10月21日の東京9R・くるみ賞(2歳500万下、芝1400メートル、8頭立て)は、北村友一騎手騎乗の4番人気ウィンターリリー(牝、美浦・岩戸孝樹厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムは1分23秒7(良)。新馬勝ち、カンナS・4着の前2走は出負けして後方から差すレースをしてきたウィンターリリーだったが、この日はきれいにスタートを決めてハナへ。道中の手応えもよく、戦法に幅を増すおまけつきで2勝目をゲットした。
半馬身差の2着には好発控えて好位を追走、直線は内から脚を伸ばしたイチゴミルフィーユ(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着に中団から内めを伸びたミトロジー(1番人気)。
くるみ賞を勝ったウィンターリリーは、父スウェプトオーヴァーボード、母チャプレット、母の父ゼンノロブロイという血統。通算成績は3戦2勝。
◆北村友一騎手(1着 ウィンターリリー)「テンションはすごく高いですが、ゲートをポンと出て、ハナへ自然と行く感じでした。ハナへ行ってフッと気持ちが抜けたのは良かったです。追ってからの反応も良かったです。今後はしまいの脚を生かせるように精神面が備わってくればいいと思います」
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