25日の東京3R2歳新馬(ダート1600メートル)は、クリスチャン・デムーロ騎手騎乗の1番人気ストロングバローズ(牡、美浦・堀宣行厩舎)が先手を取ってゆうゆうと押し切り、圧倒的な人気に応えた。タイムは1分40秒0(良)。
スタート直後は各馬が互いの出方をうかがう形になったが、人気のストロングバローズが徐々にスピードに乗って逃げる形。外のハルクが2番手につけ、キングズミッション、ウォリアーズクロス、インユアハンドなどが好位に続いた。ストロングバローズは直線に向いてからも手応え十分。鞍上も後続との差を確認しながら軽く仕掛けただけで楽勝した。4馬身差の2着は9番人気スイートメロディー。さらに5馬身差の3着には3番人気のウォリアーズクロスが入っている。
ストロングバローズは、父Mineshaft、母Chelsea Ballad、母の父Street Cryという血統。おばChelsey Flowerは米GIフラワーボウルHの勝ち馬。
C.デムーロ騎手は「スタートが速かったし、先生からは“正攻法の競馬を”との指示。直線へ向いてからは自分が何もしなくても動けたぐらいで、あとは見ての通り。かなりの能力を秘めている馬だね」とアメリカ生まれの素質馬を高く評価していた。
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