山口吉野
蒼馬久一郎
11月26日の京都9R・白菊賞(2歳1勝クラス、牝馬限定、芝1600メートル、10頭立て)は、西村淳也騎手の5番人気プシプシーナ(栗東・小栗実厩舎)が好スタートからハナに立ってレースを進めると、直線でも二枚腰の粘りを見せて逃げ切り連勝を飾った。タイムは1分35秒7(良)。クビ差の2着には直線一気の伸び脚で追い詰めたスウィープフィート(6番人気)、さらにハナ差遅れた3着に2番手追走のヒヒーン(3番人気)が入った。プシプシーナは、父エピファネイア、母パープルセイル、母の父フジキセキという血統。戦績は2戦2勝。◆西村淳也騎手(1着 プシプシーナ)「行く馬がいなければ譲って2番手でもよかったんですが、スタートがすごく速かったので抱えながらハナへいきました。最後もよく頑張ってくれました」◆小栗実調教師(同)「ロケットスタートでしたね。逃げなくてもよかったんですが、押し出される形で。前半はいいペースでゆったり入りましたね。直線は内が荒れていたけど、逃げたことで外に出せていいところを走れました。ジョッキーがうまく判断してくれました。中1週でも問題ないかもしれませんが、体がある馬ではないので次は様子を見て慎重に考えたい」