まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
父譲りの豪脚を遺憾なく発揮した。3歳ダート重賞、ユニコーンSが21日、東京競馬場で16頭によって争われ、レーン騎乗で1番人気のカフェファラオが道中2番手から直線で先頭に立ち、後続に5馬身差をつけてゴール。2015年の米三冠馬アメリカンフェイローの初年度産駒が、デビュー3連勝で重賞初勝利を飾った。2着は3番人気のデュードヴァン。3着には11番人気のケンシンコウが入った。
◇
ぶっちぎりだ。ライバルの関係者から「強い」の声がもれた。1番人気のカフェファラオが2番手から5馬身差で重賞初V。従来の記録を0秒1更新するレースレコード(1分34秒9)のおまけつきで、世代のダート王に名乗りを上げた。
「まだ3戦目。毎回成長しているし、さらに上を目指せる馬」と初コンビのレーン騎手は手放しでたたえる。
前走のヒヤシンスSで出遅れたことで、陣営はこの中間、念入りにゲート練習を課した。その効果もあり、好スタートを決めると、逃げるレッチェバロックの2番手につけた。1000メートル通過58秒4の速い流れのなか、余裕の手応えで直線へ。満を持して鞍上がゴーサインを下すと、一気に後続を突き放した。
「内に速い馬がいて、2番手を取るのに脚を使ったので、直線での反応を心配しましたが、道中はリラックスしてラスト300メートルはいい反応でした。最後まで脚を使えるすばらしい馬ですね」
これがJRA重賞通算9勝目のレーン騎手は今春、世界的コロナ禍の中で、あえて来日した。収穫は十分だろう。怪物級の素質を感じさせる馬との出合いに、思わず笑みがこぼれた。
今後に向けて期待が膨らむ勝利だ。7月8日のジャパンダートダービー(大井、交流GI、ダ2000メートル)に登録がある一方、米3冠にも登録済み。このレースを勝ったことで、新型コロナ禍の影響により例年よりも約4カ月遅れで施行されるケンタッキーダービー(9月5日、米チャーチルダウンズ、GI、ダ2000メートル)の出走馬選定40ポイントを獲得し、計70ポイントでトップが確定。「まだポテンシャルのすべてを見せていないと思う。僕はダートの番組は詳しくないですが、いろいろなオプション(選択肢)が考えられると思います」と、レーン騎手は世界を舞台に活躍できる素材だということを確信している。
父アメリカンフェイローは米3冠などGI8勝の名馬。その初年度産駒のカフェファラオが、父と同じダートの本場米国で躍動するときが来るかもしれない。(柴田章利)
★21日東京11R「ユニコーンS」の着順&払戻金はこちら
■カフェファラオ 父アメリカンフェイロー、母マリーズフォリーズ、母の父モアザンレディ。鹿毛の牡3歳。美浦・堀宣行厩舎所属。米国産。馬主は西川光一氏。戦績3戦3勝。獲得賞金6187万5000円。重賞は初勝利。ユニコーンSは堀宣行調教師が2012年ストローハットに次いで2勝目、ダミアン・レーン騎手は初勝利。馬名は「冠名+父名より」。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|