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1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI連載『東西現場記者走る』。桜花賞は、大阪サンスポの斉藤弘樹記者(39)が担当する。2日目は引き続き栗東トレセンで、エルフィンSを快勝したアクアミラビリス陣営を直撃。キャリアは3戦だが、非凡な瞬発力を備えており、4着に敗れた半姉クイーンズリングを超える走りも期待できそうだ。
火曜の朝はテレビをつけると、前日に続いて新元号の話題一色だった。『令和』に決まってから初の取材。気分新たに外に飛び出したが、春とは思えないほどの冷え込み。開門の午前7時前の温度は2度で、まさに2月並み…。スタンドの「かしわうどん」で体を温め、取材に向かった。
2日目に注目したのはアクアミラビリス。キャリアは3戦だが、ダノンファンタジーと戦っておらず未知の魅力にあふれている。吉村調教師も「世代トップの馬と初めて走るので不安と期待が半々ですが、逆に可能性もあるかもしれませんね」と期待を寄せる。
前走のエルフィンSのパフォーマンスが圧巻。道中はスローペースの最後方を進んだが、直線はメンバー最速の上がり(3ハロン33秒3)を発揮して豪快に突き抜けた。4コーナーで届かないような位置から見せた次元の違う豪脚は、昨年のシンザン記念のアーモンドアイを思い出したほどだ。
「ペースも流れていなくて厳しいかなと思いましたが、それにしてもあの末脚は素晴らしかったですね」と師は高く評価する。
思惑通りに賞金を加算できたことで、トライアルを挟むことなく、GI一本に絞って調整を進めてきた。「ちょうど1カ月(放牧に)出せるので、逆算してやってきました。回復も早かったし、最近では一番乗り込んでいます。皮膚が薄く、馬体の張りや毛づやも素晴らしいです」とトレーナー。420キロほどの小柄なタイプだけに、余裕を持ったローテは好感が持てる。
血統背景も魅力だ。同じく吉村厩舎に所属した半姉のクイーンズリング(父マンハッタンカフェ)は、2015年に無傷の3連勝で桜花賞に挑戦して4着。その後、エリザベス女王杯を制覇し、秋華賞や有馬記念で2着の実績を残した。「手先が軽く、切れはこっちの方がありそう。今の時点では、体幹もお姉ちゃんよりしっかりしています」と師は比較した。完成度では偉大な姉にも引けを取らない。
持ち味の瞬発力を最大限に生かせる阪神外回りコースで、4着に泣いた姉以上の走りも期待できそうだ。(斉藤弘樹)
★桜花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
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