変を狙う一頭だ。阪神芝1400メートルでは【2・1・2・1】で複勝率は8割を超える。近3走の京都では振るわなかったが、このコースでは見直しが必要だろう。逃げ差し自在の脚質で、道悪も苦にしない。今回は武豊騎手との初コンビ。先週までに17勝を挙げ、連対率.370、複勝率.478を誇る名手の手綱は魅力だ。

 ミッキーラブソング(栗東・橋口慎介厩舎、牡6歳)も侮れない。昨年のこのレースは4着で、その前の京都金杯でも3着に好走している実力馬。昨年5月のオープン特別・安土城Sを1番人気に応えて1馬身半差で快勝した後の4戦は、好結果が出ていないが、安土城Sを制したときの鞍上、松若風馬騎手に戻るのは好材料だ。馬群の外めで流れに乗れれば好走できるタイプで、開幕週の絶好馬場も悪くない。全6勝中4勝をマークする得意距離で、変わり身に注意したい。

 トーキングドラム(美浦・斎藤誠厩舎、牡7歳)は、堅実な走りが魅力。徐々に力をつけ、デビュー21戦目で初の重賞挑戦だ。オープン初挑戦だった前走の洛陽Sも、早めに動く形になったにもかかわらず、しぶとく粘って0秒4差の4着。美浦に戻ってから中1週の競馬となるが、状態面は申し分ない。幸英明騎手の騎乗も2度目。全8連対中5連対の芝1400メートル戦で、上位争いが期待できる。

 他にも、祖母がトゥザヴィクトリーという良血で「オープンで通用する馬」とシェーン・フォーリー騎手が評価するメドウラーク(栗東・橋田満厩舎、牡6歳)、前走のGIIIシルクロードS(4着)で最後方から鋭い末脚を見せていたヒルノデイバロー(栗東・昆貢厩舎、牡6歳)も、【1・1・0・0】と好相性の古川吉洋騎手とのコンビで上位を狙う。阪神で5勝を挙げているコース巧者テイエムタイホー(栗東・鈴木孝志厩舎、牡8歳)にも注意を払いたい。

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【阪急杯】シュウジ、スプリント王座へまた前進 2017年2月20日(月) 16:52

 西の舞台は京都から阪神に移る。開幕を飾る高松宮記念の前哨戦「第61回阪急杯」(26日、GIII、芝1400メートル)は、阪神Cを制したシュウジの1強ムードだ。

 昨年はNHKマイルC12着のあと、スプリント路線にシフト。函館SSキーンランドCで連続2着からスプリンターズSでも4着と健闘し、暮れの阪神Cで小倉2歳S以来の勝利をあげた。

 それからひと息入れた今回は、厚みを増した馬体とともに、動きもさらにパワーアップ。15日の坂路は4F49秒8、ラスト1F12秒0の猛時計で、ともに登録したブラヴィッシモ(4F51秒1)を2馬身半突き放した。

 「相手も動いているんだけどね。それにしても上がりの2F(11秒7−12秒0)がすごかった。もちろん文句なし。馬体は増えているはずなんだけど、それでいてこの動きだから。すべてが成長分だし、直前はサッとやるだけでいい」と、須貝調教師は自信満々。

 「ここはあくまでも前哨戦。いいステップになればいい」と、最優秀短距離馬ミッキーアイルが引退して群雄割拠のスプリント界を引っ張っていく構えだ。(夕刊フジ)

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【共同通信杯】レース展望 2017年2月6日(月) 15:05

 東京開催は3週目。日曜はメインで伝統の3歳重賞、第51回共同通信杯(12日、GIII、芝1800メートル)が行われる。昨年のこのレースを制したディーマジェスティは、皐月賞へ直行して見事に優勝。一昨年の1着リアルスティールは、クラシックでは2、4、2着と勝つことはできなかったが、昨年3月のドバイターフで悲願のGI制覇を遂げた。また、リアルスティールの2着だったドゥラメンテは、その年の春2冠馬。ほかにも、2012年ゴールドシップ、14年イスラボニータが、このレースを制して皐月賞馬となった。過去5年のうち4年は、皐月賞馬がここで連対していたことになる。今年も、クラシックで好勝負を期待できるスター候補が登場するか、注目の一戦だ。

