注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます!⇒いますぐ会員登録(無料)
POGウォッチリストに登録すると、ウマニティPOGのPOGリストに追加できます!

アダムバローズ(競走馬)

注目ホース

アダムバローズの関連ニュース

 ダービー(28日、東京、GI、芝2400メートル)に出走予定だったアダムバローズ(栗・角田、牡3)が、右前脚捻挫のため、同レースを回避することが2日、明らかになった。皐月賞(17着)のレース中に痛めたもので、4日に球節部の軟骨除去手術を受ける。角田調教師は「全治3カ月くらいなので、菊花賞(10月22日、京都、GI、芝3000メートル)には間に合うでしょう」と見通しを語った。

アダムバローズの競走成績はこちら

【京都新聞杯】レース展望 2017年5月1日(月) 16:06

 京都の土曜メインは、ダービー(28日、東京、GI、芝2400メートル)への東上最終便となる京都新聞杯(6日、GII、芝・外2200メートル)。出走予定馬はいずれも、ここで賞金を加算しないと、ダービー出走はかなわない。遅れてきたクラシック候補たちによる注目のバトルだ。

 インヴィクタ(栗東・友道康夫厩舎、牡)は前走の若葉Sで3着。過去4走して、馬券圏内を外れたのは札幌2歳Sの7着の一戦だけで、当時はトラストが逃げ切る展開だった。小回りで出遅れて後手に回ったもので、度外視していい。前走はアダムバローズが2番手から早め先頭で押し切る展開の中、後方からよく脚を伸ばしたが、内回りが不向きだった印象だ。今回はゆったり走れる外回り。身上の末脚勝負にかけられるだろう。いとこにヴィルシーナヴィブロスのGI姉妹がいる血統。この血筋を知り尽くす厩舎でもあり、夢舞台への切符をつかみ取る可能性は高いとみる。

 サトノクロニクル(栗東・池江泰寿厩舎、牡)は水仙賞で2着。まだ1勝馬ながらも大崩れがない。半兄は2015年にこの京都新聞杯を勝ち、ダービーでも2着に好走したサトノラーゼン。舞台設定はばっちりだ。新馬2着、未勝利勝ちは芝1800メートルだったが、父がハーツクライでもあり、距離延長は歓迎。兄に次ぐ重賞制覇を飾って、ダービーに駒を進めたいところだ。

 ダノンディスタンス(栗東・佐々木晶三厩舎、牡)は前走のすみれSで5着に敗退したが、2走前の若駒Sではアダムバローズとハナ差の接戦(2着)を演じている。過去にカデナベストアプローチといった強いメンバーと戦ってきた実績は軽視できない。こちらも祖母がトゥザヴィクトリーという良血。新種牡馬ルーラーシップとしても重賞初Vがかかる一戦だ。

 プラチナムバレット(栗東・河内洋厩舎、牡)ははなみずき賞で2勝目をマーク。使いながら体も引き締まって、素軽さが増している。半姉スマートレイアーと違い、こちらは父がマンハッタンカフェで距離が延びていいタイプ。前々でレース運びができる器用さも魅力だ。はなみずき賞組が過去3年連続で連対しているデータも強調できる。

 関東馬ミッキースワロー(美浦・菊沢隆徳厩舎、牡)はひめさゆり賞で2勝目をゲット。初勝利を中山の芝2200メートルで挙げており、距離にも不安はない。父トーセンホマレボシは5年前のこのレース勝ち馬で、ダービーでも3着に好走した。祖母は桜花賞2着馬ツィンクルブライドという血統で、決め手勝負なら侮れない。デビュー2年目、菊沢一樹騎手の手綱さばきにも注目だ。

 サトノリュウガ(栗東・平田修厩舎、牡)は4カ月ぶりの実戦になるが、未勝利−福寿草特別と連勝して地力を示した。京都コースは2戦2勝と相性がいい。休み明けだけに最終追い切りの動きがポイントになるが、3代母には女傑エアグルーヴがいる良血馬。能力的にはここでも互角以上に戦える。

