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【東京新聞杯】シャドウディーヴァ重賞初V確信追い!

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【東京新聞杯】シャドウディーヴァ重賞初V確信追い!

 東京新聞杯の追い切りが3日、東西トレセンで行われた。美浦では昨年の2着馬シャドウディーヴァが坂路で4ハロン53秒4-12秒3をマーク。馬なりながらシャープな脚いろで併走相手に並びかけ、念願の重賞初制覇へ万全の仕上がりをアピールした。カラテが美浦坂路4ハロン50秒7の好時計をマークし、最高の調教評価『S』となった。

 確信の“ソフト追い”だ。悲願の重賞初Vへ、シャドウディーヴァが美浦坂路で静かに息を整えた。斎藤誠調教師は納得の表情で切り出した。

 「テンションが高くなりすぎないように気をつけて坂路で調整。動きには満足しています。状態もすごくいいですね」

 冬晴れの下、坂路でココフィーユ(2勝クラス)を2馬身ほど追走。徐々に前との差を詰め、ラスト1ハロン12秒3できっちり併入に持ち込んだ。1週前の1月27日にはゴール前で追われてWコース5ハロン66秒0-12秒4の好時計をマークしており、3カ月ぶりでも態勢は万全だ。

 全体時計は4ハロン53秒4とそれほど速くなかったが、「直前の追い切りを手控えた方が結果が出ている」と指揮官。レース当週の追い切りが坂路だった場合は6戦して2着3回(2018年新馬戦、未勝利戦、20年府中牝馬S)で、掲示板を外したのは19年ローズS(9着)の1度だけと安定感は抜群だ。

 重賞では13戦して3度の2着が最高。昨年のこのレースも半馬身差に泣いた。“善戦レディー”の印象がつきまとうが、「弱い面が解消されて体と気持ちがマッチしてきました。カイバ食いも良くなっています。成長力があると思ってきましたし、今年はしっかり走ってくれると思います」とトレーナーは開花の兆しを感じている。

 勝利への請負人に指名されたのは、7走ぶりのコンビ復活となる岩田康騎手だ。息子同士(斎藤新騎手と岩田望騎手)が競馬学校で同期という“パパ友”の間柄で気心は知れている。「この馬のことを買ってくれているし、手も合っています。『勝たせてやりたい』と思って乗ってくれるはず」と期待を寄せる。

 東京はGIを除けば【1・5・1・1】のベストコース。待望の勝利へ、お膳立ては整っている。

 「左回りの方が走りはスムーズ。今年は集大成にしたいと思っています。まずは早く重賞を勝たせたいですね」

 結果次第では同舞台のGI・ヴィクトリアマイルも視野に入ってくる。メンバー中ただ一頭の牝馬が府中の杜で輝きを放つ。(漆山貴禎)

東京新聞杯の特別登録(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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