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皆さん、こんにちは。ウマニティU指数攻略チームです。
今回は「クラス別のU指数的傾向と対策~古馬500万下編part1~」をお伝えいたします。検証対象としているのは、3歳以上および4歳以上の500万下のレースです。2歳限定および3歳限定の500万下のレースは分けて扱い、別の機会(第30回を予定)に言及させていただきます。古馬500万下は、多頭数の大混戦がよく見られる一方、未勝利を強い競馬で勝ち上がってきた3歳馬が、その勢いのまま上位人気で連勝を決めるレースも多い印象。いずれもU指数で攻略できれば文句なしですよね。それではデータを見ていきましょう。
※データの対象は、2015年6月6日~2018年5月27日の3年間に行われた中央競馬の全レース。ただし、U指数が算出されない新馬戦を除く。
【古馬500万下クラスの平均U指数】
全体平均 84.6
1着平均 87.2
2着以内平均 87.0
3着以内平均 86.8
これまでお伝えしてきた1600万下、1000万下には「全体平均と上位平均の差がほとんどない」という傾向が見てとれました。しかし、古馬500万下は違います。全体平均と上位平均とで、明確な差がついているのです。全体平均と1着平均の差は2.6ポイント。3着以内平均でもその差は2.2ポイント。これはすなわち、指数上位馬がその評価通りに上の着順に来るケースが多いということにほかなりません。
【古馬500万下クラスの条件別のU指数平均未満と以上の成績比較】
ご覧のように、各条件の平均未満と平均以上の成績比較データでも、両者の間には圧倒的な差が生じています。好走率も期待値も段違いです。古馬500万下は、ひたすら指数上位馬を中心に馬券を組み立てたほうがいい。データからはそう結論付けられます。つまり、「指数の高い馬を買う」という、基本に忠実な戦略が最善策になるということです。
最上位の1位の成績は、下表の通り好走率も期待値も素晴らしく、芝・ダート、関東馬・関西馬という条件で区切っても、どれも高い数字を示しています。ムラがないということは、どんな条件のレースでも勝負できるということ。これは本当に頼もしい限りです。
【U指数1位の条件別成績】
そんななかにあっても、さらに細かく見ていくと、良績の集中している条件が存在することが明らかになります。検証する過程でわかりやすい差が確認できたのは「コース」という切り口。以下、データ集計期間内にU指数1位が数多く1着を取ったコースおよび、高い単勝回収率をマークしたコースのトップ10を抽出し、それぞれの成績を一覧にしました。
【U指数1位のコース別成績(勝利数順トップ10)】
【U指数1位のコース別成績(単勝回収率順トップ10)】
※データ母数10以上かつ単勝回収率100%以上
古馬500万下はU指数上位馬の信頼度が高く、馬券的な期待値も高い。なかでも1位は抜けた存在です。今回紹介したコース別のデータを参考に、U指数1位でガンガン勝負を仕掛けてみてください!
次回はクラス別のU指数的傾向と対策 古馬500万下編part2をお伝えする予定です。お楽しみに!
■バックナンバー
(23)U指数上位5頭ボックスで儲ける方法(part5)
(24)クラス別のU指数的傾向と対策 2・3歳限定OP編
(25)クラス別のU指数的傾向と対策 1600万下編part1
(26)クラス別のU指数的傾向と対策 1600万下編part2
(27)クラス別のU指数的傾向と対策 1000万下編
※これ以前の回はこちらのバックナンバーページよりご覧ください
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