 ゴールドハット(栗東・角居勝彦厩舎、牡)は、現役時に角居厩舎で活躍したハットトリックを父に持つ米国産馬。1600メートルから2200メートルへの距離延長が鍵になるが、レースセンスの良さと切れ味は魅力だ。前走は案外だったが、好時計で圧勝劇を演じた2走前を見ても、馬場のいい京都に戻るのは歓迎だろう。

 ほかにもダートで2勝して芝に戻るカケルテソーロ(栗東・吉村圭司厩舎、牡)やメルヴィンカズマ(栗東・西浦勝一厩舎、牡)も侮れない。

京都新聞杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【3歳次走報】ダンビュライト、ダービーへ2017年4月19日(水) 05:00

 ★皐月賞3着ダンビュライト(栗・音無、牡)は引き続き武豊騎手でダービーへ。8着ウインブライト(美・畠山、牡)、9着カデナ(栗・中竹、牡)、17着アダムバローズ(栗・角田、牡)もダービーを目指す。18着アメリカズカップ(栗・音無、牡)は状態を見て出否を決める。12着アウトライアーズ(美・小島茂、牡)はNHKマイルC(同7日、東京、GI、芝1600メートル)。

 ★桜花賞3着ソウルスターリング(美・藤沢和、牝)は宮城・山元トレセンから21日に帰厩し、オークスに備える。

 ★デイジー賞を勝ったマナローラ(栗・鮫島、牝)はオークスに登録する。

 ★雪うさぎ賞を制したレジーナフォルテ(美・佐藤吉、牝)、15日中山の500万下(芝1200メートル)を勝ったスビールアスール(美・武藤、牝)は葵S(5月13日、京都、OP、芝1200メートル)へ。

[もっと見る]

【皐月賞】レースを終えて…関係者談話2017年4月17日(月) 05:01

 ◆松岡騎手(ウインブライト8着) 「道中、上がっていくときに余裕がなく、速い時計(の決着)に対応できなかった」

 ◆福永騎手(カデナ9着) 「スタートしてからモタモタして、反応が鈍かった。(向こう正面で)内から上がっていったが、直線では手応えがなくなった」

 ◆和田騎手(プラチナヴォイス10着) 「いい位置で流れに乗れた。片側ブリンカーでモタれる面はなかったが、最後で止まった」

 ◆戸崎騎手(サトノアレス11着) 「スタートは出たが、スピードに乗るまでモタモタしていた。気持ちの問題なのかな」

 ◆田辺騎手(アウトライアーズ12着) 「時計の速い勝負は初めてで、そのあたりが影響したかも」

 ◆柴田大騎手(トラスト13着) 「折り合いもついて、4コーナーまでいい感じ。時計も速くて相手も強かった」

 ◆江田照騎手(コマノインパルス14着) 「ジワーッと伸びていく感じなので、もう少し時計がかかってほしかった」

 ◆久保田師(キングズラッシュ15着) 「休み明けで外を回されて、時計も速かった」

 ◆池添騎手(アダムバローズ17着) 「後続に一気に来られて(手応えが)なくなった」

 ◆松若騎手(アメリカズカップ18着) 「スピード負けした」

★16日中山11R「皐月賞」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【皐月賞】伏兵アルアインが三冠初戦を制す! 2017年4月16日() 15:48

 4月16日の中山11Rで行われた第77回皐月賞(3歳オープン、GI、芝・内2000メートル、定量、18頭立て、1着賞金=1億円)は、松山弘平騎手騎乗の9番人気アルアイン(牡、栗東・池江泰寿厩舎)が制した。タイム1分57秒8(良)は、昨年にディーマジェスティがマークしたレースレコードを0秒1更新。2着は同じ池江泰寿厩舎のペルシアンナイト(4番人気)、3着はダンビュライト(12番人気)だった。牝馬として69年ぶりの優勝がかかっていた1番人気ファンディーナは7着。3連単は106万4360円の好配当となった。