 ディープインパクト産駒ムーヴザワールド(栗東・石坂正厩舎、牡)が、2度目の東上で重賞初Vを狙う。1番人気に支持された前走の東京スポーツ杯2歳Sでは、クビ、ハナ差でタイム差なしの3着に敗れた。エンジンがかかるまでの反応が遅かったが、上がり3ハロン33秒8の末脚を使い、能力の高さは明らか。母リッスンは英GIフィリーズマイルを勝った活躍馬で、一昨年のローズSを制し、エリザベス女王杯で3着に好走したタッチングスピーチを全姉に持つ良血馬。きさらぎ賞を登録だけで見送り、必勝気配が漂う。ひと冬を越し、精神面に成長が見られれば、前走以上の走りは可能だ。なお、デビュー2戦で手綱を取ったクリストフ・ルメール騎手から戸崎圭太騎手に乗り替わりとなる。

 前走の東スポ杯2歳Sでムーヴザワールドに先着し、2着だったスワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎、牡)も、Vは譲れない。勝ったブレスジャーニーや、3着ムーヴザワールドを上回る上がり3ハロン33秒6をマーク。その末脚は父ハーツクライ譲りの破壊力だ。引き続き、デビュー戦から手綱をとる四位洋文騎手とのコンビ。ダービー2勝を誇るベテランジョッキーの手綱さばきにも注目したい。

 エアウィンザー(栗東・角居勝彦厩舎、牡)は、デビュー戦でムーヴザワールドのクビ差2着。2戦目の京都芝2000メートルで初勝利を挙げ、前走の500万下・福寿草特別では3/4馬身差の2着と底を見せていない。昨年のクラシックで善戦したエアスピネルの全弟で、兄同様、武豊騎手がデビュー戦から競馬を教え込んでいる。重賞初挑戦だが、2月5日の東京新聞杯で3着と不覚を取った兄のぶんまで期待がかかるところだ。

 昨年の最優秀短距離馬ミッキーアイルの半弟にあたるタイセイスターリー(栗東・矢作芳人厩舎、牡)は、前走のシンザン記念で1馬身差の2着。500キロを優に超える大型馬で、切れる印象はないが、重馬場の前走でもしっかり脚を使ったように、開催後半のタフな馬場状態を味方にできれば上位進出は可能だ。今回はルメール騎手に乗り替わって挑む。

 関東馬は劣勢ムードだが、使いつつ力をつけているアサギリジョー(美浦・相沢郁厩舎、牡)は軽視できない。前走の京成杯はしぶとく伸びて0秒3差の5着。01年の覇者ジャングルポケットに続く父子制覇、そして鞍上の石川裕紀人騎手には重賞初制覇の期待がかかる。

 チャロネグロ(美浦・大和田成厩舎、牡)は新馬戦でいいところなく9着と敗れたが、ひと叩きされた前走は鋭い決め手を発揮して鮮やかな差し切り勝ち。セレクトセールで7128万円(税込み)の値がついた期待馬が見事な変わり身を見せた。今回は内田博幸騎手とのコンビ。スケールは大きく、ここが試金石の一戦となる。

 ハナレイムーン(美浦・堀宣行厩舎、牝)、コマノレジーナ(美浦・菊川正達厩舎、牝)、ビルズトレジャー(美浦・田中剛厩舎、牝)の3頭はいずれも素質を感じさせるが、土曜のクイーンC出走が本線。除外された場合にここへ回ってきた場合は、注意が必要となる。

