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オークランドＴＲＴの関連ニュース
福永祐一調教師はデビューから２戦連続で２着 「一緒に頑張っていきたいです」
©サンケイスポーツ
3月10日(日) 17:20
６日に開業した福永祐一調教師（４７）＝栗東＝は１０日、阪神１０Ｒ・オークランドＴＲＴに８番人気のマルブツプライドで挑み２着。デビューウイークでの初勝利はならなかったが、初陣となった９日のコーラルＳのレオノーレに続いて２戦連続２着と、存在感を示した。
激動の１週間を終えた福永調教師は「取り組んでいる方向性は、きょうでさらに間違っていない気がしました。厩舎としても２日連続で力を発揮してくれたし、スタッフのモチベーション的にも手をかけたら競馬でいい走りができる確信を持ってくれたと思います。一緒に頑張っていきたいです」と手応えを語った。
新規開業調教師８人があすデビュー 福永祐一調教師は土曜コーラルＳのレオノーレに武豊騎手で初陣
©サンケイスポーツ
3月8日(金) 09:58
２０２４年新規開業調教師８人が、６日から厩舎運営をスタートさせた。今週末の出走馬が７日、確定し、ジョッキー時代にＪＲＡ２６３６勝を挙げた福永祐一調教師（４７歳）＝栗東＝は阪神競馬に２頭を出走させる。トレーナーデビュー戦の土曜１１Ｒ・コーラルＳのレオノーレは、無事に抽選を突破。大先輩の武豊騎手（５４歳）＝栗東・フリー＝を配してスタートを切る。
◇
午後３時過ぎの栗東トレセン事務所。抽選突破の一報に、福永調教師は思わずほほを緩めた。「さすがユタカさんやわ」。土曜阪神１１Ｒ・コーラルＳのレオノーレが４分の１の抽選を突破。武豊騎手とのタッグで調教師デビュー戦が決まり、笑みを浮かべた。
「馬の調子が良かったので、使えるのはうれしいです。ユタカさんに迷惑をかけずに済んで良かったです。ユタカさんも俺も抽選は当たるほうですが、それにしてもこんなにうまくいくとは」
土曜１頭、日曜１頭の予定も２頭とも使えるかは抽選次第だった。スマホには祝福コールがひっきりなしに届いた。
レオノーレは安田隆厩舎からの転厩馬。３週間前から調教に騎乗し、自ら感触をつかんできた。「（厩舎が）切り替わるときに少しナーバスになり、体力的にも落ちるところはありましたが、乗り越えてくれて、いい状態でレースに向かうことができそうです」と自信をもって送り出す。
日曜阪神１０Ｒ・オークランドＴＲＴにはマルブツプライドの出走が確定した。１９９６年３月２日、初騎乗初勝利を挙げたのがマルブツブレベスト。くしくも同じ冠号の馬で「非常に縁を感じます。自分が一番、未熟な時に数多く乗せてくださったオーナーさんですからね。少しでも恩返しがこれからできればと思っています」と力が入る。
「騎手のときと同じで自分がやるべきこと、やらなければいけないことを（する）ということに変わりはない。スタッフとともに丁寧な馬の管理を心掛け、いい状態で競馬場にもっていけるようにしたいと思います」
調教師として最初のハードルを突破し「レースまで日にちがあるので、確実にいい状態で迎えるように管理していきたい」と改めて気を引き締めた。〝すべては馬のために〟を掲げ、今度は競馬場で勝利の喜びを分かち合う。（山口大輝）
◆福永祐一調教師＝４７歳・栗東◆
＜土曜・阪神＞
１１Ｒレオノーレ
＜日曜・阪神＞
１０Ｒマルブツプライド
◇
◆千葉直人調教師＝３７歳・美浦◆
騎手、調教助手を経て厩舎を開業した千葉調教師。厩舎のエンブレムのフクロウには、「苦労がない（不苦労）。視野を広く持って、いろんな角度から見る。大きく羽ばたく」の意味が込められている。「競走馬をよりいい状態で送り出し、みんなに喜んでもらえるような、馬に付加価値をつけてあげられるような厩舎にしたい」と意気込みを語った。
＜土曜・中山＞
２Ｒムーラングリース
＜日曜・中山＞
２Ｒジクジタルオモイ
＜日曜・中京＞
２Ｒブルパーチェ
◆森一誠調教師＝４６歳・美浦◆
