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【オークス2024】ズバリ!調教診断(最終版) ステレンボッシュを最高評価!小差でチェルヴィニアが続く!

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【オークス2024】ズバリ!調教診断(最終版) ステレンボッシュを最高評価!小差でチェルヴィニアが続く!


日曜日に行われるオークスの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

ミアネーロ【B】
美浦W併走(15日)。しまい重視の内容。1週前に見られた反応の渋さが薄れ、そのぶん四肢のさばきも素軽くなった印象。手前替えもスムーズだった。低い重心を維持しつつ、テンポ良く脚を伸ばすさまから、体調面の不安はなさそう。この1本でさらに上向くようなら、面白い存在になりそうだ。

クイーンズウォーク【B】
栗東坂路単走(15日)。整える程度の軽めの内容。直線では終始右手前のままだったが、本番は左回り。深刻視する必要はない。リラックスして走れていたし、フォームも安定している。あと少しラストのキレが増せば、といったところだが、決して重苦しい動きではない。ひとまず順調とみてよさそうだ。


エセルフリーダ【C】
美浦W併走(15日)。四肢のさばきは素軽く、競る意欲も強い。その点は評価できるのだが、直線では最後まで左手前のまま。稽古と同じ左回りのG1に挑むにあたり、手前替えがひと息だったのは心配材料。本番でジョッキーがうまくコントロールできれば、という条件付きの狙いとなろう。

パレハ【C】
栗東坂路併走(15日)。直線序盤は僚馬の真後ろで折り合いをつける。そこまでは良かったのだが、追われてからの反応が渋く、抜け出すまでに少し時間を要してしまった。体重の軽い騎手候補生がまたがっていたことを思えば、脚どりもやや重い印象。評価は上げづらい。

コガネノソラ【B】
美浦W併走(15日)。しなやかに四肢を伸ばして活気のある走り。手前替えもスムーズ、フォームのバランスも悪くない。追い切りの動きを確認する限り、中2週続きの反動や疲れはうかがえず、この馬自身のパフォーマンスはきちんと示している印象。いい状態をキープしている。

サンセットビュー【C】
栗東坂路単走(15日)。前を行く馬を目標にして進むも、力みがちで一本調子の走り。1週前と同様、鞍上の促しに対する反応が薄く、ラストも刻んだ時計ほどの鋭さは感じない。もう少し動きにメリハリがほしいところ。東京芝2400mのG1で、前回を大きく超えるパフォーマンスまではどうか。

ステレンボッシュ【A】
美浦W併走(15日)。コーナーで前2頭との差を一気に詰めると、直線でも大きな完歩を駆使して、最後は体勢五分のかたちに持ち込んだ。桜花賞の中間時よりも落ち着いて走れているし、四肢のさばきも柔らかい。体幹も安定している。調教面からは、取り立てて割り引くほどの材料はない。

ホーエリート【B】
美浦W単走(15日)。完歩が大きく、バネ感のある走り。その一方、本番と同じ左回りの調整、かつ本番で騎乗予定の騎手がまたがっていながら、直線での右手前が長続きせず、早々に手前を戻してしまったのはいただけない。判断に悩ましいが、今回は手前以外の動きの良さを評価してのB判定とする。

ラヴァンダ【B】
栗東坂路併走(15日)。テンションこそ高めだが、バネを感じるフットワーク。体も上手に使えている。元来が攻め駆けするタイプゆえ、前走時の状態を大きく上回るまでには至らないかもしれないが、劣るという印象はまったくない。穴候補として一考の余地はある。

アドマイヤベル【B】
美浦W単走(15日)。息を整える程度の内容。気持ち重心は高く映るが、四肢のさばき自体は素軽く、トビに高さもある。落ち着きがあるのもいい傾向。あと少し後肢の入りが深くなれば、といったところだが、決して気配は悪くない。及第点の仕上がり。


ヴィントシュティレ【C】
美浦坂路単走(15日)。四肢のさばきが軽く、トビの大きな走り。手前もスムーズに替えることができている。一方で、やや頭が高く、首の可動域も狭い。そのせいか、ジョッキー騎乗としては、追われてからの鋭さが不足している感じ。一気に相手が強化されるG1で、大望まではどうか。

チェルヴィニア【A】
美浦W併走(15日)。両サイドから僚馬に挟まれても、集中を切らすことなく自身のリズムをキープ。桜花賞の中間時より口向きが良くなっていることも好感が持てる。大きな完歩が目を引き、スイッチが入った直後の伸びも鋭い。状態は良く映る。反撃のシーンがあっても不思議はない。

スウィープフィート【B】
栗東坂路単走(15日)。首の位置こそ高めだが、前肢は大きく使えており、体幹もしっかりしている。ラストの反応と伸びも上々だった。テンションが高くなりつつある点は課題だが、馬自身の体調は良さそう。あとは輸送を無事にクリアして、落ち着いた状態でレースに臨めるかどうか。当日の気配には注意したい。

ライトバック【B】
栗東CW併走(15日)。コーナーから直線序盤にかけて、難しいところを見せるのは相変わらずだが、鞍上がゴーサインを送ると機敏に反応。あっさりと僚馬をパスした。デキ落ちはなさそうなので、あとはとにもかくにも実戦での折り合い次第。それが最大の焦点となる。

サフィラ【C】
栗東坂路単走(15日)。1週前は良い内容だったが、今回は少しバタバタした感じ。鞍上が抑えていたことを考慮しても、全体的に動きがこぢんまりと映るのは気になるところ。ラストはそれなりに脚を伸ばしたとはいえ、もっと上の走りがある馬。その点を鑑みると、高評価をつけるのはためらってしまう。

ショウナンマヌエラ【C】
栗東坂路単走(15日)。道中はリズム重視で運び、しまいを軽く伸ばす調整。それはいいとしても、四肢のさばきがやや硬く、完歩も小さめ。振り返れば、桜花賞の当該週も似たような内容だった。こうした動きが平常運転なのかもしれないが、前回から良い意味での変化が見られないのも事実。高評価はしづらい。

タガノエルピーダ【B】
栗東CW併走(15日)。折り合い重視の内容。ゴール標識付近では体勢不利のかたちとなってしまったが、先着にこだわる調教ではなく、手応えにも余力が残っている。実際、ゴール標識を過ぎて間もなく僚馬の前に出ており、過度の心配は無用。フォームのバランスも悪くなく、この馬なりに順調と判断したい。

ランスオブクイーン【B】
栗東CW併走(16日)。反応を確かめる程度の内容。舌を出していたが、集中力を欠いている感じはなく、脚さばきも安定している。最後は滑らかに加速して、悠々と先着を果たしたように、鞍上との息も合っている様子。大きな上積みまではどうかも、この馬なりにいい状態を維持している印象を持つ。



【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。筆頭には、⑦ステレンボッシュを挙げたい。この厩舎にしては珍しく大きく追走するかたちの最終追い切りだったが、早い段階からするするとギアを上げて柔軟に対応。最後は楽々と五分の体勢に持ち込んだ。1週前追い切りでも、前走時より踏み込んだ調教を施させており、順調にきているとみてよさそう。持てる力をフルに発揮できる態勢と判断したい。

小差の次位に、⑫チェルヴィニア。はずむようなフットワーク、スイッチが入った直後の加速は目を引くものがあった。1週前のW、日曜日の坂路としっかり負荷をかけたことが功を奏したのか、ここにきてグンと状態が上がってきた様子。前走大敗からガラリ一変の場面があっても驚けない。

<注目馬>
ステレンボッシュ ⑫チェルヴィニア



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