 公営・大井からはサイバーエレキング(佐々木洋一厩舎、牡)が参戦。母シスターエレキングは交流GIIエンプレス杯2着など活躍し、近親にも東京大賞典や帝王賞を制したアブクマポーロがいるように血統はダート向きの印象だが、未知の芝でどんな走りを見せるか、注目したい。

共同通信杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【東京新聞杯】ブラックスピネル、ミルコ魔術で逃走V! 2017年2月6日(月) 05:09

 第67回東京新聞杯(5日、東京11R、GIII、4歳上オープン国際、別定、芝1600メートル、1着本賞金3900万円 =出走10頭)好スタートを切ったミルコ・デムーロ騎乗の3番人気ブラックスピネルが、超スローペースに持ち込んでまんまと逃げ切り、重賞初制覇を果たした。タイム1分34秒9(良)。次走はマイラーズCの予定で、安田記念が春の大目標となる。クビ差2着は5番人気のプロディガルサン。1番人気エアスピネルが3着で、4歳馬が上位を独占した。

 東京の長い直線を先頭のまま加速していった。3ハロン37秒2のウルトラスローペースを、ブラックスピネルが上がり3ハロン32秒7で逃げ切りV。京都金杯ハナ差2着の雪辱を果たして、重賞初Vを飾った。

 「京都でも音無先生の馬が勝っていたからね。返し馬からずっと手応えがよかったし、いい馬です。大好きですよ」

 今年重賞初勝利のミルコ・デムーロ騎手が満面の笑みを見せた。少頭数で逃げ馬不在。スローペースは覚悟していたが、「ハナを切ることは考えていなかった」。それでも、好スタートを切ったことで思い切って逃げの手で勝負に出た。

 「物見して息が入っていた。ずっと(柴田)大知の馬(マイネルアウラート)が来ていたのもよかったね」

 リラックスと、ほどよい緊張感が最後の爆発力につながった。プロディガルサンの猛追もクビ差しのいでフィニッシュ。きさらぎ賞で1、3着に入った厩舎の勢いはここでも止まらなかった。

 京都でテレビ観戦した音無調教師は「前につけてほしい、とは言ったけど、まさか逃げるとは」と驚きを隠せない。昨年の最優秀短距離馬ミッキーアイルが引退した厩舎に、新たなスター候補が誕生。この日、馬を引いていたのは、アイルを担当していた平井助手だ。今回だけの担当だったようだが「代打だからこそ勝負のつもりでした。体も絞ってつくりましたから」と胸を張った。

 この後はマイラーズC(4月23日、京都、GII、芝1600メートル)を予定。もちろんその先には安田記念(6月4日、東京、GI、芝1600メートル)という大目標が控えている。逃げても豪脚が繰り出せるブラックスピネルに、マイル王への道が開けた。 (柴田章利)

★「ドキドキしちゃった」60万円ゲット

 クラブ法人サンデーサラブレッドクラブでブラックスピネルに出資(40分の1)しているタレント、カンニング竹山(45)が5日、フジテレビ系「みんなのKEIBA」に出演。愛馬の重賞初Vを見届けた。「放心状態で、ただドキドキしちゃった…。(M・デムーロは)うまいね〜」と満面の笑み。他の出演者から祝福された。

 竹山はブラックスピネルが初めての出資馬。同馬は総額2800万円(1口70万円×40口)で募集され、すでに1億4000万円以上を獲得している。東京新聞杯は1着本賞金が3900万円。進上金やクラブ手数料、消費税などが引かれ、約60万円が竹山の手元に入る計算だ。キタサンブラックを所有する歌手、北島三郎(80)に続き、芸能界と競馬界が活気づいている。

★5日東京11R「東京新聞杯」の着順&払戻金はこちら

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【シルクロード】ダンス最速末脚で史上初連覇! 2017年1月30日(月) 05:08

