山口吉野
東京9R・フリージア賞(1勝クラス、芝2000メートル)は7番人気の伏兵ホウオウビスケッツ(美浦・奥村武厩舎、牡3歳、父マインドユアビスケッツ)がスローペースの逃げから、後半5ハロンのラップを全て11秒台でまとめて押し切った。デビュー2戦2勝としたが、横山和生騎手は「流れはうまくいきました。ただ、良くも悪くも反応が良すぎますね。返し馬を丁寧にやったつもりですが、それでも収まりが悪かったです。きょうはギリギリのところで折り合いをつけましたが、伏兵の立場で他の馬も追いかけてこなかったぶんもありました。つつかれる形になるようだと…」と気持ちの面の課題を挙げた。