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ＫＢＳファンタジーＳの関連ニュース
【ファンタジーＳ】伏兵アイムユアーズ制す
©サンケイスポーツ
11月6日(日) 05:05
第１６回ファンタジーＳ（５日、京都１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳オープン、牝馬、国際、指定、馬齢、芝１４００メートル、１着本賞金３０００万円＝出走１７頭）
函館２歳Ｓの２着馬で、８番人気の関東馬アイムユアーズが直線で外から伸びて重賞初Ｖ。先週から短期免許で来日中のフランスＮｏ．１ジョッキー、イオリッツ・メンディザバル騎手（３７）＝スペイン出身＝もＪＲＡ重賞初制覇を飾った。タイム１分２１秒３（良）。２着は４番人気アンチュラスで、函館２歳Ｓ勝ち馬で１番人気のファインチョイスは３着に敗れた。
フランスの名手に導かれ、外から鮮やかに突き抜けた。アイムユアーズが、中団から直線で鋭い末脚を発揮して差し切り勝ち。２歳女王へ大きく前進した。
「僕自身にとっては非常に重要な勝利。とてもハッピーだよ」
０８年のワールドスーパージョッキーズシリーズは未勝利ながら、２着２回などで優勝したメンディザバル。このファンタジーＳがＪＲＡ通算３０戦目での待望の初勝利だ。０８～１０年に３連連続で仏リーディングジョッキーとなった名手も、喜びを爆発させた。
「初めて乗ったが、ＤＶＤで研究していたから」と言う通り、レース運びも文句なし。中団の外めをスムーズに追走して、この馬の持ち味である強烈な末脚を引き出した。「イージーに乗れたし、僕の手綱さばきというよりも、馬が強かった」と、名手はパートナーの走りを絶賛だ。
手塚調教師は「この走りなら距離が延びてもいいでしょう。自信を持って次に挑めます」と、ＧＩ奪取に意欲満々。今後は栗東に滞在して、阪神ＪＦ（１２月１１日、阪神、ＧＩ、芝１６００メートル）で頂点の座を狙う。 （鈴木康之）
【ファンタジーＳ】アイムユアーズ重賞初Ｖ
©サンケイスポーツ
11月5日(土) 15:59
第１６回ファンタジーＳ（５日、京都１１Ｒ、ＧＩＩＩ、２歳オープン、牝馬、国際、指定、馬齢、芝１４００メートル、１着本賞金３０００万円＝出走１７頭） イオリッツ・メンディザバル騎手騎乗の８番人気アイムユアーズ（牝、美浦・手塚貴久厩舎）が、直線大外から豪快に伸びて快勝。前走・函館２歳Ｓで２着に敗れた雪辱を果たし、阪神ジュベナイルフィリーズ（１２月１１日、阪神、ＧＩ、芝１６００メートル）有力候補に名乗りをあげた。タイム１分２１秒３（良）。鞍上のメンディザバル騎手はＪＲＡ初勝利が重賞制覇となった。
２着はディープインパクト産駒で４番人気のアンチュラス。３着は函館２歳Ｓ優勝馬で１番人気のファインチョイス。
無敗の重賞ウイナー、ディープの娘らが顔を揃えた一戦は、関東の刺客アイムユアーズが目の覚める末脚を繰り出して優勝。関東馬初のファンタジーＳ制覇を遂げるとともに、暮れの２歳女王に“王手”をかけた。
道中は中団を追走したアイムユアーズ。人気のファインチョイスは好位内め、アンチュラスもそれをマークするように好位でレースを進めた。
４コーナーを回って直線に入ると、内ファインチョイスの前にポッカリとスペースが開き、一気に先頭へ。外からアンチュラスも猛追。この２頭で決するかに思えたが、大外から矢のような末脚を発揮したのがアイムユアーズ。鞍上のアクションに応えて真っ先にゴールへ飛び込んだ。
メンディザバル騎手はワールドスーパージョッキーズシリーズに３度参戦し、０８年には優勝経験もあるが、ＪＲＡ勝利はなく、この勝利がうれしいＪＲＡ初Ｖとなった。
同騎手は「ワールドスーパージョッキーの経験をもとに勝ちたかったけど勝てなかったので、今回初勝利ができてうれしいです」と喜びのコメント。