 第22回シルクロードステークス(29日、京都11R、GIII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝・内1200メートル、1着本賞金3900万円=出走13頭)武豊騎乗で3番人気のダンスディレクターが、メンバー最速の末脚(3ハロン33秒1)で差し切り、重賞2勝目を挙げた。同レース史上初の連覇で勢いをつけた7歳馬は、高松宮記念(3月26日、中京、芝1200メートル)でGI奪取を狙う。タイム1分7秒8(良)。2着はセイウンコウセイ、3着はセカンドテーブル。1番人気のネロは11着に敗れた。

 レース直前に降り始めた雨も、トップタイのハンデ57・5キロも何のそのだ。ダンスディレクターが、鮮やかに差し切って史上初の連覇を達成。コンビ2戦目でVに導いた武豊騎手は、笑顔で振り返った。

 「最後の直線にかけて、よく伸びてくれました。一瞬の脚はいいものがあって、いいスプリンターだと思います」

 スタートは五分に出たが、道中は中団後方でじっくり構えた。「ラストはいい脚を使えるので、道中はむだに動かないと決めていた」。1、2番人気のネロソルヴェイグが前で引っ張る中でも鞍上に迷いはなかった。最後の直線半ばでスムーズに外に持ち出すと、ためていたパワーを一気に発散。メンバー最速の上がり3ハロン33秒1の末脚を繰り出してゴールに飛び込んだ。

 過去11頭の前に立ちはだかった連覇の壁を乗り越えての重賞2勝目。存在感を示した7歳馬は、昨年はレース当週に左前脚の筋肉痛で無念の出走回避となった高松宮記念へ直行する。笹田調教師が「いうことがないね。年を重ねても健在というところを見せてくれた。去年は残念だったから、その分もね」と力を込めれば、武豊騎手は「まだまだ活躍できると思います」と太鼓判を押した。この日、昨年の最優秀短距離馬ミッキーアイルが電撃引退を発表。戴冠のチャンスは十分ある。

 前週はマカオ遠征で不在だった武豊騎手は、土、日で6勝を挙げてリーディング2位に浮上した。また、笹田厩舎の管理馬では、京都金杯のエアスピネルに続き、今年の重賞2勝目。今週はその相棒とともに東京新聞杯(GIII、芝1600メートル)に臨む。

 「またがんばります」

 勝ってかぶとの緒を締めた名手は、如月に替わっても主役を務めそうだ。 (川端亮平)

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GI2勝ミッキーアイル電撃引退…種牡馬入りへ 2017年1月30日(月) 05:00

 マイルCSなどを勝ち、昨年の最優秀短距離馬に輝いたミッキーアイル(栗・音無、牡6、父ディープインパクト)が29日、引退して種牡馬入りすることになった。当初は阪急杯で始動して高松宮記念に向かう予定だったが、同日に競走馬登録を抹消。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬になる予定で、26日に現地に入っている。

 音無調教師は「年内(2017年限り)で引退する予定でしたが、関係者と協議して決まりました。今からスタリオンに入れば今シーズンの種付けに間に合うということで、馬体に何かがあったわけではありません」と経緯を説明。「スプリントからマイルまで走ったディープインパクト産駒ではめずらしいタイプ。そういう子の誕生を期待していますし、産駒を管理できればうれしいですね」と結んだ。

 通算20戦8勝(うち海外1戦0勝)で、重賞は6勝。GIは14年NHKマイルC、16年マイルCSの2勝。総獲得賞金5億2948万1000円。昨年12月の阪神C6着がラストランになった。

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最優秀短距離馬ミッキーアイルが競走馬登録を抹消 2017年1月29日() 10:26

 2016年のマイルチャンピオンシップ・GIなどを制し、同年のJRA賞最優秀短距離馬に選出されたミッキーアイル(牡6歳、栗東・音無秀孝厩舎、父ディープインパクト)が、1月29日付で競走馬登録を抹消した。今後、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。

