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─競馬HEADLINE/ 2017/06/06 http://keiba-headline.com/amazing-woman-jockey-13833/
以前、的場文男騎手を超える男がフランスにいるというお話をしましたが、世界はやはり広い。それすらさらに上まわる人物がアメリカにいるんですね。しかも今回ご紹介するのはなんと女性です。
アメリカ・フロリダ州のタンパベイタウンズ競馬場で今年の1月29日に行われた第4レースで、ブルーヘイズオブファイアという5歳牝馬が2着に1馬身差をつけて勝利しました。これに騎乗していたスー・マーティン騎手が女性騎手なのですが、なんと62歳。自身でも約3年ぶりの勝利という記念すべき勝利となりました。
そして何よりすごいのが、子供が7人、孫が18人、ひ孫まで4人いるという事実。日本では宮下瞳騎手が出産を経てジョッキー復帰を果たしていますが、マーティン騎手はその行き着く先となるのでしょうか。
「すべての骨を折ったことがある」というほど数え切れない負傷を経験しており、足にはチタン、腕にもプレートが埋め込まれているとのこと。それでも引退はしたくないと話し、騎乗数は減少しているとはいえ、アマチュアではなくプロのジョッキーとしてレース結果も当然公式記録として残されています。
ひ孫を持つプロの女性騎手でかつ勝利となると世界的にも異例中の異例。日本ではあまり取り上げられていませんが、アメリカ以外の競馬サイトでも取り上げられている有名人の1人。日本での女性騎手の話題といえば専ら藤田菜七子騎手ですが、62歳まで現役となるとまだまだ先は長いですが、ぜひとも負けない気持ちで頑張ってもらいたいですね!
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