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まずは有馬記念の回顧から。本命打ったイクイノックス強かったですね。来年はこの馬が主役だと思ってましたし、気が早いですが種牡馬としてもサンデーサイレンス系の主役になっていく存在だと思っています。2着の福永騎手のラスト有馬記念だったボルドグフーシュは中間の報道多く、余分に人気になるんじゃないかと思ってましたが意外に6番人気止まりでした。これはコラムの通り、力つけてきての好走でした。3着ジェラルディーナが人気サイドでは最も来てほしくなかった(笑)3番人気馬ですが、やはりエリザベス女王杯との関連強いようで、きちゃいました・・。3連単数百円持ってましたが、トリガミ(単、馬連、馬単と合わせても)になっちゃいました。ただ、4,5,6着あたりは、バッサリ消した馬達だったので、まあしょうがないです。5着エフフォーリアの復活は大変かもしれませんね。馬体診断で細江さんが「牛チック」とかなり太いのを指摘してましたが馬体重のプラス12㎏以上に、無双状態だった時との違い顕著でした。それでもこの着順なので能力あるのでしょうが、あの強さは戻ってこないように思います。タイトルホルダーは大敗しましたが逃げ馬は良くない時は、終いバタバタになるので、まだ来春とかに復活してくるのはありそう。
そうそう、プロテストのオーディション枠にエントリーしました。オーディション枠には
「B:ブログ・SNSなどのメディアで情報発信力を持っている方。」
というのがあったので、ウマニティでのプロ時代のG1での競馬コラムの続きである競馬日記を続けてきたので、ネタ枠でも何でもいいので、返り咲けるといいんですが(笑)数値(勝率とか回収率とか)出すのは、全レース全額、3連単メインというのは向かないスタイルだとは思いますが、実際全レース馬券を買ってますが、額は3連単12点で1点100円の1200円のレースから、G1の数万円まで幅があります。コマの上げ下げは大事なんでしょうが、登録予想は全額いきたくなるものです。野球でいうとホームラン狙いで三振多い感じですかね。まあ実際厳しいんでしょうが、プロ合格の時も上が抜けて(複数アカウントでの自分買いなど)繰り上げ当選だったので、コロナ対応で頑張ってきたし、年末も30日午前までは外来やって、大晦日も元旦というか毎日、急性期で数十人入院患者かかえてるので、出勤し続けるので、朗報とどくといいんですがね・・。
今年最後のG1のホープフルSは、この時期の3歳馬にとっては中山2000Mというのがかなりスタミナ問われるようで、この時期での完成度とともにスタミナも好走には重要な要素でそこらへんの検討が大事そうです。ただ有馬記念みてると、例年ほど馬場は重くないのかもしれません。今回のメンバーでは軸に良さそうなのが数頭、後は大混戦という感じで馬券的には少額で3着手広く三連単馬券が良さそう。
それでは恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 ガストリック:東スポ杯2歳Sを5番人気ながら勝った。スタート良くなかったがインを通って三浦騎手にしては珍しくロスの少ない競馬で人気馬の追撃をしのいだ。ただいつも書いているようにG1での三浦騎手は全く買いたくない。しかも東京だと多少強引な差しも決まったりするが、今回は中山だけに買いにくい。(新馬勝ちした永野騎手の方がむしろ楽しみなくらい)種牡馬としてもっとやれるかと思われたジャスタウェイも代表的な産駒がダノンザキッドやヴェロックスなど、早い時期に強さみせるも父のような成長力はなく、このガストリックが久々の重賞勝ち。母エーシンエポナも自身は2勝クラス止まりだが、カーリン産駒のマル外で繁殖としてはもっと結果だしても良いとは思うが、やはり三浦騎手というのが・・・。三浦騎手を好きな人は、調教の動き含め、馬はいいので買ってください(笑)
2番人気想定 ハーツコンチェルト:中京の新馬戦で上り33.9秒の強烈な末脚で8馬身ちぎったら、来年のダービー馬など、かなり気の早い事を言う人も出て来て東スポ杯2歳Sも断然の1番人気(単勝1.8倍)だったが出遅れて、差してくるも3着に負けた。豪快さと不器用さ併せ持つハーツクライ産駒らしいともいえる負け方で、巻き返してくる可能性十分ありそうだが、器用さ問われるこのコース向きではない。それとグリーン軍団がG1勝つとかもピンとこない。
3番人気想定 ミッキーカプチーノ:新馬勝ちの後の葉牡丹賞が今回と同じコースで3馬身半差の強い勝ち方を見せた。前走出遅れ気味で後方からだったが、スルスルと好位につけ、あっさり抜け出したあたりはエピファネイア産駒らしい強さだった。母スティールパスはダート交流重賞勝ち馬で、千代田牧場のトレンドハンター(桜花賞3着)の半姉でもあり、また矢作調教師と戸崎騎手の南関コンビで、戸崎騎手は昨秋の秋華賞以来のG1勝ちの大チャンスでは。地味なG1だけに、G1へのこだわり少ない戸崎騎手向きともいえる。
4番人気想定 ファントムシーフ:新馬勝ち、オープンの野路菊S勝ちと連勝してきたが、前走はオープンとは名ばかりでレベル高くなかった(実際負かした相手もその後イマイチ)。福永騎手への応援票含め、妙味なく、ターフスポートの馬がG1でどうこういうのも想像しにくい(1口2.5万円だけに持ってる人は、かなり楽しめるだろうが)。ハービンジャー×サドラー系だけにスタミナありそうだがスピードや瞬発力がちょっと、な配合では。