 レースはアダムバローズがハナへ。アルアインは4〜6番手あたりで、トラストクリンチャーなどと先行集団を形成した。同じような位置取りだったファンディーナは、直線でいったん先頭に立ちかけたものの失速。代わって、後方から向こう正面で内ラチ沿いを一気に押し上げていたペルシアンナイトが、そのまま内を突いて抜け出したが、アルアインが猛然と追撃してゴール前でクビ差で差した。中団の前めから4コーナーでファンディーナの外に位置していたダンビュライトがしぶとく脚を伸ばし、さらに3/4馬身差の3着。2番人気スワーヴリチャードは6着、3番人気カデナは9着だった。

 アルアインは、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、母の父エッセンスオブドバイという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は5戦4勝。重賞は2017年毎日杯・GIIIに次いで2勝目。皐月賞は、池江泰寿調教師は11年オルフェーヴルに次いで2勝目。松山弘平騎手は初勝利で、JRA・GI初制覇。

 ◆松山弘平騎手「最高(の気分)でした。3、4コーナーの馬場の割ところで手応えが悪くなったんですが、直線でよく伸びてくれました。前走の毎日杯が強い競馬でしたので、皐月賞でもやれると思っていました。自在性がある馬なので、これから距離が延びても大丈夫でしょう。(自身は)これからはGIジョッキーとしてしっかりした競馬をしていきたいです」

★16日中山11R「皐月賞」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【東西現場記者走る】「控える」作戦でトラスト一発 2017年4月14日(金) 05:05

 1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI連載企画『東西現場記者走る』。皐月賞を担当する大阪サンスポの山口大輝記者(25)は、ここまで人気馬中心の取材だったが、4日目に穴馬を発掘した。注目したのはトラスト。先行馬が波乱を呼ぶのが皐月賞。折り合い面が改善された素質馬にダークホースの可能性を感じ、陣営を直撃した。

 密着取材も、ようやく折り返し地点。穴馬で食指が動くのは先行馬のトラストだ。

 皐月賞は小回りの中山芝2000メートルで、先行力が大きな武器となる。近年は差し馬優勢だが、2007年にヴィクトリー、08年にキャプテントゥーレがともに7番人気で逃げ切り勝ち。14年も3着ウインフルブルーム(8番人気)が先行策から高配当を呼んだ。

 トラストは地方所属の昨年9月に、札幌2歳Sで逃走V。栗東・中村厩舎に転厩後は4戦すべて重賞に出走し、掲示板を外していない。前走の毎日杯は5着だが、課題の折り合い面が進歩した。結果的には、位置取りが後ろすぎたが、本番に向けては不気味に映った。

 中村調教師を直撃すると、「もともとがおとなしい馬だったみたい。川崎から札幌の移動とかで、カリカリしてしまったらしい。ようやく本来に戻った感じだね」と証言する。

 状態面も文句なし。「GIで勝負するには、今までの中で一番のデキにするのが条件。筋肉がつきましたし、一番といっていい」とトレーナーはデキに太鼓判を押す。

 午後2時すぎに、枠順が発表。まさかの大外〔8〕枠(18)番は面食らったが、昨年もディーマジェスティが同枠からV。1990年以降、3頭が白星をつかんでおり、割り引く必要はない。

 トレーナーは「内に2頭(アダムバローズクリンチャー)いるからね。控えるよ」と作戦を示唆。アダムは重賞実績がなく、クリンチャーも初重賞。実績は上で、前を走る2頭を直線入り口でかわしての粘り込みがあっても不思議はない。

 週はじめに、担当の疋田厩務員から「コーナーが4つで息が入る舞台は合っている。3冠の中なら皐月賞が一番向きます」という話も聞いた。今回は再び、主戦の柴田大騎手に手綱が戻る。大舞台で歯車がピタッとかみ合う気がしてきた。 (山口大輝)

皐月賞の枠順はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【皐月賞】厩舎の話2017年4月14日(金) 05:01

