週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬(激アツ君)をピックアップします。
【6月1日(土)】
東京2R 3歳未勝利 ダ1400m 晴 重
2番 フェレザ(4番人気3着)
スタートをポンと出ると内枠を利して先頭へ。絡まれることもなくそのままマイペースで進め、追い出したのは残り300mあたりから。残り200mで再び加速して一瞬引き離そうとしたが、脚を温存していた1~2着馬にかわされたところがゴールだった。府中の直線で粘りきれなかったが、福島に変われば楽に逃げ切れるレベル。次走、ローカルならば狙ってみたい。 【次走注目度:S】
東京3R 3歳未勝利 ダ1600m 晴 重
15番 スプランドゥール(8番人気4着)
スタートの出は良い。芝が長い利点があるとはいえ、ほぼ大外からのダッシュは先頭までは届かず、序盤は3番手。レースVを見る限り、3角過ぎから騎手が手綱をしごいていて、直線に入ってからもほぼ追い通し。追い出しが早かった分、最後は力尽きて残り200mあたりでは既にいっぱいいっぱいとなってしまったが、ローカルならば逃げ切れる内容。次走注目したい。 【次走注目度:A】
東京10R 3歳上2勝クラス 芝1400m 晴 良
5番 レッドシュヴェルト(2番人気1着)
スタートは五分。出るには出たもののすぐに控えてシンガリへ。3角あたりからジワッと進出したが、本格的に追い出したのは残り300m付近から。200mでエンジン全開となってからは次元の異なるスピードで一気に他馬を追い抜き、先頭を行く馬も並ぶ間もなく抜き去った。正直今日のメンバーでは一頭、レベルが違う印象。昇級後もかなり期待できそうだ。 【次走注目度:S】
京都3R 3歳未勝利 ダ1200m 晴 稍重
11番 マックスセレナーデ(3番人気4着)
スタートはムキにならず控えて後方3番手。直線入口では一瞬前も塞がれて口をそむけ、絶望的な位置取りだったが、外に持ち出して立て直してからの脚は素晴らしかった。展開一つ、コース替わりの助けがあれば上位進出はありそうな内容。次走どこになるかはわからないが、小倉あたりに出てくるようならば狙ってみたい存在だ。 【次走注目度:A】
京都4R 3歳未勝利 芝1600m 晴 良
14番 プリズマジコ(14番人気3着)
多頭数の短距離とあってスタートはゴチャつく中、慌てずに後方から。3ハロン通過33.9秒はハイペース判定も、上位馬の道中のポジションを見る限り明らかに前有利の流れだったが、4角後方4番手から、直線で一気に差を詰めてきた。前を行く2頭とはかなり差もあり、他が力不足だったという見方もできるが、それでも上がり35.1秒は勝ち馬を凌ぐ速さでもちろんメンバー最速。次走どこになるかはわからないが注目してみたい。 【次走注目度:A】
京都11R 3歳上オープン G3鳴尾記念 芝2000m
5番 ヤマニンサンパ(6番人気4着)
スタートは五分に出ているが、二の脚が遅い。先行集団を見る形で10番手からのレースとなった。1000m通過58.7秒は速めの流れで、展開としては後ろに利があったのは確かだが、上位馬を見るとほとんど先行集団の中にいた馬ばかり。離れた位置から集団をまとめてかわしてきた脚には、かなり見ごたえがあった。念のため過去数戦の内容も見直してみたのだが、3走前から明らかに馬が充実期に入っている。今なら重賞でも十分やれそうな感じがあるので、次走、大いに注目したい一頭だ。 【次走注目度:S】
【6月2日(日)】
該当馬なし