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パリロンシャン競馬場は、1周約2700mの右回りコース。凱旋門賞が行われる芝2400mは、約1000mのバックストレッチと、約900mのカーブ(後半約250mがフォルスストレート)と、最後の直線約533mの3part構成されています。向こう正面の一番奥からスタートして、400m付近から高低差14mの坂を上がり、大回りのコーナーで10mほど下ります。その先がフォルスストレートです。 日本のスポーツ新聞では「フォルスストレートは我慢して♪」と綴られておりますが、それはあくまでも馬場が悪化した場合。近年はスローペースがほとんどで、フォルスストレートで動かないと置き去りにされます。2013年の凱旋門賞でフォルスストレートで我慢したオルフェーヴルは、フォルスストレートで動いたトレヴに置き去りにされました。その「我慢して♪」という型に嵌めた考えこそが、日本馬の勝機を逃している気がしてなしません。 しかし、本日は「TRES SOUPLE(Very Soft)」(重馬場)ですから、前記したようなレースにはならないでしょう。時にスタミナのない日本馬は、「フォルスで我慢」が上策。また、今年は凱旋門賞では初めてオープンストレッチが採用されます。オープンストレッチとは、ゴールまでの450m地点から内ラチがさらに内に6mほど広がったもの。 つまり、内枠の差し馬は、ここで前の馬を交わせるので、フォルスストレートで無理に動く必要はありません。また、オープンストレッチを使用するとレースがスローペース化することが多いのですが、重馬場で行われる今年ははどうでしょうか? まともにスタートすればテンの速いキセキが逃げる型になりますが、同馬は馬場が悪化したことで、不良馬場の菊花賞Vのように待機策をしてくる可能性があります。鞍上が逃げることの恐ろしさを嫌というほど知っているスミヨン騎手だけに、ラビットのようなレースをせず、2番手か、場合によてはもっと後方からのレースになると見ています。 おそらく大外枠から仏国の逃げ馬ガイヤースが逃げる可能性が高いと見ています。2番手はキセキかマジカル。ブライアン陣営は底を見せたマジカルよりも、3歳牡馬のジャパンのうほうに勝ってもたいたいはずなので、マジカルのうほうが前に行くでしょう。エネイブルはジャパンと同じくらいの位置から、同馬を意識して動いて行く気がしていません。そもそもデットーリ騎手は、本番では待機策を取り、隙を見て動いて行くような騎手です。 よって、◎には、Good to Soft(稍重)で行われ、消耗戦となり前がぶっ潰れたキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを、後方から道中で位置を上げ、直線でクリスタルオーシャンとの競り合いをクビ差で制した(8)エネイブルを推します。今回は道悪巧者のライバル(クリスタルオーシャン)が不在。また、Softな馬場は競走馬の総合力が問われて、強い馬が優勝することが多いので、ここは中心視しました。 〇は、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで◎エネイブルと0.3秒差(3着)、遡れば昨年の凱旋門賞でもエネイブルと0.3秒差(4着)の(2)ヴァルトガイスト。昨年の凱旋門賞では休養明けの前哨戦・フォア賞を圧勝したことからダメージが出ると見て無印にしましたが、直線で前が壁になる不利がありながらも4着。今回のメンバー、対欧州勢では◎エネイブルに次ぐ存在となるだけに対抗評価としました。 ▲は、昨秋のジャパンCでは逃げてレコード決着にした(4)キセキ。ジャパンCでは勝ち馬アーモンドアイと0.3秒差。遡れば極悪馬場で行われた一昨年の菊花賞を制しているようにスタミナがあります。ただし、逃げるのは不利な戦法。その他の先行、差し、追い込み馬よりも上の能力がなければ、よほど展開に恵まれない限り逃げ切れません。まして凱旋門賞を逃げ切るのは、難儀なことです、。このあたりを意識して今回は逃げないと見ているので3番手評価としました。 良馬場ならばフィエールマンの瞬発力に期待したろころですが、日本の重馬場を未経験で仏国の重馬場をこなすのは難儀なこと。それでも勝てたらすごいですが、通常は前半で消耗して末脚不発ということになるので、そのぶんキセキに期待しました。 あとは△に前々走で仏ダービーを制した(12)ソットサス。前々走では、2013年のディアヌ賞でトレヴが記録したレコードタイムを更新したように超絶ハイペース。前が崩れたことで展開に恵まれた面はあります。しかし、休養明けのニエル賞でも、直線で進路を失う場面がありながら、開いてからは一瞬で差し切っており、その勢いに期待しました。前走は直線の不利で、この馬本来の能力を出し切っていないので、今回での上積みが見込めます。また、近2走こそ良馬場でしたが、3走前のオープン特別・シュレンヌ賞では、酷い道悪の中で大楽勝しているので、道悪でも問題ありません。 他では、昨年の凱旋門賞では9着でしたが、その後のレースでは9戦連続連対の(9)マジカル。この馬が2着だった4戦中3戦の勝ち馬がエネイブルで1戦がクリスタルオーシャン。また、Soft(重馬場)で行われた4走前のプリンスオブウェールズSでは、道悪の鬼のクリスタルオーシャンに0.3秒差(2着)まで迫っていることから考えても、道悪でも悪くないはず。これまでエネイブルとの対決では4戦4連敗と完敗の形ですが、エネイブルが勝ってまた2着のパターンなら十分あるでしょう。 |
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