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【香港スプリント】4頭落馬の大事故で福永騎手が左鎖骨骨折…ピクシーナイトは左前脚剥離骨折
提供元:©サンケイスポーツ 12月13日(月) 04:58
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 スプリンターズS2着馬で、初の海外遠征となったレシステンシアが、スプリントで2着に食い込んだ。4頭が落馬する大きな事故の難を避け、ラストはしっかりした脚取りで勝ち馬に3/4馬身差まで迫った。勝ったのは地元香港馬でBシン騎乗の伏兵スカイフィールドだった。

 スプリントで痛ましい事故が起こった。3番手追走のアメージングスターが4コーナーで急に故障を発生したようになりヒューイットソン騎手が落馬、競走を中止。近くを追走していたダノンスマッシュは落馬を免れたものの、バランスを崩して失速した。故障馬の直後にいた3頭は避け切れずに落馬。日本のピクシーナイトも福永騎手が馬上からほうり出される格好で落馬し、競走中止となった。

 福永騎手はシャティン市内の病院に搬送され、左鎖骨骨折の診断を受けた。香港マイルインディチャンプはスミヨン騎手へと乗り替わった。ピクシーナイトは当初は目立った外傷はなかったが、腫れが出たため検査した結果、左前脚の橈側手根骨が剥離(はくり)骨折していたことが所属するシルクホースクラブのHPで報告された。

 中山で連絡を受けたダノンスマッシュの安田隆調教師は「ああなっては競馬になりません。とにかく大事に至らなくてよかったです」と話した。

 ◆スミヨン騎手(レシステンシア2着)「落馬を避ける不利があったし、直線では勝ち馬に外に押し出された。距離も少し忙しいように感じた」

 ★騎手変更…5R香港スプリントの落馬を受けて、7R香港マイルの(3)インディチャンプは福永騎手からCスミヨン騎手へ、(4)ワイククはZパートン騎手からAバデル騎手に、8R香港カップの(3)グロリアスドラゴンはZパートン騎手からMプーン騎手に、それぞれ乗り替わりとなった。

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