3月9日の阪神9Rで行われたゆきやなぎ賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル、馬齢、7頭立て、1着賞金=1070万円)は、
鮫島克駿騎手の3番人気
ショウナンラプンタ(牡、栗東・
高野友和厩舎)が、5番手を追走し、直線内から抜け出してそのまま後続の追撃を封じ込め、昇級3戦目でオープン入りを決めた。タイムは2分27秒9(良)。
クビ差の2着には
ヴェローチェエラ(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着に
モンブランミノル(5番人気)が続いた。
ショウナンラプンタは、父
キズナ、母フリアアステカ、母の父Zensationalという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・
高野友和厩舎。馬主は国本哲秀氏。戦績は4戦2勝。
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鮫島克駿騎手(1着
ショウナンラプンタ)「年末の
ホープフルSで出た課題を牧場、厩舎と一丸になり、何度も調教に乗って取り組んできて、実った形になりました。ちゃんと走れればまだまだ上を目指せると思っていました。左に張ったり、道中でムキになったりと課題がまだなくなったわけではないので、次に向けて取り組んでいきたいです」
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高野友和調教師(同)「
ホープフルSが課題しかないという走りだったので、今回はちゃんと走れるように牧場、厩舎と連携してやってきました。ちゃんとしたレースができて勝ててホッとしました。能力は間違いないと思っていました。距離はこれくらいのほうが合っていますね」