森一調教師は堀厩舎で厩務員、調教助手を務め、過去にサリオス、アリゼオ、ロックドゥカンブなどを担当した。「堀厩舎で学んできたことをベースにして、そこを目標にやっていきたい。今まで携わった馬は今の自分の財産。集まってくれたスタッフにも経験、知識をいただいて森（一）厩舎という新しいカラーを作っていきたい」と意欲を語った。
＜日曜・中山＞
７Ｒタイセイフェスタ
◆矢嶋大樹調教師＝４４歳・美浦◆
矢嶋調教師は調教助手時代、手塚調教師の下でアユサンやウインマリリンなどの調整役を務めた。厩舎カラーの紺＋グレーは「紺は手塚厩舎、グレーは昨年夏の甲子園で優勝した慶応高校（自身は慶大卒）にあやかって」と説明。「目標は大舞台で活躍できる馬を輩出することと、師匠の手塚調教師を超えられるような厩舎を目指していきたい」と夢を抱く。
＜日曜・中山＞
１０Ｒカルリーノ
◆小椋研介調教師＝４２歳・栗東◆
小椋調教師は今週の出走馬はなし。準備期間は昨年、全国リーディングを獲得した杉山晴厩舎で研修し、人や馬を観察する視野の広さに感銘を受けたという。「一頭一頭、いい状態に仕上げて着順をひとつでも上に持っていきたい」。目標に掲げるのは日本ダービー制覇で「この世界に入って思うようになった。ダービーを勝ちたいです」と気合を入れていた。
◆高橋一哉調教師＝３８歳・栗東◆
高橋一調教師の初陣は日曜中京６Ｒのムガ。「落ち着かない日々でしたが、ここまで来られた。中１週でも、動ける態勢と判断しました」とダートでの変わり身を期待する。村山、鈴木孝厩舎で調教助手を務め、昨年１２月に９度目の挑戦で調教師試験に合格。わずか３カ月の準備期間で開業となるが「ファンの方々に喜んでいただけるような馬を出していきたい」と胸をふくらませた。
＜日曜・中京＞
６Ｒムガ
◆河嶋宏樹調教師＝３９歳・栗東◆
中竹厩舎一筋で調教助手時代を過ごした河嶋調教師は、日曜阪神に２頭を送り出す。９Ｒ・天神橋特別のトーアライデンと１２Ｒのミロワールだ。「一走一走無事に、馬も人もいければ。中竹厩舎では、いろいろな経験をさせてもらいました。学んできたことをベースに、だんだんと自分の色も出せればと思っています」と話した。
＜日曜・阪神＞
９Ｒトーアライデン
１２Ｒミロワール
◆藤野健太調教師＝４５歳・栗東◆
藤野調教師はこの１年間で多くの厩舎で学び、開業準備を整えてきた。日曜阪神の９Ｒ・天神橋特別にキングダムウイナー、１０Ｒ・オークランドＴＲＴにレガーメぺスカを出走させる。「もっと緊張や不安があるかなと思っていましたが、周りが助けてくれ、変な気負いなくこられています。従業員の意見を取り入れながら、風通しのいい厩舎運営をしていきたいです」と目を輝かせた。
＜日曜・阪神＞
９Ｒキングダムウイナー
１０Ｒレガーメペスカ
◇
午後３時過ぎの栗東トレセン事務所。抽選突破の一報に、福永調教師は思わずほほを緩めた。「さすがユタカさんやわ」。土曜阪神１１Ｒ・コーラルＳのレオノーレが４分の１の抽選を突破。武豊騎手とのタッグで調教師デビュー戦が決まり、笑みを浮かべた。
「馬の調子が良かったので、使えるのはうれしいです。ユタカさんに迷惑をかけずに済んで良かったです。ユタカさんも俺も抽選は当たるほうですが、それにしてもこんなにうまくいくとは」
土曜１頭、日曜１頭の予定も２頭とも使えるかは抽選次第だった。スマホには祝福コールがひっきりなしに届いた。
レオノーレは安田隆厩舎からの転厩馬。３週間前から調教に騎乗し、自ら感触をつかんできた。「（厩舎が）切り替わるときに少しナーバスになり、体力的にも落ちるところはありましたが、乗り越えてくれて、いい状態でレースに向かうことができそうです」と自信をもって送り出す。
日曜阪神１０Ｒ・オークランドＴＲＴにはマルブツプライドの出走が確定した。１９９６年３月２日、初騎乗初勝利を挙げたのがマルブツブレベスト。くしくも同じ冠号の馬で「非常に縁を感じます。自分が一番、未熟な時に数多く乗せてくださったオーナーさんですからね。少しでも恩返しがこれからできればと思っています」と力が入る。
「騎手のときと同じで自分がやるべきこと、やらなければいけないことを（する）ということに変わりはない。スタッフとともに丁寧な馬の管理を心掛け、いい状態で競馬場にもっていけるようにしたいと思います」
