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シルクロードSの追い切りが28日、栗東トレセンで行われた。前走で同舞台の淀短距離Sを制したトゥラヴェスーラが重馬場の坂路を力強く駆け上がり、馬なりで4ハロン53秒3-12秒0をマーク。6歳で本格化を迎えた素質馬が、待望の重賞初制覇へ万全の態勢をアピールした。
充実ぶりを見せつける脚さばきだ。今年初戦の淀短距離Sを快勝したトゥラヴェスーラが、活気あふれる姿で登坂。高橋康調教師が、気配の良さに胸を張った。
「抜群ですね。いい気の入り方をしているし、前走からさらにプラスアルファがありそうです」
火曜夜中の雨で水分をたっぷり含む重馬場となった水曜の栗東坂路を避け、やや水分の抜けた重馬場となった木曜朝に登場した。気合が乗りすぎてオーバーワークにならないよう、覆面を着用。序盤から闘志を内に秘めながら軽快に進み、まだ水分を含んだウッドチップでも、最後までピッチの利いたフットワークをキープした。馬なりで4ハロン53秒3-12秒0と、前走時の最終追い(同53秒0-12秒2)と同等の時計は予定通り。追い切りから中2日でレースを迎える過程も同じだ。
今回と同じ中京芝12000メートルで行われた前走は、鮮やかな勝ちっぷりだった。最内枠から好位のインを追走。抜群の手応えで直線を迎えると、狭い馬群をこじ開けて鋭く伸び、1馬身半差で差し切った。「馬を気にするので内枠を心配しましたが、もまれる競馬をクリアしたのは大きい」とトレーナーは収穫を口にする。以前は手前の替え方に課題があったが、背腰がしっかりしてきたことで「うまく替えられるようになった」。走りのバランスが良化し、追われてからの末脚の鋭さを生み出している。
ハンデ重賞の今回は56キロで、前走の57キロから1キロ減。「馬がしっかりしてきたし、やっと本調子になってきました。57キロであの強い競馬をしてくれたし、それ(斤量)も強気になれますね」と初のタイトル奪取へ絶好のチャンスがやってきた。
伯母に2007年のスプリンターズSを制したアストンマーチャンがいる血統背景の持ち主。遅咲きのスプリンターが、さらなる高みを目指して突き進む。(斉藤弘樹)
★シルクロードSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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