にしのけいご
きいいろ
エース2号
金子京介
P-chan☆
導師嵐山
ジャンヌ
ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は天皇賞(秋)・馬場の有利不利、教えます! をお届けします! 土曜日の東京芝のレース結果、近年の天皇賞(秋)の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。 この中間、雨量計で観測された降水はゼロ。路盤の状態がいいうえに、A→Bコース変更週とあって芝部分の具合も良好。芝1600mで行われた、10R・紅葉S(3歳以上3勝クラス)の勝ちタイムは1分31秒9。軽めの走りやすいコンディションだったことがうかがえる。 土曜日施行の芝競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は2、3、10、3、4、3番手。Bコースに変わって内柵沿いの傷みがカバーされたことにより、前週と比べれば内側を通る馬の踏ん張りがきくようにはなった。しかしながら、4角先頭馬は【0.0.2.4】とやや苦戦。前有利とは必ずしもいえないものがある。 また、勝ち馬6頭はいずれも上がり3Fタイム順位5位以内でフィニッシュ。1~2着馬12頭中10頭が33秒台の上がり3Fタイムをマークしている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが重要。速い上がりへの対応力が問われるコンディションと捉えるべきだろう。 日曜日の天気は不安定(29日7時の時点)だが、予報通りであれば開催中の雨量はそれほどでもなさそう。突発的な大雨でもない限りは、土曜日と似たような傾向に落ち着くことが予想される。それゆえ枠順に固執せず、末脚のしっかりしたタイプを優先したほうが好結果につながりやすいのではないか。 なお、近年の天皇賞(秋)は、前年秋以降に東京芝のG1において、着順が3着以内、かつ上がり3Fタイム順位が1位となった経験のある馬が攻勢。過去5年の優勝馬すべてが、この条件をクリアしている。上がりの脚という要素は先に触れた傾向にも重なることから、有効に活用したいデータといえよう。 今回の出走メンバーで要点(前年秋以降に上がり3Fタイム1位での東京芝G1好走歴)を満たしているのは、⑦イクイノックス1頭のみ。よって当欄では、⑦イクイノックスを本命に指名する。 【馬場予想からの注目馬】 ⑦イクイノックス