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恒例のGI企画『東西現場記者走る』で令和最初の日本ダービーを担当する大阪サンスポの渡部陽之助記者(40)は連載3日目、皐月賞2着ヴェロックスの追い切りに注目した。CWコースを単走で力強いフィニッシュ。前走以上に調教を強化しており、大一番での逆転Vへ陣営の手応えを感じた。
追い切り日の水曜は快晴。タレントや元プロ野球選手・山本昌氏らの姿が見られ、栗東トレセンは華やかだった。
3日目に注目したのはヴェロックス。皐月賞では△をつけたが、いい意味で裏切られた。直線入り口で先頭に立つと、追ってくるサートゥルナーリアにぶつけられる不利。かわされたが、最後まで粘ってアタマ差2着という強い内容だった。印の薄かった自分の予想を反省するとともに、自分の中で評価がググッと急上昇した。
日本ダービーに向けて、この中間は「時計にならない普段の攻めの量も増やしました」と猿橋助手。事実、16日の1週前追い切りでCWコース6ハロン78秒5の一番時計をマークしている。この一戦へかける思いは相当なもの。最終リハーサルで、何としても動きを確認したかった。
開門直後の午前6時過ぎに、ターゲットが登場。直前にサートゥルナーリアが走り始めていたため、双眼鏡を握りしめ、両馬を交互にチェックした。道中はリラックスして馬なり。直線に入ると前進気勢を保ったまま加速し、ゴール前で促されると一気にトップスピードに乗って6ハロン82秒9-11秒5でフィニッシュした。いかにも乗り手の指示に従順な動きに、好印象を持った。皐月賞の最終追いは芝コースで6ハロン86秒9。コースが違うので単純に比較はできないが、より“攻め抜いている”と感じた。
「今週は輸送もあるので調整程度。しまいの動きもしっかりしていたし、順調だと思います。皐月賞で厳しい競馬をして、体がふくらんだ感じがしますね。上積みはあってもいいと思う」
中内田調教師は、共同会見で満足げな表情を浮かべた。現時点での馬体重は494キロ。しっかり負荷をかけて、なおプラス体重をキープしているのも順調さの証しだ。
初めての東京芝2400メートルについても「ここを目標にしてきたし、ベストの距離。コーナー4つは上手に走れるし、長くいい脚を使える馬ですからね。距離延長はプラスに働くと思う」とトレーナーは力を込めた。
最善を尽くすため、土曜の東京競馬場への輸送は、早朝の早い便でトレセンを出発して、現地で本番に備える。
「現地に着いてから余裕が持てれば。前後左右の体のバランスが良くなっている」と猿橋助手。陣営の言葉からヒシヒシと感じる期待感。2016年マカヒキ以来の皐月賞2着馬のVの可能性は十分に考えられそうだ。
枠順が決まる木曜は、美浦トレセンに場所を移して、気になる関東馬をチェックしたい。(渡部陽之助)
★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
現場記者走るとは 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
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