 (1)マイスタイル・藤野助手 「外よりはいい。ゲートも速いし、競馬はしやすいんじゃないかな」

 (3)コマノインパルス・菊川師 「課題がある馬ではないですし、枠は問題ないですね。追い切り後も、いい状態です」

 (6)アウトライアーズ・阿部助手 「大外でも勝っていますし、枠にはこだわりません。自分の競馬に徹するだけです」

 (7)ペルシアンナイト・兼武助手 「内過ぎず外過ぎずいいんじゃないですか。1回使って状態も良くなっています」

 (9)プラチナヴォイス・野田助手 「極端すぎるのはどうかと思っていたので良かった。真っすぐ走れれば。力を出し切ってほしい」

 (10)ダンビュライト・生野助手 「真ん中ぐらいのちょうどいいところに入りました」

 (11)アルアイン・兼武助手 「だんだん大人になってきた。追い切りも素晴らしかったし、(枠は)ちょうどいい位置」

 (12)アメリカズカップ・生野助手 「偶数枠で真ん中のちょうどいいところ。2走前の出遅れはタイミングの問題で、ゲートは問題ありません」

 (14)キングズラッシュ・小林助手 「枠はどこでも良かったです。久々でも気にしないタイプで、雰囲気はいいですよ」

 (15)アダムバローズ・柴原助手 「あとは池添騎手に任せるだけですよ。うちの馬は平均ペース以上でいかないとどうしようもないですから」

 (16)クリンチャー・宮本師 「うちのが前にいくと思うよ。この馬は平均(ペース)より遅くなると駄目だからね」

皐月賞の枠順はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【皐月賞】厩舎の話2017年4月13日(木) 12:51

 アウトライアーズ・小島茂調教師「落ち着きすぎているのがどうか。実戦でいいほうに出れば」

 アダムバローズ・角田調教師「数を使っていて、自分で体を作れる。前走を叩かれ上向いた」

 アメリカズカップ・音無調教師「追走したので、けいこの遅れは気にならない。好位から」

 アルアイン・池江調教師「シンザン記念から前走の間にグンと成長した。厳しい競馬で勝った前走で強さを再確認」

 ウインブライト・畠山調教師「馬体が回復し、しっかり攻められた。距離も大丈夫だし、不利がなければ遜色はない」

 キングズラッシュ・伊坂助手「太め感なく仕上がった。気性面も成長」

 クリンチャー・宮本調教師「馬場を思えばラスト1F12秒7は優秀だ。先行する形がいい」

 コマノインパルス・菊川調教師「体調アップ。前走は特殊な流れの瞬発力勝負で厳しかった」

 スワーヴリチャード・庄野調教師「ギアチェンジが早く、反応がいい。前走も安心できた。いい脚を持続させたい」

 ダンビュライト・音無調教師「レース前に落ち着きが出てくれば、もっと走っていい馬だ」

 トラスト・中村調教師「けいこは理想的なラップだった。闘争心を上げたいが、落ち着きすぎ」

 プラチナヴォイス・鮫島調教師「ブリンカーを着用した前走でも内へ切れ込んだ。直線勝負で」

 ペルシアンナイト・池江調教師「前走は仕掛けての伸びが上々。成長力のある血統だし、コース、距離の心配もない」

 マイスタイル・昆調教師「器用さを求められる中山。スッとポジションが取れるのは大きいね」

(夕刊フジ)

皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【皐月賞】追って一言2017年4月13日(木) 05:04