5番人気想定 セレンディピティ:2戦目でやっと未勝利勝っての参戦だが、ノーザンF生産の近藤さんの馬で母母母はおなじみのグレースアドマイヤで、先々は強くなってきそう。ただ母父ハービンジャーなドゥラメンテ産駒で、前走も出遅れたし、まだ完成度は低そう。調教の動きよく現段階でも、それなりにやれても良い。
6番人気想定 キングズレイン:初戦の新馬でとりこぼすも、未勝利と百日草特別を連勝してきたノーザンF・サンデーレーシングの馬。ルーラーシップ産駒だが、母タッチングスピーチ(ディープインパクト産駒のローズS勝ち馬で母リッスンの良血馬)なだけに朝日杯JF勝ったドルチェモア(ルーラーシップ×桜花賞馬でディープインパクト産駒のアユサン)同様の母でしゃきっとさせて、ルーラーシップのもったり不器用をカバーする成功パターンでは。先行力あり通用するのでは。
7番人気想定 フェイト:ノーザンF生産良血馬(父リアルスティール)で藤田さんが1.8億で買って矢作厩舎という、肩書はトップレベルな感じだが、初戦の新馬戦は5馬身差での圧勝みせるも2戦目の東スポ杯2歳Sでは5着と勝負どころでの反応悪かった。ただ新馬勝ちから3か月以上経っていて、気持ち入ってなかったのもありそうで、能力はまだまだあるはず。ヒモには良いのでは。
8番人気想定 グリューネグリーン:新馬戦はとりこぼしたが、未勝利と京都2歳Sを連勝してきた。ただ前走の京都2歳Sは4角や直線で後続がものすごいごちゃついて不利だらけとなり、ラッキーなことに逃げ切れた。ラブリーデイ×スペシャルウィークでスタミナもありそうなサンデーサイレンス4×3やニジンスキー5×5など持ちだが、そうスケール感が無い。
9番人気想定 セブンマジシャン:父がジャスタウェイ、母父メイショウサムソンだが母はクロノジェネシスの半姉でもあり、ノーザンF生産馬だし、能力秘めているのだろう。ただ新馬と黄菊賞を連勝してきたとはいえ、あまりインパクトの無い勝ち方でもあり(メイショウサムソンもそういう感じではあったが)、強くなるのは、まだ先では。
10番人気以下想定
ドゥラエレーデ:ノーザンF生産馬で1.1億の値がついたように、父ドゥラメンテ、母はオルフェーヴル×マルペンサ(サトノダイヤモンドの母)という、これからの時代を背負っていくような血統の組み合わせの馬だが、3戦目にダートでようやく勝ち上がったように出だしは正直期待はずれ。ただ前走ムーア騎手が乗って、スイッチ入ったのか東スポ杯2歳Sでは4着ながらもたったの0.2秒差と芝で未勝利勝ち上がれなかった馬とは思われない進歩みせた。のびしろまだまだありそうで大穴で狙ってみても良い馬では。
トップナイフ:デクラレーションオブウォー(ダンチヒ系地味種牡馬)×スピニングワールド(父ヌレイエフだが地味種牡馬)×バンブーアトラス(昭和な気性荒い種牡馬)というかなり地味血統なのに北海道サマーセールでいい値段ついたように動きの良かった馬。6戦2勝で前走の京都2歳S2着したり頑張っているが、さすがにここでは厳しいのでは。ただ京都2歳Sは前述の通り、めずらしいくらい渋滞で不利多発レースだったので、着順とは違って巻き返してくる馬が居ておかしくないレースではあった。
シーウィザード:ビーチパトロール×メジロベイリーの北海道サマーセールで330万の馬がすでに3100万稼いでいて岡田牧雄さんの相馬眼さすがですが、3戦2勝とはいえ、前走の芙蓉Sは超低レベルでもあり、G1でどうこういうレベルでない。
ヴェルテンベルク:2戦目で未勝利勝ち、3戦目で11番人気ながら京都2歳S3着と着実にステップアップしてきた。父キタサンブラックで母母マルカコマチでサンデーサイレンス3×3やリファール5×5もあり、ノーザンFよりゆったり仕上げな社台F生産馬だけに(宮本厩舎もわりとそう)ここらで更に大きな上積みみせるのでは。ヒモ穴で。
ジェイパームス:半兄にホープフルS勝ちのキラーアビリティが居て、父がディープからジャスタウェイにかわったが、新馬でしっかり伸びて勝った。ノーザンF・堀厩舎だけに使ってくるにはしっかりしたデキでくるのでは。3着手広くで入れる予定。
スカパラダイス:シルバーステート×グラスワンダーの配合で夏の小倉で新馬勝ちしたが、その後大敗つづきで買えない。
ジュンツバメガエシ:ジャスタウェイ×エリシオ牝馬という配合のアドマイヤジャスタの全弟だが新馬とりこぼし、前走ようやく未勝利勝ったが、それほどインパクト無く、強くなってくるのはまだ先になりそう。
ボーンイングランデ:サトノクラウン×ブラックタイド牝馬という配合で新馬の超スロー戦を勝ってきたが、G1でどうこういう感じでない。
モンドプリューム:サトノダイヤモンド×シニスターミニスター牝馬という配合で、ブリーズアップセール出身らしく6月からほぼ毎月使われての6戦消化してのダートでの2勝。ここでは要らない。
<まとめ>
有力:ミッキーカプチーノ
ヒモに:ハーツコンチェルト、ガストリック、キングズレイン、フェイト
穴で:ドゥラエレーデ、ヴェルテンベルク、ジェイパームス
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