12月2日の中山6R・2歳新馬(芝2000メートル)は、ウィリアム・ビュイック騎手騎乗の1番人気シェドゥーヴル(牡、美浦・木村哲也厩舎)が直線で外に逃げながらも立て直してデビュー戦を飾った。タイムは2分03秒9(良)。追い込んだカミノシルヴィ(11番人気)が1馬身1/4差の2着に入り、エコロドリーム(7番人気)がさらに3/4馬身遅れた3着だった。2番人気ゴールドフレームは4着。
シェドゥーヴルは、父オルフェーヴル、母ヒルダズパッション、母の父カナディアンフロンティアという血統。母はバレリーナS・米GI勝ち。半兄に米GIを2勝(ウッドワードS、ターフクラシック)したヨシダがいる。
◆ウィリアム・ビュイック騎手「新馬でまだ競馬がわかっていないにしても、コントロールするのにかなり力が要りますね。道中は内で我慢させるつもりでしたが、引っ掛かってまくって行ってしまいました。先頭に並んだところで落ち着いてくれましたが、直線で追い出すと外へ。ムチを入れたわけではなく、周りの馬がスピードに乗ってくると気にして外に逃げていました。最後のもうひと伸びは次元が違う脚だったし、レベルは高い馬。ただ、オルフェーヴルの子でとても乗り難しいので、これからメンタル面が課題でしょう」
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