 ◆アダムバローズ・角田師 「先週、ビシッとしたので馬なり。2コーナーからリラックスして走ることができていた」

 ◆アメリカズカップ・音無師 「太く感じたので併せ馬をした。馬場が悪く遅れたが、雰囲気は悪くない。実戦で変わってほしい」

 ◆キングズラッシュ・柴田善騎手 「動きは良かったし、精神的にも大人になった。だいぶトモがしっかりとしてきたので、あとは他馬との力関係だね」

 ◆クリンチャー・宮本師 「重たい馬場のなかでラストは伸びていた。当日もスタミナがいる状態になってほしい」

 ◆コマノインパルス・江田照騎手 「じわっと脚を伸ばしていくイメージで乗った。動きは良かったし、今のところ順調に来ている」

 ◆ダンビュライト・音無師 「いい併せ馬ができた。体も絞れるだろうし、あとは当日、落ち着いていれば」

 ◆トラスト・中村師 「先週に比べて気合が表に出てきた。距離延長が、いい方向に出れば」

 ◆マイスタイル・横山典騎手 「馬はできているから手応えを確認した。乗りやすいし、まだまだ伸びていく馬だよ」

皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【皐月賞】アダムバローズ、馬なりでラスト12秒42017年4月12日(水) 13:33

 若駒S→若葉Sを連勝中の唯一の4勝馬アダムバローズは栗東CWコースで単走。長めから馬なりでラスト1F12秒4をマークした。

 ■角田調教師「輸送もあるのでサッと。叩かれて良くなっている。数を使って、自分で体をつくれる面もある。後ろから行った京成杯で12着と結果が出ず、2走前から前へ。マイペースで」(夕刊フジ)

皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【皐月賞】レース展望 2017年4月10日(月) 15:45

 中山の日曜メインには、皐月賞(16日、GI、芝・内2000メートル)が行われる。今年はレース史上最多となる11頭の重賞ウイナーが集結。出走回避の予定のスズカメジャーを除けば、前走で掲示板に載らなかった馬は1頭しかおらず、それも最重要ステップの弥生賞で0秒4差6着のコマノインパルスなのだから、豪華メンバーと表現しても何ら問題はないだろう。2カ月続いた中山開催の最終日を締めくくるにふさわしい熱戦が繰り広げられることは間違いなさそうだ。9日の桜花賞では圧倒的1番人気のソウルスターリングが3着に敗れる波乱があったが、“最も速い馬が勝つ”といわれる3歳馬による伝統の一戦には、どんなドラマが待っているのか。

 最大の注目は、69年ぶりの牝馬Vを狙うファンディーナ(栗東・高野友和厩舎)の存在だ。今年1月のデビュー戦は9馬身差で逃げ切り勝ち。2戦目のつばき賞は好位でレースを進め、上がり3ハロン33秒0という究極の瞬発力で楽々と1馬身3/4差で制した。重賞初挑戦かつ初の長距離輸送だった前走のフラワーCは、2番手からノーステッキで2着に5馬身差をつけて、これもワンサイド。圧倒的な走りで3連勝と、非の打ちどころがない。

 過去、牝馬は23頭が挑戦。栄冠に輝いたのは1947年トキツカゼ、48年ヒデヒカリの2頭のみだが、クラシックの追加登録料200万円を支払っての参戦となる。陣営は皐月賞のみならず、ダービー(こちらはクラシック登録済み)もターゲットにしており、史上3頭目の快挙さえ通過点という見方もできるほどだ。ディープインパクト産駒は初年度からなかなか皐月賞に縁がなかったが、昨年は1〜3着を独占。舞台にも不安はない。牝馬とはいえ500キロを超える馬格を誇り、今の力を要する中山の馬場でも、非凡な能力を存分に発揮できるはずだ。

 もちろん、迎え撃つ牡馬たちも黙ってはいない。その筆頭はスワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎)だろう。イスラボニータドゥラメンテディーマジェスティと、昨年まで3連勝している共同通信杯組。父は大舞台に強いハーツクライで、半兄にはきさらぎ賞2着のバンドワゴンがおり、2014年のセレクトセールで1億6740万円(税込み)で取り引きされたように早くから期待されていたクラシック候補だ。デビューからその期待に違わぬ走りを見せ、【2・2・0・0】の好成績で駒を進めてきた。前走の共同通信杯は、自慢の末脚で2着に2馬身半差の完勝。全4戦でコンビを組むダービー2勝のベテラン・四位洋文騎手も素質を高く評価している。中山初見参でも、牡馬のメンツにかけ、ファンディーナの野望を打ち砕く構えだ。

