11月11日の京都11Rで行われた
デイリー杯2歳ステークス(GⅡ、2歳オープン、芝1600メートル、馬齢、11頭立て、1着賞金=3800万円)は、
鮫島克駿騎手の1番人気
ジャンタルマンタル(牡、栗東・
高野友和厩舎)が1番人気に応えて快勝。2戦2勝で重賞初勝利を挙げた。中団のインを追走し、直線残り200メートル手前でインから鋭く抜け出した。タイムは1分34秒5(稍重)。
2馬身差の2着には
エンヤラヴフェイス(8番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に
ナムラフッカー(10番人気)が続いた。
ジャンタルマンタルは、父Palace Malice、母インディアマントゥアナ、母の父Wilburnという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・
高野友和厩舎。馬主は(有)社台レースホース。戦績は2戦2勝。重賞は初勝利。
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鮫島克駿騎手(1着
ジャンタルマンタル)「自信はありました。初戦と似た内容でしたけど、さらによかったと思います。狭いところを割っていく形になりましたが、枠が②番だったので、ああいう競馬をイメージして臨みました。思ったよりしっかり伸びてくれました。きょうも余裕があったなと直線で思いました。調教で乗せてもらったときから、この子で必ず大きいところを取る気持ちで携わらせてもらっています。GⅡでしたけど、さらにGⅠでも戦えればいいなと思います。キャリア2戦目で将来性の高い馬。この子の成長と合わせて、僕も成長できるように頑張ります」
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高野友和調教師(同)「スタートも決まりましたし、内枠(❷枠②番)でいいスポットにはまったと思います。少しハミを初戦よりくわえたかなと。枠にも恵まれていましたけど、2戦目で上手に走ってくれました。(直線で内を突いたのも)なかなか脚がないとできない。ジョッキーは自信があったんでしょうね。(今後も)無事にいきたいですね」
※次走は未定。