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◆ジオセントリック(29日、東京新馬、芝2000メートル)=美浦・手塚貴久厩舎、牡、父ハービンジャー、母プルメリアスター、母の父ゼンノロブロイ
《戦評》外へ膨れ気味のスタートだったがうまく2番手を奪い、折り合って進行。直線半ばまでルメール騎手の手綱は持ったままで、ラスト1ハロンで抜け出すと2馬身半の差をつけた。タイム2分2秒3は標準ながら、レースのラスト3ハロン11秒5-11秒3-11秒1の加速ラップが光る。
《血統》叔母にGⅠ4勝の名牝リスグラシュー。晩成に近い成長曲線を描くのがこの系統の特徴で、この馬も本格化は先になりそうだが、それだけに奥が深い。距離適性は芝2400メートルがぴったりの印象。
《将来性》「スローペースをずっと冷静に走って、いい加速をしてくれた。距離は2000メートル以上。能力がある」と鞍上。直前の追い切りで目を見張る瞬発力を誇示していたが、実戦でもスパッと弾けた。同じ厩舎のソールオリエンスの初戦をほうふつとさせるインパクトがあり、2戦目以降の走りに大注目。(内海裕介)
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