 京都2歳S→弥生賞を連勝し、勢いに乗るカデナ(栗東・中竹和也厩舎)も戴冠は譲れない。こちらも末脚が持ち味で、デビューからの5戦全てで上がり3ハロンはメンバー最速をマークしている。前走は、半馬身という着差以上の勝ちっぷりで、本番と同じ舞台で行われる前哨戦を難なくクリア。ディープインパクト×フレンチデピュティという配合は昨年のダービー馬マカヒキと同じで、血統面もGIを勝つにふさわしいものがある。また、コンビを組む福永祐一騎手は、皐月賞16度目の騎乗。父の福永洋一元騎手は、77年にハードバージで勝利しており、武邦彦元騎手(74年キタノカチドキ)−武豊騎手(93年ナリタタイシンなど3勝)に次ぐ史上2組目の父子制覇がかかる。

 2013年のロゴタイプから4連勝中の関東馬も役者がそろった。尾形藤吉元調教師に次ぐ史上2人目のJRA重賞100勝の偉業に挑む藤沢和雄調教師は、精鋭2頭を擁して牡馬クラシック初制覇に向かう。

 3戦3勝でホープフルSを制したレイデオロは、3冠馬ディープインパクトが近親にいて、スケールの大きな走りが魅力のキングカメハメハ産駒。ソエが出たことから約4カ月の休み明けでぶっつけの参戦となるが、じっくりと牧場で回復を待ち、帰厩後も入念に乗り込んで臨戦態勢は整っている。鞍上はクリストフ・ルメール騎手。桜花賞で涙をのんだソウルスターリングと同じトレーナーと騎手が、ここで意地を見せられるか。

 もう1頭は、昨年の朝日杯FSを勝った2歳王者サトノアレスだ。前走のフジテレビ賞スプリングSは4着だったが、明確な敗因がある。スタートのタイミングが合わなかったうえ、直後に他馬に寄られて後方からレースを進めることになり、直線でも他馬との接触があった。それでも勝ち馬とは0秒4差。休み明けを叩かれた上積みと3年連続リーディングの戸崎圭太騎手の継続騎乗で、前進は必至だろう。世代の頂点に立ったディープインパクト産駒が復権を目指す。

 そのフジテレビ賞スプリングSを制したウインブライト畠山吉宏厩舎)は、ステイゴールド産駒らしく、使われるごとに力をつけてきたレース巧者。鞍上の松岡正海騎手との息もぴったり合っている。前走で減っていた馬体も順調に回復。中山コースは【2・1・0・0】と崩れていない。連勝の勢いは本物で、勝ち負けを期待できる。

 同2着のアウトライアーズ小島茂之厩舎)は、現在、関東リーディングトップの田辺裕信騎手が、デビュー戦から競馬を教え込んでいる好素材だ。祖父ネオユニヴァース、父ヴィクトワールピサと父方はともに皐月賞馬で、自身もこの舞台で勝ち鞍がある。当然、Vを争う1頭だ。

 アーリントンCを3馬身差で快勝したペルシアンナイト(栗東・池江泰寿厩舎)も、これまで【3・1・1・0】と堅実な成績。GIではワンパンチ足りないハービンジャー産駒だが、伯父にはダートの頂点を極めたゴールドアリュールがおり、底力は侮れない。

 他にも、きさらぎ賞を勝ったアメリカズカップ(栗東・音無秀孝厩舎)、毎日杯の勝ち馬アルアイン(栗東・池江泰寿厩舎)は、重馬場で実績があり、馬場悪化や時計がかかる展開なら、上位進出は可能。弥生賞は6着だったが、京成杯の勝ち方が力強かったコマノインパルス(美浦・菊川正達厩舎)も要注意。穴男・江田照男騎手との新コンビで一発がありそうだ。また、藤岡佑介騎手とコンビを組んで2戦2勝、前走のすみれSは4馬身差の圧勝だったクリンチャー(栗東・宮本博厩舎)も侮れない。若駒Sで逃げ切り勝ちをし、若葉Sは2番手につけて早め先頭から押し切ったアダムバローズ(栗東・角田晃一厩舎)もマイペースで行けるようなら浮上の余地がある。

皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【皐月賞】特別登録馬2017年4月2日() 17:30

[もっと見る]

【若葉S】アダム、オープン連勝!皐月賞切符ゲット2017年3月19日() 05:03

 若葉ステークス(18日、阪神11R、3歳オープン(混)(指)、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金1900万円、1、2着馬に皐月賞の優先出走権=出走11頭)4番人気アダムバローズ(栗・角田、牡、父ハーツクライ)が2番手から抜け出し、前走の若駒Sに次いでオープン特別連勝を飾った。タイム2分0秒3(良)。6戦3勝。ハナ差2着の2番人気エクレアスパークルとともに皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。1番人気インヴィクタは3着だった。

 ◆池添騎手(アダムバローズ1着) 「最後はよく踏ん張ってしのいでくれました。本当にしぶといですね。本番でも自分の競馬ができれば」

 ◆川田騎手(エクレアスパークル2着) 「4角の手応えを考えれば、よく伸びてくれたと思います。これから成長してくれると思います」

 ◆ルメール騎手(インヴィクタ3着) 「内回りは忙しかった。4コーナー手前から反応し、ゴールまで伸びたが、前が止まらなかった」

 ◆シュタルケ騎手(シロニイ4着) 「久々の芝でよく頑張った。タフでスタミナがあるので、(次走から戻る予定の)ダートなら強いレースを見せてくれると思う」

★18日阪神11R「若葉ステークス」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【若葉S】アダムバローズが早め先頭から押し切る 2017年3月18日() 15:54

 3月18日の阪神11Rで行われた若葉ステークス(3歳オープン、芝・内2000メートル、馬齢)は、池添謙一騎手騎乗の4番人気アダムバローズ(牡、栗東・角田晃一厩舎)がV。若駒Sに続くオープン連勝を飾り、2着エクレアスパークル(2番人気)とともに皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは2分0秒3(良)。

 レースはタガノアシュラが引っ張った。2番手を進んでいたアダムバローズは直線で早め先頭から粘り腰を発揮。4〜5番手から急追してきたエクレアスパークルをハナ差で退けた。1番人気インヴィクタはさらに2馬身離れた3着。白毛馬シロニイ(8番人気)は4着だった。

 アダムバローズは、父ハーツクライ、母チャチャリーノ、母の父アンブライドルズソングという血統。北海道新ひだか町・服部健太郎氏の生産馬で、馬主は猪熊広次氏。通算成績は7戦4勝。

 ◆池添謙一騎手「タガノアシュラが(ハナを)主張したので、あまり絡むときつくなると思って控えました。少し力んでいましけど、タガノの後ろで我慢してくれて、最後もよくしのいでくれました。しぶとい馬なので、本番(皐月賞)でも自分の競馬ができればと思っています」

★18日阪神11R「若葉ステークス」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【若葉S】アダム“あれよあれよ”の逃走劇だ2017年3月17日(金) 12:06

 若駒Sをしぶとく逃げ切ったアダムバローズに再度期待だ。2ケタ着順が2戦続いたこともあって、その前走は5頭立て最低人気。後続からのマークが緩んだことも勝因のひとつだが、3勝目だったのだからフロックでもないだろう。

 「ダメージもなく、中間は順調。前走のように逃げる形が合っているね。(TRで)ペースが違ってくるかもしれないが、自分の形に持ち込めれば」と角田調教師。頭数も主導権が取れそうな11頭立てで、ここも“あれよあれよ”があって不思議はない。(夕刊フジ)

★若葉Sの枠順はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

29件中 1-15件目を表示≪前の15件 1 2 次の15件≫

レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。