黒竹賞(3歳1勝クラス、ダ1800メートル)が12日、中山競馬場で13頭によって争われ、9番人気の伏兵デルマオニキス(美・勢司、牡、父オンファイア)が最後方から内ラチ沿いを伸びて勝利を飾った。 札幌未勝利戦1着以来、4カ月半の休み明け、大外枠を克服しての2勝目で、この日3戦3勝と大活躍の横山和騎手は「力がある馬だと思っていました。最初は大事に進めて、残り800メートルからの競馬をしようと。前が詰まっても再加速できる馬ですし、馬混みを縫う根性もあります」としてやったりの表情だった。