調教師として最初のハードルを突破し「レースまで日にちがあるので、確実にいい状態で迎えるように管理していきたい」と改めて気を引き締めた。〝すべては馬のために〟を掲げ、今度は競馬場で勝利の喜びを分かち合う。（山口大輝）
◆福永祐一調教師＝４７歳・栗東◆
＜土曜・阪神＞
１１Ｒレオノーレ
＜日曜・阪神＞
１０Ｒマルブツプライド
◇
◆千葉直人調教師＝３７歳・美浦◆
騎手、調教助手を経て厩舎を開業した千葉調教師。厩舎のエンブレムのフクロウには、「苦労がない（不苦労）。視野を広く持って、いろんな角度から見る。大きく羽ばたく」の意味が込められている。「競走馬をよりいい状態で送り出し、みんなに喜んでもらえるような、馬に付加価値をつけてあげられるような厩舎にしたい」と意気込みを語った。
＜土曜・中山＞
２Ｒムーラングリース
＜日曜・中山＞
２Ｒジクジタルオモイ
＜日曜・中京＞
２Ｒブルパーチェ
◆森一誠調教師＝４６歳・美浦◆
森一調教師は堀厩舎で厩務員、調教助手を務め、過去にサリオス、アリゼオ、ロックドゥカンブなどを担当した。「堀厩舎で学んできたことをベースにして、そこを目標にやっていきたい。今まで携わった馬は今の自分の財産。集まってくれたスタッフにも経験、知識をいただいて森（一）厩舎という新しいカラーを作っていきたい」と意欲を語った。
＜日曜・中山＞
７Ｒタイセイフェスタ
◆矢嶋大樹調教師＝４４歳・美浦◆
矢嶋調教師は調教助手時代、手塚調教師の下でアユサンやウインマリリンなどの調整役を務めた。厩舎カラーの紺＋グレーは「紺は手塚厩舎、グレーは昨年夏の甲子園で優勝した慶応高校（自身は慶大卒）にあやかって」と説明。「目標は大舞台で活躍できる馬を輩出することと、師匠の手塚調教師を超えられるような厩舎を目指していきたい」と夢を抱く。
＜日曜・中山＞
１０Ｒカルリーノ
◆小椋研介調教師＝４２歳・栗東◆
小椋調教師は今週の出走馬はなし。準備期間は昨年、全国リーディングを獲得した杉山晴厩舎で研修し、人や馬を観察する視野の広さに感銘を受けたという。「一頭一頭、いい状態に仕上げて着順をひとつでも上に持っていきたい」。目標に掲げるのは日本ダービー制覇で「この世界に入って思うようになった。ダービーを勝ちたいです」と気合を入れていた。
◆高橋一哉調教師＝３８歳・栗東◆
高橋一調教師の初陣は日曜中京６Ｒのムガ。「落ち着かない日々でしたが、ここまで来られた。中１週でも、動ける態勢と判断しました」とダートでの変わり身を期待する。村山、鈴木孝厩舎で調教助手を務め、昨年１２月に９度目の挑戦で調教師試験に合格。わずか３カ月の準備期間で開業となるが「ファンの方々に喜んでいただけるような馬を出していきたい」と胸をふくらませた。
＜日曜・中京＞
６Ｒムガ
◆河嶋宏樹調教師＝３９歳・栗東◆
中竹厩舎一筋で調教助手時代を過ごした河嶋調教師は、日曜阪神に２頭を送り出す。９Ｒ・天神橋特別のトーアライデンと１２Ｒのミロワールだ。「一走一走無事に、馬も人もいければ。中竹厩舎では、いろいろな経験をさせてもらいました。学んできたことをベースに、だんだんと自分の色も出せればと思っています」と話した。
＜日曜・阪神＞
９Ｒトーアライデン
１２Ｒミロワール
◆藤野健太調教師＝４５歳・栗東◆
藤野調教師はこの１年間で多くの厩舎で学び、開業準備を整えてきた。日曜阪神の９Ｒ・天神橋特別にキングダムウイナー、１０Ｒ・オークランドＴＲＴにレガーメぺスカを出走させる。「もっと緊張や不安があるかなと思っていましたが、周りが助けてくれ、変な気負いなくこられています。従業員の意見を取り入れながら、風通しのいい厩舎運営をしていきたいです」と目を輝かせた。
＜日曜・阪神＞
９Ｒキングダムウイナー
１０Ｒレガーメペスカ
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馬場：良
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