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【凱旋門賞】タイトルホルダーが迫力満点の国内最終追い

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【凱旋門賞】タイトルホルダーが迫力満点の国内最終追い

暗闇を切り裂いたのは王者の蹄音だった。午前3時半過ぎ、凱旋門賞(10月2日、GⅠ、パリロンシャン、芝2400メートル)に挑戦するタイトルホルダーが美浦Wコースで国内最終追い切り。迫力満点の動きで5ハロン65秒5―11秒8の好時計をマークした。

「先週より今週のほうがよかったし、時計的にもいいですね。ここまで順調に来られて本当に良かったです」

見守った栗田調教師が納得の表情を浮かべた。道中は大きく先行するハッピーアナザー(1勝)を見る形で進み、直線は馬なりのまま加速。ゴールでは2馬身遅れたが、1コーナー過ぎまでスピードを緩めず負荷をかけられた。

「前に馬を置いて、追いつかなくていいという指示。やればまだ動きそうだけど、フランスに着いた翌週から1・5~2本追い切りをして、もう一段上げられれば。当該週は(横山)和生が乗ります」


思惑通りの調整に指揮官もうなずく。国内では菊花賞天皇賞・春宝塚記念でGⅠ3勝を誇るが、次なる舞台は世界最高峰のレース。「まだ日本馬が勝っていないし、挑戦者のつもりです。ただ、この馬のパフォーマンスを出せればいい結果がついてくると思っています」とトレーナーは前向きに締めた。日本競馬の積年の夢を乗せ、16日の朝に決戦の地フランスへと飛び立つ。(綿越亮介)

◆日本馬の動向 タイトルホルダー以外に、日本から3頭が出走予定。11日のニエル賞で4着だったドウデュースは、シャンティイのパスカル・バリー厩舎でレースの疲れを癒して本番への態勢を整える。

フランスに長期滞在してドーヴィル大賞2着から挑むステイフーリッシュ(栗・矢作、牡7)はシャンティイで開業している清水裕夫厩舎で順調に調整が進んでいる。

14着だった昨年に続く挑戦のディープボンド(栗・大久保、牡5)は10日にフランスに到着。清水厩舎に滞在して調整を進めていく。

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