また、日本のファンへメッセージを求められると、「日本の競馬のレベルが高いことは知っていたので、日本で勝つことが出来て本当にうれしいです。今度は海外でも日本の馬で勝ってみたいです。アリガトウ！」と話した。
アイムユアーズは父ファルブラヴ、母セシルブルース、母の父エルコンドルパサーという血統。ＪＲＡ通算成績は４戦２勝。重賞は初制覇。管理する手塚貴久調教師は同レース初勝利。
２着はディープインパクト産駒で４番人気のアンチュラス。３着は函館２歳Ｓ優勝馬で１番人気のファインチョイス。
無敗の重賞ウイナー、ディープの娘らが顔を揃えた一戦は、関東の刺客アイムユアーズが目の覚める末脚を繰り出して優勝。関東馬初のファンタジーＳ制覇を遂げるとともに、暮れの２歳女王に“王手”をかけた。
道中は中団を追走したアイムユアーズ。人気のファインチョイスは好位内め、アンチュラスもそれをマークするように好位でレースを進めた。
４コーナーを回って直線に入ると、内ファインチョイスの前にポッカリとスペースが開き、一気に先頭へ。外からアンチュラスも猛追。この２頭で決するかに思えたが、大外から矢のような末脚を発揮したのがアイムユアーズ。鞍上のアクションに応えて真っ先にゴールへ飛び込んだ。
メンディザバル騎手はワールドスーパージョッキーズシリーズに３度参戦し、０８年には優勝経験もあるが、ＪＲＡ勝利はなく、この勝利がうれしいＪＲＡ初Ｖとなった。
同騎手は「ワールドスーパージョッキーの経験をもとに勝ちたかったけど勝てなかったので、今回初勝利ができてうれしいです」と喜びのコメント。
また、日本のファンへメッセージを求められると、「日本の競馬のレベルが高いことは知っていたので、日本で勝つことが出来て本当にうれしいです。今度は海外でも日本の馬で勝ってみたいです。アリガトウ！」と話した。
アイムユアーズは父ファルブラヴ、母セシルブルース、母の父エルコンドルパサーという血統。ＪＲＡ通算成績は４戦２勝。重賞は初制覇。管理する手塚貴久調教師は同レース初勝利。
【ファンタジーＳ】ファイン３連勝だ！
©サンケイスポーツ
11月5日(土) 12:03
【ファンタジーＳ】ファイン３連勝へ１１秒９
©サンケイスポーツ
11月3日(木) 05:03
函館２歳Ｓを制したファインチョイスは、岩田康騎手が騎乗してＣＷコースで軽めの内容。前半をゆったりと進むと、直線では体を沈ませて、余裕たっぷりの手応えながら、豪快なフットワークでゴールを駆け抜けた。ラスト１ハロン１１秒９（６ハロン８５秒０）を難なくマークするあたりは、やはり並の２歳牝馬ではない。
「やれば動くが、先週まで３週連続で併せ馬でやってあるからな」。予定どおり、オーバーワークを避けた内容に、領家調教師は満足の表情だ。
函館で新馬、重賞と連勝した大器。今年の最大目標は阪神ＪＦ（１２月１１日、阪神、ＧＩ、芝１６００メートル）だが、前哨戦でもキッチリと結果を出せる仕上がりだ。新馬戦以来のコンビとなる岩田康は「ボクが乗った新馬（７月２３日）当時より、体も大きくなって落ち着いている。折り合いはつくし、頭がよくて反応も速い」と絶賛。３連勝で大一番へ向かう態勢が整った。 （正木茂）
「やれば動くが、先週まで３週連続で併せ馬でやってあるからな」。予定どおり、オーバーワークを避けた内容に、領家調教師は満足の表情だ。
函館で新馬、重賞と連勝した大器。今年の最大目標は阪神ＪＦ（１２月１１日、阪神、ＧＩ、芝１６００メートル）だが、前哨戦でもキッチリと結果を出せる仕上がりだ。新馬戦以来のコンビとなる岩田康は「ボクが乗った新馬（７月２３日）当時より、体も大きくなって落ち着いている。折り合いはつくし、頭がよくて反応も速い」と絶賛。３連勝で大一番へ向かう態勢が整った。 （正木茂）
【ファンタジーＳ】ファイン必勝体勢！
©サンケイスポーツ
11月2日(水) 05:06
