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9月8日の中山9R・アスター賞(2歳500万下、芝・外1600メートル)は、田辺裕信騎手騎乗の1番人気グレイシア(牝、美浦・栗田徹厩舎)がシンガリ追走から直線は大外一気の差し切り勝ち。タイムは1分34秒9(良)。7月の新潟の新馬戦(芝1400メートル)は逃げて6馬身差の圧勝。2戦目の今回は大外一気の追い込みで無傷の2連勝。
1馬身1/4差の2着には後方2番手から追い込んだドラウプニル(2番人気)、さらに2馬身半差遅れた3着に好位追走から内めを伸びたミチビキ(3番人気)。
アスター賞を勝ったグレイシアは、父ダイワメジャー、母クーデグレイス、母の父ホワイトマズルという血統。通算成績は2戦2勝。
◆田辺裕信騎手(1着 グレイシア)「もともとゲートは怪しいところもあって、新馬戦で逃げるとは思っていなかったくらい。同じ競馬をしても目標にされてしまうので、今後のことを考えても、馬の後ろで我慢する競馬をさせたいと思っていました。あそこまで後ろからになるとは思っていませんでしたが、力(りき)まずに走ることができていたので良かったです」
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