 同馬は13年9月にデビューし、通算20戦8勝(うち海外1戦0勝)。重賞は14年シンザン記念・GIII、アーリントンC・GIII、NHKマイルC・GI、スワンS・GII、16年阪急杯・GIII、マイルCS・GIの計6勝。獲得賞金は5億2948万1000円(付加賞含む)。16年12月の阪神C(6着)がラストランとなった。

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【シンザン記念】スピード全開タイセイスターリー2017年1月7日() 11:32

 No.1厩舎の修正テクを信頼したい。◎タイセイスターリーが14年覇者ミッキーアイルに続く兄弟制覇で初笑いだ。

 京都金杯が好位勢2頭のハナ差ワンツーで決まったように、簡単には前が止まらなかった淀の初日。今週末も開幕週らしい傾向は続きそうで、潜在スピードの優劣が結果に直結する場面を、まずは想定しておきたい。

 タイセイはそうした状況がお似合いだ。7Fのデビュー戦は馬なりの手応えで好位を奪い、3番手から楽に抜け出す文句なしの快勝。軽い芝での速さ比べは、願ってもないシチュエーションといえよう。

 問題は気性面だ。1番人気だった前走・デイリー杯2歳Sは十分に手応えがありながら、道中から外にモタれどおし。伸び切れずに8着と馬群に沈んだ。強さとモロさが同居する現状から、万全とは言い切れないもどかしさが残る。

 しかしそこは昨年、JRA57勝で全国1位に輝いたステーブル。矢作調教師が黙って見ているはずもなく、さっそく調整過程に味つけを加えてきた。前走までの坂路追いから一転し、実戦を想定しながらCWコースで併せ馬を展開。暮れの29日は3頭併せの真ん中で、年明けの4日は2頭併せの内で、それぞれ鮮やかに先着してみせた。

 「前走の敗因は距離ではなくて、気難しさを出してまったく競馬にならなかっただけ。引き続き状態はいいし、能力は十分に通用する。そう思うから、また重賞にぶつけるんです」

 息巻くトレーナーは今年も快調。5日の3歳のOP特別ジュニアC(中山)にはシンザン記念にも登録していたナイトバナレットで挑み、後方から危なげなく、豪快に突き抜けた。期待する新鋭2頭での自信満々の使い分け。Wゲットの初夢が正夢となる。

 “究極の3連単”はタイセイを1着に固定、2・3着にスケール互角の◯ペルシアンナイトを据えた12点だ。(夕刊フジ)

シンザン記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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【古馬次走報】ヤマカツエース、金鯱賞で始動2016年12月29日(木) 05:01

 ★有馬記念4着ヤマカツエース(栗・池添兼、牡4)は、放牧に出され、金鯱賞(3月11日、中京、GII、芝2000メートル)で始動。6着シュヴァルグラン(栗・友道、牡4)は、年明けに放牧。春は天皇賞(4月30日、京都、GI、芝3200メートル)を目標に調整。15着マルターズアポジー(美・堀井、牡4)も放牧。復帰戦は中山記念(2月26日、中山、GII、芝1800メートル)。

 ★阪神C6着ミッキーアイル(栗・音無、牡5)は、放牧に出され、春は阪急杯(2月26日、阪神、GIII、芝1400メートル)から高松宮記念(3月26日、中京、GI、芝1200メートル)を予定。14着スノードラゴン(美・高木、牡8)も放牧。帰厩後は、夕刊フジ賞オーシャンS(3月4日、中山、GIII、芝1200メートル)を目標に調整。

 ★ターコイズS2着レッツゴードンキ(栗・梅田、牝4)は、ヴィクトリアマイル(5月14日、東京、GI、芝1600メートル)を目標に調整。出走できるようならフェブラリーS(2月19日、東京、GI、ダ1600メートル)も視野に。

 ★マイルCS9着で放牧中のロードクエスト(美・小島茂、牡3)は、ダービー卿CT(4月1日、中山、GIII、芝1600メートル)か、マイラーズC(4月23日、京都、GII、芝1600メートル)で始動する予定。

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