京都の土曜メーンは、２歳牝馬限定のＧＩＩＩファンタジーＳ。年末のＧＩ阪神ＪＦへ向けてのステップレースだ。函館２歳Ｓ優勝馬ファインチョイスは出走メンバー中、唯一の重賞ウイナー。末脚のキレるタイプで、京都コースならばより持ち味が生かせそう。３連勝を決めて、無敗の２歳女王君臨へ王手をかける。
北の大地で放った輝きを、淀のターフでも見せつける。函館２歳Ｓで世代最初の重賞ウイナーとなったファインチョイスが、３カ月の充電を経て戦列復帰。無敗の２歳女王へ、休養明け初戦から全開でアタックする。
「休ませている間に体高が伸びて、ひとまわり大きくなったね。しっかり食べるから調整もしやすいし、体も４５０キロ（前走時４３６キロ）くらいまで増えているのは、いい傾向だと思うよ」
ひと夏越して順調に成長した愛馬の姿に、領家調教師は目を細める。
７月２３日の函館でのデビュー戦（芝１２００メートル）は、２着に３馬身差の完勝。続く函館２歳Ｓは３番手から抜け出すと、ビッシリ追われることなく１馬身半差の快勝劇を演じた。センスのよさもさることながら、２歳牝馬にとって過酷な中１週のローテを克服したように、精神的なタフさも兼ね備えている。
「短期間で２回も使ったらカリカリしそうなものだけど、２走目も全然そういうところがなかった。栗東にきても落ち着いて調教できているし、精神的な強さがあるね」
指揮官がアピールする２歳馬らしからぬ堂々とした振る舞いは、調教にもあらわれている。栗東入厩後は３週連続でＣＷコースで併せ馬を行い、ここ２週は古馬をアオるほどの好調教。環境の変化に動じることなく、レースに向けて着々と足場を固めている。
「切れ味で勝負するタイプだから（函館の）洋芝より、むしろ京都の高速馬場の方がいい。血統的にもマイルまでなら大丈夫だし、精神的な強さがあるから輸送競馬も心配してない」と領家師は力を込める。
あくまで目標は阪神ＪＦ（１２月１１日、阪神、ＧＩ、芝１６００メートル）だが、牝馬同士なら負けられない。距離延長、初の輸送競馬の課題を克服すれば、無敗の２歳女王が見えてくる。（瀬戸聡）
北の大地で放った輝きを、淀のターフでも見せつける。函館２歳Ｓで世代最初の重賞ウイナーとなったファインチョイスが、３カ月の充電を経て戦列復帰。無敗の２歳女王へ、休養明け初戦から全開でアタックする。
「休ませている間に体高が伸びて、ひとまわり大きくなったね。しっかり食べるから調整もしやすいし、体も４５０キロ（前走時４３６キロ）くらいまで増えているのは、いい傾向だと思うよ」
ひと夏越して順調に成長した愛馬の姿に、領家調教師は目を細める。
７月２３日の函館でのデビュー戦（芝１２００メートル）は、２着に３馬身差の完勝。続く函館２歳Ｓは３番手から抜け出すと、ビッシリ追われることなく１馬身半差の快勝劇を演じた。センスのよさもさることながら、２歳牝馬にとって過酷な中１週のローテを克服したように、精神的なタフさも兼ね備えている。
「短期間で２回も使ったらカリカリしそうなものだけど、２走目も全然そういうところがなかった。栗東にきても落ち着いて調教できているし、精神的な強さがあるね」
指揮官がアピールする２歳馬らしからぬ堂々とした振る舞いは、調教にもあらわれている。栗東入厩後は３週連続でＣＷコースで併せ馬を行い、ここ２週は古馬をアオるほどの好調教。環境の変化に動じることなく、レースに向けて着々と足場を固めている。
「切れ味で勝負するタイプだから（函館の）洋芝より、むしろ京都の高速馬場の方がいい。血統的にもマイルまでなら大丈夫だし、精神的な強さがあるから輸送競馬も心配してない」と領家師は力を込める。
あくまで目標は阪神ＪＦ（１２月１１日、阪神、ＧＩ、芝１６００メートル）だが、牝馬同士なら負けられない。距離延長、初の輸送競馬の課題を克服すれば、無敗の２歳女王が見えてくる。（瀬戸聡）
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馬場：良
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