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日経賞 G2

日程:2019年3月23日()15:45 中山/芝2500m

日経賞データ分析

コース図中山芝2500m

有馬記念と同じ中山芝2500mで施行される古馬G2。2008年以降、前走レース別では同コースの有馬記念出走馬が【3.4.2.6】と高相性であり、2016年には上位3着を独占している。有馬記念組以外ではAJCC、日経新春杯、京都記念といった前走G2組に良績が集中。2018年に1600万下を勝ったばかりの2頭がワンツーを決めたが、昇級馬を含む前走が非重賞だった馬は全体的に苦戦を強いられているので、上がり馬タイプより実績馬が強いレースと覚えておきたい。中山芝2500mは3コーナーの外回りコースからスタートし、最初のコーナーまで200m弱しかなく、また1周で5.3mの高低差を擁するコース。このトリッキーな形態が時に大きな波乱を招いている。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
阪神で施行された2011年には3連単930円、中山芝2500mで行われた2008年と2016年にも2000円台の配当が出るなど堅く収まることもある一方、単勝万馬券のネコパンチが勝って3連単45万馬券が出現した2012年のようなケースもあり、人気傾向はとらえづらい。1番人気は2008年以降【4.1.1.5】とギリギリ及第点にあるものの、単勝オッズ1倍台の2頭が3、5着に敗れているように過信は禁物。5勝、2着4回、3着5回の2~4番人気あたりを軸に選んだほうが効率は良いだろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 7-3-2-8 35.0% 50.0% 60.0% 62.5% 67.5%
2番人気 2-5-3-10 10.0% 35.0% 50.0% 66.5% 67.5%
3番人気 2-3-4-11 10.0% 25.0% 45.0% 52.5% 76.0%
4番人気 3-1-4-12 15.0% 20.0% 40.0% 97.0% 89.0%
5番人気 3-1-0-16 15.0% 20.0% 20.0% 378.5% 59.5%
6~9番人気 2-6-6-65 2.5% 10.1% 17.7% 259.4% 102.8%
10番人気以下 1-1-1-70 1.4% 2.7% 4.1% 228.9% 39.2%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 3-1-1-4 33.3% 44.4% 55.6% 46.7% 60.0%
2.0~2.9倍 4-2-2-1 44.4% 66.7% 88.9% 92.2% 103.3%
3.0~4.9倍 1-2-2-11 6.3% 18.8% 31.3% 20.6% 36.9%
5.0~7.9倍 5-7-4-9 20.0% 48.0% 64.0% 119.6% 123.6%
8.0~14.9倍 2-1-6-18 7.4% 11.1% 33.3% 77.8% 77.4%
15.0~19.9倍 1-0-1-14 6.3% 6.3% 12.5% 105.0% 40.0%
20.0~49.9倍 2-6-3-45 3.6% 14.3% 19.6% 105.2% 91.4%
50.0倍以上 2-1-1-90 2.1% 3.2% 4.3% 384.0% 55.0%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 16,710円 200円 2,122円
複勝 1,560円 110円 348円
枠連 28,260円 310円 5,034円
馬連 48,480円 300円 8,177円
ワイド 8,990円 120円 1,735円
馬単 169,940円 510円 22,735円
3連複 32,630円 220円 13,099円
3連単 457,140円 930円 105,728円

【脚質】
中山芝2500mはコーナーを6度回るとあって先行勢が息を入れやすく、前が有利なコース形態である。2008年以降にこのコースで施行された10回では、4角5番手以内が8勝、2着6回、3着4回と他を圧倒している。早め進出がセオリーとなるコースだけに、直線一気は決まりにくい。2010年1着のマイネルキッツ、2012年2着のウインバリアシオンなど、レースの上がりより2秒近く速い脚が使えるようなタイプでない限り、後ろからの馬には厳しいと考えたほうがいいだろう。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 4-0-0-20 16.7% 16.7% 16.7% 1,568.3% 155.0%
先行 9-11-8-45 12.3% 27.4% 38.4% 85.6% 99.9%
差し 7-7-9-57 8.8% 17.5% 28.8% 80.6% 65.6%
追込 0-2-3-70 0.0% 2.7% 6.7% 0.0% 25.5%

【枠順】
スタート後の直線部分が200m弱しかなく、外枠不利とされる中山2500mだが、このレースはほとんどフルゲートにならないので、外枠の不利は限定的である。2008年以降にこのコースで行われた過去10回では、1~4枠の2勝、2着5回、3着4回に対し、5~8枠が8勝、2着5回、3着6回と優勢。8枠も2013年フェノーメノ、2016年ゴールドアクターが勝利しており、大外が圧倒的に不利な有馬記念のようなイメージは持たなくてもいい。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 4-2-2-13 19.0% 28.6% 38.1% 202.9% 99.5%
2枠 0-1-2-21 0.0% 4.2% 12.5% 0.0% 34.2%
3枠 2-3-1-23 6.9% 17.2% 20.7% 40.7% 35.5%
4枠 2-3-5-23 6.1% 15.2% 30.3% 112.4% 80.0%
5枠 3-5-1-25 8.8% 23.5% 26.5% 511.2% 106.2%
6枠 3-4-1-26 8.8% 20.6% 23.5% 27.6% 81.2%
7枠 3-1-5-29 7.9% 10.5% 23.7% 77.6% 64.2%
8枠 3-1-3-32 7.7% 10.3% 17.9% 510.8% 71.3%

【血統】
東日本大震災後に再度中山2500mで施行されるようになった2012年以降の3着以内馬のうち、サンデーサイレンスを内包していなかったのは2012年3着のルーラーシップ1頭のみ。ただし、出走馬の多くがこれに該当するので絞り込みをかけるならば、母父ノーザンダンサー系に注目できる。該当馬は4勝、2着2回、3着1回と好成績。堅実性重視なら父サンデー系×母父ノーザンダンサー系だ。

◆同コース種牡馬別成績(中山競馬場/芝/2500m/過去5年)集計期間:2014/03/10~2019/03/10

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ステイゴールド 9-12-10-65 9.4% 21.9% 32.3% 39.0% 58.8%
2 ハーツクライ 5-6-7-44 8.1% 17.7% 29.0% 66.0% 68.4%
3 ディープインパクト 5-1-5-44 9.1% 10.9% 20.0% 98.4% 52.2%
4 ハービンジャー 3-0-2-10 20.0% 20.0% 33.3% 140.7% 80.7%
5 キングカメハメハ 2-7-5-39 3.8% 17.0% 26.4% 17.9% 67.0%
6 キングヘイロー 2-2-0-7 18.2% 36.4% 36.4% 136.4% 78.2%
7 スクリーンヒーロー 2-0-1-2 40.0% 40.0% 60.0% 406.0% 146.0%
8 カンパニー 2-0-0-3 40.0% 40.0% 40.0% 876.0% 124.0%
9 シンボリクリスエス 1-5-0-15 4.8% 28.6% 28.6% 21.0% 83.8%
10 マンハッタンカフェ 1-2-2-13 5.6% 16.7% 27.8% 40.6% 87.2%
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